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癒しから希望へ

他人はいつもあなたが感じたことやわかったことなど目に見えないことを事実として受け止めづらく、その理由や根拠を誰にでもわかるようにと説明しろと立証を求めたがります。

しかしその人が現実と思っている科学的な世界さえ、全てはある理論を繰り返し実験した結果、多くの同じ結果が出たことを人が信じたものが現在の科学や数学、物理学になっています。心理学や哲学、医学においても同様です。

そのすべてに共通する重要な視点は、同じ実験を繰りして同じ結果が多く出るという事実が、最重要であると考えているからです。反対に、まれに起きたり、偶然と言われる数少ない出来事は、ほとんどが社会的事実として認めらません。

私がお伝えしたいことは社会的に認められているものを否定している訳ではなく少数派の意見も重要な事実だということを知ってほしいのです。

時代が大きく様変わりすると価値観や正しいと言われてきたことさえ変わってしまいます。そして過去に否定されたものが、今、新しい発見されたように認められていることも多くあるのです。

21世紀になってTVやマスコミで霊や先祖の事、また心理現象や超常現象が受け入れられるようになった背景には、20世紀末に大きく価値観が崩壊しその苦しみを「癒し」へ皆さんが求めたからでしょう。

 

重要ななことはそれが正しいかどうかではなく、多くの人が望み信じたことが社会の事実となっている事です。

これは人間が動物である証とも言えるでしょう。

動物や植物の世界にはそれぞれ個体同士の集合意識が強くつながっていますので、渡り鳥やサバンナを移動する象のように一斉に行動を始めることがよくあります。

その集合意識は種族全体で命を守る大切な方法でもありますが、人間がこの地球に誕生した理由のひとつに、その動物としての集合意識を超えて考える目(心)が望まれているように思えます。

そうでなければ自分が望まないことや全く知らない場所や人のことがビジョンが見えたり、誰かの声が聞こえたり、世界の裏側で起きることがわかったりする人がいる意味が説明できません。

周りの人に受け入れられないものを見たり感じたりする経験を持つ人は、自分でもそのことを理解できずに苦しんで自殺未遂をしたり、自分や誰かを傷つける衝動的行動になりがちですが、そういう人の数が現在、確実に増え続けてきていると実感しています。

その理由として考えられるひとつに、その人の精神的な弱さを指摘されますが、その背景には昔から大切にしてきた「言い伝え」を迷信だと信じなくなった人たちが増えていることもあると思います。

おじいちゃんやおばーちゃんが先祖から教わってきた大切な「言い伝え」を信じない心は、自分が体験してないから信じないというとても利己的な考え方が基本になっているからです。

親や教師、また年配者が子供たちへ教える言葉を信じない子供たちが増えている理由もこういうことが影響していると考えられます。

自分に対してや誰かに対して、また社会に対しても自分を納得させたり安心させるための「理由づけ」に使うお金や時間のエネルギーは、自分の心の安心を得られますがそうではなく、もっと何か新しいものを生み出すために使うことはできないでしょうか?

私自身もそのことでたくさん苦しんできたからこそ、そういう人たちと同じ人がたくさんいることを知っています。だからもう自分の癒しではなく大切な真実を周りの人へ伝えて下さい。

「私も同じだよ。あなたと同じで誰にも言えない経験が苦しかったの。でもね、もう大丈夫!一人じゃないから安心して一緒に喜びの道へ進もうね!」と。

 

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