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【啓示】星の誕生と大祓い

現在の日本神道で使われている「大祓いの祝詞」の本来の意味を説明します。

 

「大祓い」のもともとの意味は、人間界の詫びではなく、また、神世界の詫びでもありません。

現在の日本神道は、もともと「古神道」の宇宙観を一般にわかり易く置き換えたものですので、人間界の出来事と神世の出来事も実は、裏表の違いだけで、同じ目的を学ぶ為に説明する為の二極世界の祝詞なのです。

元来、古神道の宇宙観には、書いて教えるものが一切ありません。

理由は、古い時代の人間の霊性はとても高く、声で聞いた音霊(おとだま)から物事の意味を感じ理解する事ができたからです。

時代の流れと共に文明は進化し、唯物(ゆいぶつ)思想から神の繋がりが薄れ、神を信じない人たちが増えた為に現在の神道は、神意識を体系立てて説明する必要に迫られました。

古事記や日本書紀に書かれている内容は、その為の参考書だと考えて下さい。

これは、世界に出現した全ての宗教も同様です。

どの宗教も最初の一人は、宇宙意識に繋がる強い霊能力者が宇宙メッセージを伝える役目でしたが、周りの方が理解できないまま聖書などの書物にした為に、意味の読み取り違いや人間的な思い込みが入り、前者を否定し新しい教えを求めるエネルギーが、新興宗教を生み出し続けています。

アイヌや沖縄に代表されるシャーマニズムの深い精神性や知恵は、宇宙真理を理解した人から学べば、宇宙真理の本質に気づく事ができます。

人間が誕生する前の地球ができる頃を想像してみて下さい。

星がひとつ誕生する時には、まず「宇宙のおおもと(マスター)」からマスターの意思として、大きなエネルギー体が星の上にやってきます。

この存在は高次元の宇宙神ですが、そのエネルギー体が存在する事で、山や海や川や風などの自然界バランスが誕生し、そのあとに動植物が生まれて人間は最後に出現しました。

地球に現れた全ての物には、全宇宙調和エネルギーを持って生れますが、過去の宇宙意識(カルマ)を思い出すほど、その繋がりは途切れます。

ここで考えて欲しいことは、なぜ人間に神の意志という高い霊性を与えたのかという事です!?

それは人間に、宇宙で経験した過去の宇宙カルマを乗り越えて、新しい宇宙調和を実現する役目があるからです。

だからこそ、生まれる時に過去全ての記憶を消して人間は生まれるのです。

この事を理解した上で「大祓いの神」が働く意味を説明します。

それは全宇宙の新しい調和、地球という星や地球上の自然界バランス、そして人間を含めた動植物社会のバランスを整える為の宇宙の意思だとご理解下さい。

「大祓いの神」が過去、地球上で大きく働いた事は何度もあります。歴史上で言われている「失われた文明」の多くも、そういう時期に浄化転生した出来事のひとつなのです。

※大祓いの役目を持つ神として祓戸四神の他にも国之常立神(クニトコタチノミコト)やアイヌのオキクルミカムイなどが同じ力を持っています。

2009.5.10メッセージ

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