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【社長会・特許】「ガイヤの夜明け」と「カンブリア宮殿」の出演者は私の社長会メンバーです。

30年前に、札幌で行っていた社長会に、「テレビ東京」で有名なプロデューサーがやってきました。

話を聞いてみると、自分が担当していた番組が2つ、3つ、ヒットが出なくて、もう次が最後だと泣きが入り、「どんなネタでもいいから長期的な番組になるネタを下さい。毎週、全国の社長さんたちの体験談を参考にして番組を作りたいのでこの席に居させて下さい。」と、毎週、札幌まで通ってきていました。

身なりもきちんとしていたし、挨拶もできる人でしたが、やはり、テレビ業界の人は、他社の番組との競争が激しいので、足の引っ張り合いだし、ディレクター同士はお互い顔見知りなので、いつでも自分の会社より給与が高ければ別な会社へ行く業界なので、本当は嫌いな業界でした。

真面目に毎週やってくるのですが、私に会いにきた社長たちに質問までしだすので、「面倒な奴だ」と思っていると、日銀 三重野康総裁も「もう、彼を外しては?」と言ってきました。

彼の取材のための時間ではないし、他の社長たちも嫌がっていたので、もう二度と来ないようにするために私はこう言いました。

 

ねえ、テレビ東京の〇〇さん、あなたの熱心さはわかるけど、他の社長たちがあなたの質問を毛嫌いしていることを気づかないですか?

そういうことに気づかない人は、やはり、首になったほうがいいと思います。

子供が大学に行こうが、嫁とトラブっていようが、そんなことは、この社長会の皆さんも同じですよ!

あなたのために、今日まであなたが書いたメモの社長たちに取材して良い「許可」を出しますので、私の名前を出して詳しく取材させてもらって下さい。

ここに来ている社長たちは、経団連の社長たちをはじめ、一部上場企業のほとんどの社長たちも来てるので、企業の宣伝になるのであれば、テレビで取り上げてもらうことを喜ぶ社長たちもいると思います。

だから、ここまでのあなたの熱意に対して「取材許可」を出すので、もう、社長会には二度と来ないで下さい。

 

わかりました。でも、すいませんが、あと2回だけ来てよろしいでしょうか?

実は、私はもう定年が近いので次の優秀なプロデューサーを二人育てているのですが、どちらにするかを迷っているんです。

ぜひ、吉岡さんの願力でどちらが優秀かを見抜いて欲しいので、あと2回だけお願いします。

 

結果的に、二人の部下を連れて三人でやってきて、取材の仕方や態度と会話から性格を見抜き、どちらも甲乙つけ難い違うタイプだとわかりましたのでこう質問しました。

 

最後の質問をします。

君たちは、長男と次男でしょ?

 

そうじゃないと、二人とも見ている視点と取り組み方が違いすぎるもの。

意見も全く合わないけど、「目的達成思考」は優秀だから、二人とも違う番組をやればいいじゃないですか!

 

この社長会の全ての記録は、日銀の三重野康総裁が録音しているし、そのデータをあげるから、二人とも角度が違う番組を作ればいいじゃないですか?

 

例えば、一人の社長を徹底的に掘り下げて、人間性まで表現する番組を作る人と、「サクセス事例」の発想ポイントに絞って番組を作ると、絶対に、サラリーマンの人たちは見ると思いますよ。

僕も、サラリーマンとして働いている現場でいろんな問題を解決するときに、過去の成功者の本は全部読んだけど、全く役に立たないのさ。

だって、時代も違うし環境も違うし、会社が社員に求めているものも違うんだもの。

でも、いつの時代も、「発想を変える原点」となるものを探している人たちはたくさんいるし、成功者の人間性を学んで努力する人もいるので、絶対に、この二つの視点は番組にすると、成功すると思うよ!

さあ、三重野総裁、すいませんが、あなたのこれまでの全ての録音データをコピーしてあげて下さい。

私があった社長たちの数は多すぎて覚えていないので、テレビで見たときに、懐かしい社長たちに会ったことを思い出すかもしれません。

日銀 三重野総裁)吉岡さん、それはあまりにも大判振る舞いじゃないですか!?

私が録音していた理由は、日本にこれだけ素晴らしいアドバイスができる人間がいたことを伝記でまとめようと思って録音していました。

でも、聞けば聞くほど、これは他の人には真似ができないことだとわかったので、本も売れないかもしれないと思いました。

だって、普通の一部上場企業のサラリーマンが、労働組合をしている人はいると思いますが、それに加えて国の官僚の仕事を無償でしているうえに、世界のたくさんの国と条約を結べるサラリーマンなんて、絶対にいないと思います。

さらに言えば・・・あっちの世界にも顔が聞き、下手をすると、日本を統一できる男が、普通のサラリーマンだと知っても、絶対に、誰も信じてくれないと思います。

でも、吉岡学さんを訪ねてきた人たちは本音で本当のことを言葉にしているし、もし、吉岡さんが日銀に来てくれるなら、僕は年収3億円は払います。

だって、それくらい価値がある男なのに、その情報をタダでくれてやるとは、人が良すぎます。

本当に、この国に必要な男だし、僕がもっと若ければ、一緒に働きたいし、できれば、吉岡学さんの部下で仕事をしてみたいです。

今からでも、一緒に会社を起して一緒にやりませんか?(本気)

そんな価値あるものをタダで・・・・、涙が出て止まりません・・・。

 

三重野さんのお気持ちは本当に嬉しく思いますが、でも、僕がアドバイスして「社内特許」を取ったものや、国のマルサの課長に聞いた税務アドバイスはカットしてくださいね。

それが出ると、僕の立場も、彼の立場もあるので、どうか、よろしくお願いします。

それと、三重野さん、あの「頭取決済の書類」の件は、出してもいいんですかね?

 

いやあ、吉岡さん、あれはまずいです。

違法じゃないですが、まさかそんなことができると知られると、たくさん請求がくるのでやめて下さい。

 

じゃあ、話だけ教えますね。

いいかい、若いの。

銀行が企業に融資する時には、「貸し出し基準」があるのを知っているよね?

でもね、どこの銀行の頭取でも「頭取決済の信用貸し」ができる権限を持っていてね、最後の最後は、都銀の頭取の信用貸しの担保は、「日銀」なのさ。

 

この前、どうやってもお金が足りない一部上場企業の会社があってね。

僕の名前を書いただけで、20億円の融資が決まったのさ。

三重野さん、あれって、あの時、たまたまの判断ですか?

 

いえ、吉岡さん、僕はいくら仲が良くても、お金を貸すことに関してはプロなので、人情は入れません。

銀行家というのは、「貸した金を回収できなければ能力がない」と思われますので、融資した金額の大きさによって出世する世界なので、あの時の「信用貸し」の担保は、「吉岡学さん」ですから貸せました。

 

だって、吉岡学さんが企業に金を貸すかどうかの基準は、社長本人の人間性と、企業の体質と、従業員のモラルと、それまで払った賃金制度も全部見直すので、僕ら銀行家でも敵いません。

さすがといえば、さすがですが、「頭取決済の信用貸し」の件だけは、内密にお願いします。

 

じゃあ、二人とも、頑張っていい番組を作ってね!!!

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