2005年4月、先祖や神を大切に守る神人(カミンチュ)から神の嘆きの言葉を聞きました。先祖を大切にしてきたものを忘れることの恐ろしさを同時に知った瞬間です。
その神人(カミンチュ)は、島民以外は参加できないと言われている500年間続く秋の伝統神事「ユークイ」に、あなたは参加しなさいと伝えてくれます。
北海道の仲間に伝えてたくさん人が伊良部島を訪れました。文化や風習が全く違うこの島のしきたりをオジーやオバーたちから教わり、今の島の現状も島人たちに教わりました。
古くから伝わる大切な知恵や伝統が消えようとしている昨今、この沖縄の離島でさえ時代の波に流されようとしています。ある御獄(ウタキ)の神は、こう教えてくれました。
時代によって形が変わることは仕方がない。しかし、大切にしてきた精神文化を忘れることは、自らの命の尊厳を忘れることと同じだ!
この言葉の重さを感じながらこの島の為に自分に何ができるかを考えていると、
宮古諸島の調和を整えなさい!
と啓示が降りました。
この啓示を伊良部島の神人と宮古島の神人に伝えて、ご協力を頂きながらご挨拶するべき神所へ導かれて、2006年3月29日(旧暦3月1日)~30日で宮古諸島調和の神事を行いました。
この旧暦3月1日は、神を大切にしている方にとって、宮古島に龍が立つ日 として有名な神祈りをする日です。