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【斜里郡清里】斜里岳頂上神事・道東神事

<斜里岳神事内容>
2007年8月7日  am7:00 ~ 8/8 pm10:00  4名で神事

8/7-チャランケチャシ(釧路市内)・釧北(せんぽく)峠 先住民族御霊上げ・尾札部川源流祈り・雌阿寒岳&雄阿寒岳&阿寒湖エネルギーつなぎ・屈斜路湖祈り

8/8-斜里岳登山1545m(斜里岳神社・頂上祈り・竜神の池祈り・熊見峠)

釧路からの夜行列車で、今朝6時に札幌駅着いた私たちは、疲労感と神事を無事やり終えた満足感にみち溢れていました。

今回の道東神事は、道東を代表する水の神様、山の神様、湖の神様へご挨拶することと、和人が北海道に足を踏み入れたときに、亡くなった多くの先住民族(アイヌ)の不浄御霊をあげるために行きました。

以前、釧北(せんぽく)峠 のことを神々に聞いたとき、釧路と北見の間の大きな山々を挟んで道を作る際、流刑者たちの強制労働者に加えて、多くの先住民族(アイヌ)たちを労働者として使っていたことを教えてくれました。

特に、この釧北(せんぽく)峠のときには、極寒の真冬の工事を北海道の冬の事情を知らない本部の命令を全うするために、多くの命を落とすことになりました。

その当時の情景は、道の横に山積みされた死体の山の横で、自分がその中に積まれるまで、働きつづけている人たちの姿でした。

冬なので食べ物も少なく、ひもじい思いをしたまま寒さをしのぐ準備も完全ではないために、死ぬまで働かされた人たちがいたのです。

こういう話は、この釧北(せんぽく)峠に限らず、北海道や東北ではたくさんありました。川に橋を架ける際に、「人柱(ひとばしら)」をたてた場所は、日本全国にもたくさんあります。天災を免れたい必死な思いから、「いけにえ」の儀式や「人柱」の儀式、また、強制労働によって、私たちが今、普通に暮らしている生活道路や大小に関わらず、「橋」も、こういう過去のドラマがあったことを覚えておいて下さい。

私たちは、先人の命を失った土地の上に、生きているのです。だから、”悲しみよりも感謝を、苦しみよりも感謝”をお願いします。

釧北(せんぽく)峠に集まってくれた北海道全土の先住民族の不浄御霊たちは、天につながる場所から私たちの祈りとともに喜んで昇天してくださいました。ありがとうございます。

”雌雄の山つなぎ”は、山の男神女神の和合の祈りです。”道路が寸断された道を歩いて進み、川の中を歩き汗だくになった”尾札部川源流祈り”でも同じように、水の男神女神をつなぐ祈りを行いました。

この男女和合の意味は、新しい子どもが生まれるための”生命誕生の祈り”です。

命あるすべての存在は、この男女和合から命を生み出します。神も、そのことを望んでおられます。

昔のまま残っているこの川の様子は、神々がすぐそこにいるのを身体で感じられるほど、繊細な空間です。

夕刻の暗闇が訪れる前に、すべての祈りを終えることができました。

 

8/8 斜里岳祈りは、予想を超えて、往復10時間の長い登山になりました。

山間を流れる豊富な水量の沢に沿って登るルートは、登山初心者ばかりの私たちにとって、危険を感じる場面も何度もありましたが、水の神・山の神・風の神の守護をいただきながら、頂上までの5時間を登り切ることができました。

心臓破りの馬の背を登り終えると、しばらくして斜里岳神社が奉ってありました。山を守る神に心からお礼を唱えます。

その先にある山頂に近付いてみると、ものすごい邪気霊たちが集まっていて、全員、足を踏み入れるのを躊躇しましたので、五十鈴の祓い、そして、大祓いの言葉が降りてきて、山頂の浄霊を終え、正式に祈りを捧げました。

この山のもうひとつの目的は、山の中腹にある「竜神の池」にご挨拶しに行くことです。山頂から1時間下った所で”新道コース”に入り、途中の分かれ道から下っていくと、それは美しい池が、みごとに自然のままの状態で生まれて、水が池の底から湧き出ているのが目で見てわかります。龍の祈りを全員で捧げると、弁天様・小さい龍たちが成長し、これから旅立っていく姿がみえました。

祈りの後、この池の水を少しいただき、これから水の神の働きを大きくする祈りに使わせていただきます。ありがとうございます。

帰り道は、熊見峠を経由する道のりです。大きな山の尾根をいくつも上り下りしながら、雄大な山の神の真ん中に立つことができます。

すべてを守り生み出す大きな力を持つ山の神々に心からのお礼と祈りを捧げます。(写真中央に見える丸い山が斜里岳の頂上です)

斜里岳の登山口は、清里町にありますが、そこから釧路までの帰り道、それぞれが受けた神のメッセージの解読(サニワ)をしました。
すると、一人の女性が滝の神様から、「虹の滝」をいただいていることがわかりました。

この7色に光る「虹の滝」の意味を読み込んでいくと、なんと!、「七色の龍」が、彼女を守り、どうぞ、有効にお使い下さいと神の力をいただいたのです。

全員で神につながりながら行うこのサニワのおかげで、七色の龍の役目も明確にわかりましたので、いずれ、その女性から皆様に公開していただける日を待ちましょう。

今回の祈りは、体力的にはとても辛いものでしたが、来週、また、2000m近い山に登る大きな神事がありますので、その準備として重要な神事であったことを全員が肌で感じています。

神の場に入るとき、その神事に参加する人間は、神に体を預けることができるかどうかと問われるほど、精神面と体力のバランスが必要です。

多くの霊体に乗られることも、この道のひとつの修行としかいいようがないくらい、神事に参加された方の身体のなかには、重く苦しいエネルギーが入ります。

大きい神ほど、大きい霊体と同じように、ずっしり身体に乗り、神の役目をする人間の意識に入り、神の意志を伝えてくるからです。

皆様の大いなる地球を愛する心が、これからさらに強く大きくなると、この神々の力を皆さんも感じることがあるでしょう。

私たちの神事を応援して下さるすべての皆様、そして、地球や宇宙を心から愛するすべての皆様へ、感謝とお礼を伝えたいと思います。いつも、本当にありがとございます。

 

 

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