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【北海道厚岸町)】日本を守った蝦夷三管寺・厚岸・国泰寺祈り

ただ今、釧路から戻りました!まずは、2008年9月22日に行った「厚岸 国泰寺祈り」のご報告です。
明治時代から北海道を守った蝦夷三官寺に関わる事を調べて理解した仲間たちが何度も足を運んでくれたおかげで、今回の祈りは天と地、神仏の祝福の中、まばゆい光に包まれた素晴らしい祈りになりました。

最初は国泰寺の左側にある墓地の奥で自然神が見守る場所に感謝の祈りを捧げます。次は国泰寺本堂の裏にある小山に登り、北海道の開拓から人間を支えてくれたたくさん存在に感謝するお堂にご挨拶しました。

北海道の開拓にかかせない大きな力となった馬に感謝し奉った「馬頭観音堂」。

実は私の父も若い頃から馬を使う仕事で生計を支えていたので、家にいた道産子馬を思い出して感謝を捧げました。

その上には自然界全てを見守り、その恵みを与えてくれる龍神に感謝する「龍王殿」です。自然界全てから恩恵をいただいている人間の一人として御礼を捧げました。

その横にはこのお寺の歴史と海の恵み 魚たちへ感謝する碑もあります。漁業関係者が多いこの町ならではの石碑でしょう。


この小山の坂道には三十三体の観音様が見守っていますし、頂上には精霊たちが集まる素敵な空間の中で、人間や見えない存在たちへこれまでの守りの御礼祈りをしました。すると天から光が降りてきて天地・神仏から御礼の言葉もいただきました。

小山を下るとお寺の庭には「佛牙舎利塔」がありました。クナシリ・エトロフの北方領土まで含む釧路国(くしろのくに)・根室国(ねむろの国)の警護に関わった全ての人々へ感謝を捧げるこの塔は、日本国を守るために命を捧げた人たちへ感謝する石碑です。

国泰寺の門を出た脇には、先住民族アイヌの方たちに感謝を示す石碑もあります。
この石碑の建立に関しては土地の人にも様々な想いがあるでしょうけれど、過去起きた全ての出来事の上に私たちは生活させていただいていることを忘れないための大切な碑として御礼祈りをさせていただきました。

6/21の洞爺湖 善光寺祈り

8/30の様似 等樹院祈り、

9/22の厚岸 国泰寺祈り

をするまでに仲間と様々な北海道の歴史を調べている中、一般には公表されなかった隠された事件・出来事によって多くの犠牲者がいたこともわかり、その全ての犠牲者の土地の上に私たちが生きていることを再度、考えさせられる機会にもなりました。

北海道で拘留された政治犯などの受刑者たち、アジアヨーロッパなどから連れてこられた様々な国の奴隷たち、生活と引き換えに過酷な低賃金しか払われなかったアイヌの人たちを含む北海道全域で実際にあった「タコ部屋」の実態も、その事実を示すタコ部屋の頭(かしら)の家族が残した書物の発見から私たちが今、知るべきことを神が導いたのだと感じています。

この本の中には北海道のある場所を開発する為に集められたタコ部屋で亡くなった方たち全ての名前を公表したうえに、海外に住むご家族にまで伝えに行ってくれた方たちがいたおかげで、このタコ部屋の頭(かしら)の血を引く方は、このタコ部屋で亡くなった方たちへお詫びの祈りをしたいとご本人の意志で現地へ出向き全ての詫びの祈りをして下さいました。

私たちの住むこの日本国も、先日テレビで放映された「千の風になって」ドラマスペシャル「なでしこ隊~秘密基地・知覧 少女だけが見た“特攻”…封印された23日間~」の終戦まじかの特攻隊の実態こそ、大人たちが責任を持って後世へ正しく語り継がなければいけない事実です。

自由を掲げる国に住む私たちは、その自由を操る政治と権力の影でおきた事実やその恩恵を受けた責任も取らなければいけない立場にあることを忘れてはいけないと思います。
そしてどんな時代にも素晴らしい開拓者精神を持つ人たちがいたおかげで新しい時代の流れができ、次の時代に育つ人たちがいたことも忘れてはいけません。

これはどんな宗教の方でも無神論者でも、明日の平和を願う人ならば、過去の全ての事実を知り侘びる心を持つことの重要さは理解して下さることでしょう。神仏に心を合わせ下さる全ての皆様へ感謝とお願い申し上げます。

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