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エネルギー転換

間もなく人生の節目となる50歳を迎える私ですが、久しぶりに誕生日前のエネルギー調整を体感する出来事が起きました。

それは昨日当然、長年愛用していたプリンターの故障から始まりました。昨年末からちょっとまずいなあと思ってましたが、何とかカレンダー制作を終えて安心していると、ご注文いただいた大事な名刺の印刷時に色がおかしくなったので、直接、メーカーの修理窓口へ持参してみると「清掃しましたが、この機種はもう修理できませんので今度、不都合になったら買い替えを検討して下さい。」というやさしい対応でした。

仕方がないと諦めて家に戻って車のエンジンを切ろうとすると、今度は車のアンテナが伸びたまま戻らなくなりました。アンテナを収縮させるモーターも止まらずブーブー言い続けています。氷点下の青空駐車はバッテリーが上がってしまうのでメーカーの修理担当者に電話してみると、モーターとセット交換に4万円ほどかかるとのこと。アンテナに4万円!!・・・何とか安くお願いします!と電話を切ったものの、この出来事の意味を考えて一人で笑いました。

誕生日を迎える時や引っ越しなどで、日常の電化製品が壊れる事はよくありますが、これは新しい自分や土地とのバランスを整える「宇宙の波動調整」なのです。特に、微弱な電気を使っている電化製品や電動物がよく壊れるようです。

自分の体験で最高に物が壊れたのは、今の土地へ引っ越しした時でした。車を含めて立て続けに7つぐらいの物が壊れた記憶があります。さすがにその出費には泣きましたが、実は、この物理的に物が壊れるおかげで、いわゆる「邪気払い」の効果が大きく働いているのです。

日常生活で、観葉植物がよく枯れたりする方もそうですが、背負っている身体のマイナスエネルギーを代わりに吸い取って枯れる植物たちは、自然界の愛の循環作用なのです。自然界に「犠牲」いう言葉はありません。枯れた葉っぱもバクテリアになって、次の新芽の肥やしになるように全てが循環する自然な世界ですから「枯れた植物さん、ありがとうございます」と感謝して捨てて下さい。

こういう些細なエネルギー転換が上手にできない方は、周りの家族や知り合いにマイナスエネルギーをぶつけて「トラブル・もめごと」を引き起こします。こういう小さなトラブルが続いて大きなトラブルにならないようにする意味で行うのが「厄払い」です。「厄年」の前後は、身体や精神の大きなエネルギー転換の次期ですので、自分には関係ないと言って家族や周りの方に迷惑をかけていることを知らない方も実はたくさんいらっしゃいます。

2月3日の節分までにこの「厄祓い」をする方が多い理由は、明治5年まで日本は旧暦で生活していましたので、旧暦のお正月前に自分の厄を払って人様に迷惑をかけないようにしてから、新しい年を迎えるという大きな意味の「禊(みそぎ)=身削ぎ」の行事だからです。もし家族の中にこの「厄祓い」を忘れている方がいたら、急いで神社かお寺に行って下さい。※2009年の旧暦の元旦は新暦の1/26ですので、1/25(月)までに終えましょう。

皆さんは普段の生活で自分の思っている「普通」がうまく運ばないことを「災い」と言いますが、物が壊れたり、もめごとが起きる意味は「今までのあなたの普通を変えなさい」というメッセージだと思って下さい。災いと感じることが起きたらその出来事や相手に反抗するのではなく、起きた事実を素直に受け止めて自分の心を改めると、今後の物事や人間関係もスムーズに流れるようになります。

壊れる物のひとつひとつにも、メッセージや意味があります。今回の車のアンテナは、とてもわかりやすい「意識のアンテナの交換」だと感じました。プリンターの故障も私のアート(心)を表現する大切な物だからこそ、もっと素敵に表現するために無駄を省く必要があったのだと思います。

こういう宇宙エネルギーの循環のおかげで物が壊れる事は「災い」ではなく、新しい自分に代わるための「気づきのチャンス」なのだと思って下さい。短期的に考えると経済的に痛い話ですが、自分の気付いていない部分を整えるこの宇宙のエネルギー調整は、長期的に考えると大きなプラスを生み出してくれます。

新しい自分に変わる時に一番大きなひっかかりは、「過去へのこだわり」でしょう。新しく変わる時には、自分の古いこだわりや習慣は捨てて、新しい自分の心構えで過ごすことがとても大切です。新年早々、宇宙のエネルギー調整をいただきまして本当にありがとうございます。皆さんにとって今年が良い年になりますよう心からお祈りいたします。

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