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【奄美諸島】沖永良部島神事

2月24日 午後 沖永良部島到着

船に揺られて与論島から沖永良部島へ渡る旅も、龍神様と海の神様のおかげで揺れずに着くことができました。

港へ着くとすぐに見えない存在がお迎えにやってきてくれました。

数名の女性が、「お待ちしていました。この島は私たちがご案内いたしますのでどうぞご安心下さい」と言ってくれます。

私には天女のように見えました。

○南州神社

この見えない女性たちは、沖縄の神々を背負う私たち3名と本土を背負う3名の神案内としてたくさんの事を教えてくれました。

到着後すぐに打ち合わせをして車を走らせると、通り道にあった南州神社が呼んでいます。

理由を聞くと、同行した男性の役目が世界を繋ぐ役割なので、世の主(ユーヌシュ)の神様にご挨拶する必要があるようです。

正面左

中央


正面右

実際に祀られているのは西郷隆盛さんですが、ここを守っているのは沖縄の神々、そしてノロ(祈女)たちの魂でした。

この男性がこれからさらに大きな働きができるようにと、正式なご挨拶をしました。

こういう中持ちができるのも、沖縄の神人や王家の血を引く方々にたくさんの事を教わったおかげです。

この南州神社は見た目は大和の建物ですが、向って左側に男性の神様がいらっします。

右手の社には、女性の神様がいらっしゃいます。その間に西郷隆盛さんの銅像があります。

男性には大切な神言葉を、女性たちは神働きがしやすいように、王家の守護存在をつけて下さいました。

この時から私は、今まで口にしたことのない不思議な言葉で祈りを唱えるようになりました。

後で、沖縄の神人に教わってわかりましたが、古い昔にノロ(祈女)のトップ(大ノロ)だけが話す祝詞に、宇宙言語が混じった神言葉だとわかりました。

この言葉のおかげで、どこの神場所でもとても通じやすく、全員を大切に導くことができました。

岬大明神

東の端にある岬大明神には、島の伝説を書いたものが残っています。

伝説のほとんどは事実が多いですので、神様に導かれた話と捉えていいでしょう。

祈りをすると、一人一人に神言葉がおります。

「ククヌスクの底神であることを気付け・沖縄から繋がる三角形の一点・大切なものを守る場所」


○フーチャ(潮吹き洞窟)

このあと国頭岬から東祈りをした後、沖永良部島で一番大切な「フーチャ」と呼ばれている神場所へ行きました。

崖になっている海側に大きな穴があいていますが、伊良部島のなべ底のように大きな岩の龍の神様も見つけました。

龍の卵もあり、産み育てる母の子宮だとこの場所の意味に気づきました。

祈りの後に見せてくれた天の光は、龍の形となって神々の喜びを伝えてくれたことが一番、印象的です。

(神言葉)

「三天場(さんてぃんば)」=三天門が開いた・龍門が開いた意味、

「てぃんだ花が咲いた」=太陽の花が咲いた、皆様のお働きに心から感謝いたします

○日本一大きながじゅまるの樹(小学校の敷地内)


○ワンジョンビーチの湾口龍宮神(真水と海の合流地)

夕闇がせまる中、真水が男、海が女の象徴として陰陽和合・男女和合の祈りを行いました。

いつも時代もこの和合が一番大切な新しい生命エネルギーの産み出してくれるのです。

今日の祈りを終えて宿に戻るときに、「三謝(サンジャ)」と言葉がくり返えされます。

私たちの祈りを島の神々が喜んで下さったようです。

繰り返す言葉を聞いていると、私を導いてくれる存在の思いがどんどん明確になってきました。

島を守るノロ(祈女)の言葉は、次のとうりです。

ヤンバル(自然界)の思いを大切にしてきました。海の向こうからの思い・・・。

死んでもその思いは大切につながれている。ここに感謝いたします。

天の河はどこにでもある。

お願いすることもあるけれど、ヤンバル(自然界)の神がおられる限り私たちは祈ります。

この言葉を聞いて、何だか全員がとてもうれしくなったので食事もそこそこに、地元の居酒屋へ行きました。

土地の人に触れ合い、土地のお酒と食べ物を食べて、神様と一緒に喜びたくなったのです。

お店の人がとても貴重なお酒だと飲ませてくれたのが、限定酒「泡波」でした。美味しかったな~(^^)

2月25日

世之主の墓  ※宮古島読みだとユーヌシュの墓と言います

世之主とは、城の主であったり、王様だったりと時代によって違いますが、この島を守ってきた最高の地位にいる方が入るお墓です。

祈りを捧げるとここの主が、「思いは、あいわかった。左の肩を出せ」と言って、私の肩に乗ってきました。

またSさんには、鏡と剣を和合の証として下さいました。

これは太陽の神器と言って上に鏡、下に剣を祭る古代の神の印です。ありがとうございます。

○田皆岬 ヤグニャ

ここの神様は、私たちにこう教えてくれました。

「ここにある岩も植物もすべて神である。それは、あなたたち一人一人の思いの合わさったものと同じです。全ての目的は同じですから、そのことを大切にして下さい。」

感謝しながら戻る道の途中に、川をせき止めて道にした場所があります。川の神様にお詫びして、天の河となる祈りも捧げました。

○昇龍洞

ここ沖永良部島は、宮古島や沖縄本島北部と同じ時期に隆起しましたので、石灰岩地質の鍾乳洞がたくさんあります。

カルサイトに結晶化するのもその過程です。鍾乳洞は自然界が作り出した宇宙であり、地球の内部ですから、中に入るとその美しさに目を奪われます。

○大山展望台

昇龍洞の山の上には、自衛隊の基地もありましたが、その横に島を一望できる高い展望塔があります。

てっぺんで祈りを捧げると、地の底から大きな龍が舞い上がりましたので、この島の地の神が開いた事を教えてくれました。

○屋子母ビーチ

この沖永良部島のエネルギーを安定させる為には、二等辺三角形で祈る必要があると仲間で決めましたので、そのポイント探しにこの浜に来ました。

車を止めると鳥が地面を横歩きして「ここだよ!」と教えてくれます。

海辺に出る道を歩いて行くと、ポイントはすぐに見つかりました。

この場所は「龍座盤」と言って、龍を持つ者しか祈ることができない場所であることを神様が教えてくれました。

ありがとうございます。

○ウジジ浜

この場所は私の体を借りて神様のご案内してくれた「島ノロ」に対するお礼の意味で来ました。

昔々、琉球王朝の父母から離れてこの島に来た娘たちは、島を守るために命をかけて祈りをしていました。

その父母に向けて、ひそかに涙を流した場所が、このウジジ浜なのです。

祈りを捧げてみるとここは「ヤーターガマ」、八世につながる所、つまり、あの世とこの世の境目であることがわかりました。

また「世の中には、天の巫女、地の巫女がおりますが、あなたには、中(現実)の巫女をお付けしました」と教えてくれます。

おかげさまで、とても素晴らしい祈りができました。ありがとうございます。

さあ~、いよいよ奄美本島へ向かって出発します。

沖永良部島を14:30に出た船は、奄美本島まで6時間かかりますので、船中でこれまでの確認と奄美本島で行う神事の打ち合わせをしました。

まず全員が感じたことは、与論島は男性エネルギーの島であること。

そして、沖永良部島は女性エネルギーの島である事です。

この両方の想いを持って「陰陽和合」の祈りを奄美本島で行う事は、全員で確認し愛ました。

これを現実に置き換えると、調和の祈りをしている私たち6名(男性2名、女性4名)が心から和合しているかをまず問われます。

生まれ育った環境(北海道・沖縄・東京・鹿児島)や年齢(30歳~60歳)の違いを超えて、初めて逢った仲間がお互いに本音で向き合う為の話し合いを持ちました。

沖縄本島の「村建て」神事からこの奄美諸島神事に繋がった流れも、新しく生まれた「沖縄の村=人間の調和」のエネルギーを繋ぐ感じがしています。

それぞれの感じている事を話し合ったあとに、奄美本島の地図を開いただけで、来てほしい場所からエネルギーが飛んできます。

「ここが気になる、ここに行きたい」と言いながら、身体が重くなったり、痛くなったり、咳き込んだり、頭が重くなる事で、奄美本島の神や霊の知らせを受け取る事をこれまでも繰り返していますので、体に受けたエネルギーと体調を見てどんな思いが飛んでいているかを読み取ります。

神事で大切にしている事は、一人一人の「心構え」です。誰かの為や何かの為にと参加した方自身も実は、前世で魂の深い繋がりがあるからこそ、この場所こにきていますから、その意味をいろんな思いを感じながら読み取ることで、過去世のカルマもクリアになります。

この世の中で起きる事に「偶然はありません」から、起きる全ての必然の出来事をどう読み取るのかと同じように、私たちは目の前で起きるすべての出来事に目を配ります。今回の沖縄本島神事から続いている導きは、「鳥」です.

大切な神場所に必ず、きれいな鳥を見た人が多いことと、与論島、沖永良部島でも「鳥」の導きが何度もありました。

これまで私の神事の導きをしてくれるのは「鷹」がほとんどですが、今回は、一度だけ姿みせてくれました。

今回の神事で何度も見ている鳥は、写真の鳥ですが、神人と確認した鳥の意味は「すべてを見ている」という神のメッセージです。

疲れた身体を少しだけ眠らせながら、奄美本島の神様たちの心を感じたいと思います。では、お休みなさい。

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