いにしえの道からの伝言

いにしえの道は、昔から変わらない。

ひとつの方向へ向かうだけ。

その道が険しくとも、厳しくとも必要なら道を切り開く。

道ある所には未知はない。道なきところに未知はある。

道を切り開くことは、夢を、心を、未来を切り開くこと。

なすべきことをなしなさい。

人として生まれてきて、人として生きていく間に

あなたの心は開くべきドアが開く。

ひとつ、そしてまたひとつ。

いつも心がとまることなく進むとき、ひとつの悟りが訪れる。

「何のための人生だったか。」を振り返り、感じ、夢想する。

その悟りこそが本当の大きな心のドア。

あなたが今回生まれてきていくつの苦難を乗り越えてきたかは、

大切なことではあったが、すべてはこの悟りにたどり着くもの。

人は何もしないときにもその疑問を感じる。

でも、そこに立ち止まっていては解決しない。

いつも何か理不尽な理由を抱えながら進む。

いつもそのことができるだろうかと不安を抱え込む。

あなたはいつもそうだった。

そうして生きながらえる中で少しづつ気付くことがある。

「何のための人生だったのだろう。」

そう、そのために不安を抱えながら進むことが必要だった。

そう、そのためにいつも完全ではない時間が必要だった。

「何のための人生か？」「誰のための人生か？」「いつまで続く人生か？」

その答えに到達することが最後の大きなドア。

さあ、あとはそのドアを開くだけです。

もう不安も迷いも何も持たずに進みなさい。

すべてのドアが開かれるとき、すべての力を与えます。

現実の迷いは、現実にはないのです。

今の迷いは、未来の迷いなのです。

あなたは未来のドアを開けたのですから、もう迷いはいりません。

ただ、あなたの喜びを感じられるためだけに生きなさい。

ただただ、そこへ進むこと自体がすべての悟りを

現実に写す方法なのですから。

これからはあなたの人生のカウントダウンを始めます。

１秒・１秒、正確にあなたの時を測ります。

あなたの夢を思い出す旅、その連続が永遠なる輪廻の理由なのです。

永遠なる輪廻の紐解きは、今のあなたの心のドアから始まるのです。

すべてを信じて見つめなさい。

あなたの注ぎ込まれる勇気や愛は、あなただけのものですから。

2002.6.7　愛、永遠に、宇宙の果てに届くまで。