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【関東神事】 西祈り 御嶽山・武蔵御嶽神社

関東全体のの封印を外す為の「関東西祈り」に集まってくれた仲間達が泊まった奥多摩の旅館 荒澤屋さんが、「民話の里」と呼ばれるほど民話を広める活動をしていたおかげで、この地方に語り継がれている大切な土地神様のメッセージを見つける事ができました。

ぽっかり町の中に浮き出た山は、昔から火柱で災いを教えてくれる天狗の山と呼ばれ「火の神様」を頂上に祀っています。駅から歩くと1時間ほどでかかる山も、車で登れたことに感謝しました。

残雪が残る階段の上に祀られた「愛宕(あたご)神社」の御宮を見つけた時は、よくこんな山の上に立派な御宮を作ったものだと感心しましたし、地元の人たちの自然神に対する心の素晴らしさを感じました。ここの御神体は、立ちあがった岩です。

山の神、火の神にこの場所を守って下さった御礼の挨拶と地球を守る宣言をすると、土地を守る心を認めて頂いた御礼に「火の神様」が一人一人に守りとして付いて下さいました。ラフティングを教えてくれた浅野監督は男性として土地を守る為の証となる剣を頂きましたので、ここの神様の素晴しい霊力と導きにお礼を伝えました。

山を降りて地元の人が大切にしている弁天池と弁天神社にもご挨拶に行きました。昔は今の倍の大きさの池だったそうですが、小さくなった池の奥に神様は祀られていました。守っている樹と神様のエネルギーが下がっているのは見てすぐにわかりましたので、お水と祈りのエネルギーで愛をたくさん注入させて頂きました。神様の歓びの証は、いつも素晴しい太陽の光で表して下さいます。



「弁天様」という神様は、唯一、龍の背中に乗ることができる龍の守り神ですので、水がきれいになっていると大きな働きができますが、水が汚れたり池が汚れると守る働きができないと悲しくなります。

今までにも悲しげに泣いている「弁天様」を何度か助けた事がありますが、「水神の集合体である龍」が元気に働いてくれる事が何よりもうれしいのです。「弁天様」が水の守り神と呼ばれる由縁は、こういう理由があることもも覚えておいて欲しいと思います。

次に向かった場所は、修験者たちが大切にした岩を御神体としている「白髭神社」です。祀られているのは「塩土翁神」ですから、渡来人が海から渡って運んだ恵みに感謝した人たちの信仰心の表れだとわかりました。

山の壁が崩れ落ちた大きな岩の壁に手を触れると、冷たい山の奥からのエネルギーを感じます。自然神を祀った「古神道」の精神は、いつもこういう形で残っています。

祈りのあと車の中で、ここの神様からメッセージが届きました。

「大和の大神たちを祀ること、それ、そなたたちの勝手なり。大神の意思受け継ぐ者は、我の中にある神心信じ、その由、伝えよ。 大神の子 祀る者たちへ」

山や岩や川などの自然界エネルギーを感じ取って祈りをした「修験信仰」は、本来、祀る対象物を残しません。そのあと生まれた「古神道」では神の名前を付けたり形は作りましたが、文字として書いた物を残さない方法を守りました。

現代の「神道」は神の心を書物に残し体系を作ったおかげで大きな組織になりましたが、その分、一人一人が心で感じる神の力を弱めた結果にもなっています。

宇宙の大神の心を知る人は、目に見える物や書かれた文字だけを信じるのではなく、自らの内側で感じる魂のメッセージこそが大神のメッセージと信じて自分の信じる道を歩きなさいと教えてくれたメッセージです。ありがとうございます。

多摩川の横を走る道の先に古い集落を水没させて作った「奥多摩湖」がありますが、川の端を見ているだけでたくさんの御霊たちの思いを体で感じます。

「どうして俺たちの村を潰したんだ。先祖の御霊はどこへ行けばいいのだ。悲しいよおー、苦しいよおー。」とたくさんの顔が見えてきました。

どこかでこの御霊たちの思いを上げて上げなければいけないと思い、「小河内(おごうち)神社」へ向かいました。

車を止めて階段を上ると、導かれるようにまっすぐ「忠魂碑」の前に立っていました。エネルギーを見るとそれなりに祈りはしているようですが、まだまだたくさんの御霊たちが上がれずに苦しんでいましので塩・水・酒で周りを清めてから祈りを始めました。

天に繋がる大神が真っ赤な光を降ろして下さり、この「忠魂碑」と繋がるラインができました。土地の思いや人間の思いも一緒に天へ登る事ができる永遠に続く神の御柱の完成です。

御柱の繋ぎ祈りを終えると、たくさんの御霊たちが一斉にその柱を登っていきました。この奥多摩のダムを作る時にたくさんの犠牲者が出たことは事実です。朝鮮・台湾などの第三国人の奴隷や食うや食わずで働きながら、たくさんの人たちが死んでいます。

その全ての人の思いがこの水に転写されていたことを考えると、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

しかし、この祈りで多摩川の水は完全に清められました。水は人間の意識に影響するとても大切なものだからこそ、常に純粋な状態にすることが大切なのです。

山の奥の源泉まで祈りに行ってくれた仲間の話も聞いていたので、今後、多摩川の水の恵みを得ている全ての人たちの神意識が目覚めることを祈ります。

「忠魂碑」で御霊を上げた後、向かいにある神社へ行きました。神様に向き合った瞬間、白蛇がきょとんとした顔でこちらを見ていたと仲間が教えてくれました。私が祈りを始めると、ここの神様の神格があがる祈りをしていることに気づきました。

結果は驚くなかれ「五段階昇格」という素晴しい神様に、ここの神様が昇格しました。これは白蛇が、龍になれたことを表しています。

さらに「龍球王国の十五神」との繋がりも作り、大きな神の力としてここを守り働く事を神様は約束して下さいました。

祈りを終えて帰る時、鳥居の横に天から門番が降りてきました。両側に一人づつ入ったのも、ここの神様の神格の大きさを示しています。

これで多摩川の源泉の神と繋がって大きな神の力が多摩川に入りましたので、世の中の変える働きもして下さると思います。お力添え頂いた大神たちに、心から感謝いたします。

 

午後は、ここ一体を守る最高の神の場所「御嶽山(みたけやま)の頂上にある武蔵御嶽神社」です。

ロープウエイで6分登ると、山の上は残雪でまっ白に包まれていました。昔々、修験者たちは山を越えて歩いて登った道を一気に登り始めました。

自然の神を崇めた修験信仰に加えて、麓の人たちはこの山の神様をとても大切にしてきました。山の恵みや川の恵みを頂くおかげで、家族が生き伸びた御礼をし続けてきたのです。

そういう地元の人たちの気持ちを大切にしたくなったので、今回は供物を用意しました。川の魚とおまんじゅうです。何よりも貴重な物を神様に捧げる為にたくさんの人が山へ登ったことがわかります。そういう素晴しい人たちがいたからこそ、私たちは今の暮らしを手に入れているのです。

現在の本殿の後ろには旧本殿もありますので、そちらにも挨拶に行ってみるとたくさんの摂社に神を祀っていました。その数の多さに、いかにここの神様が強い力で守られているかを感じました。

日本と地球を生まれ変わらせる為に、この地から正式に「関東の神事」が始まりました。本日の神事をもって「関東神事 西祈り」が達成した事をご報告致します。

 

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