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【伊豆諸島神事】 神津島(こうずじま)神事

6月25日(金)、伊豆諸島の神々が集まる島 神津島へ向けた船の中では、行く場所の意味を確認しながら順番を決める話し合いを持ちました。

まず最初から今回の神事が不思議だったのは、地球内部のエネルギーを抑える自然神神事の予定だったのに、巫女の女性に降りるメッセージや和歌が「后(きさき)や子供の思い」をわかって欲しいという意味のものが多かったことです。

夫である伊豆諸島の三島大明神には后(きさき)が何人もいたようですが、正后は「阿波命(あわのみこと)」と呼ばれて神津島の阿波命神社に祀られています。

夫である伊豆の三嶋大社に祀られている三島大明神に関するビジョンやメッセージは、男性のS氏に降りていました。気づいて欲しいこと、男神が守っているもの、役目の意味・・・。

この事をあらゆる角度から調べた結果、結論として出たのは現在祀られている神様の意味とは違う本来の目的を表に出す事が、今回の神事の鍵になりました。

2009年11月の伊豆神事では、2400年前にインドの王子とその一団が船で伊豆に着いた歴史が残る白濱神社へ行きましたが、現在の三嶋大社の前は白濱神社に、さらにその以前は三宅島の富賀(とが)神社に祀られていた事もわかっています。

神様の歩んだ行程をさかのぼる意味は・・・、実はこの伊豆諸島で「神」と呼ばれ語り継がれた存在たちが、南方の海から船で渡ってきた渡来人であることを表しています。

南方民族とは、インド・インドネシア・パプアニューギニア・オーストラリアなどから船で渡ってきた海人族(あまぞく)の事をさしますが、沖縄・九州・四国の地へ移り住み、2400年前に伊豆諸島から伊豆半島へ入った証が神様の名前で残されていて、実はこの民族の血が日本人の血にも入っているという大切な意味の繋がりを示しています。

谷浩一君が抑えようとしたパプアニューギニアから日本へ渡った民族の目的を理解する事も、重要なポイントになりました。

四国にある阿波(あわ)という地名も、千葉県房総半島の安房(あわ)という地名も、同じ民族が入った証を残す為に同じ音の言葉を使って民族の証を残しています。

全ての命を産み出しているガイア地球(女性)の気持ちと、地球を産みだした天の意思を理解する為には、王様(男)を産みだした母の気持ちと、母が産んだ王子(男)の気持ち、そして王(男)に仕えた后(女)の気持ちを理解する事が重要だとわかりましたので、神津島へ入ると龍神へご挨拶してすぐに第一后の阿波命神社へ向かいました。

鳥居へ向かうと、強いエネルギーが身体にかかるのであたりを調べると、何と鳥居手前の何気ない松の木が護衛だと気づき、あわててもう一度、ご挨拶のやり直しをしました。

鳥居をくぐって進む道の両側にもたくさんの精霊が守っていたので、ご挨拶をしながら奥をめざすと川を渡った先に山に囲まれた素晴らしい空間が出現します。

二つの山の切れ込みは命を産みだす女性の陰部を象徴していますので、全ての命を産み出す母神の存在を感じる素晴らしい場所です。

本殿の手前右手に石で積み上げられた場所を見つけ、そこにしっかりとした神エネルギーが繋がっていました。上には「阿波命神社旧跡」と記された石がありますので、本来、本殿はこちらにあったようです。その事をわかって祈ったことで、母神と自然神の喜びのエネルギーが身体を通りぬけていきました。

次に本殿で祈りをすると、神様は奥に座っていらっしゃってとても物静かに控えています。あれだけ強いエネルギーで伝えてきたのに不思議に思うと、本殿の右山の奥にその原因がありました。何かを壊したまま放置している為に、不浄霊たちの溜まり場になっていたからです。

御霊たちを払いあげて自然神たちにしっかりこの地を守るようエネルギーを整えると、本殿の神様はとても歓んで前に出てきてくれました。

祈りの中では私にはお礼しかいいませんでしたが、巫女の体や感情を通して阿波命神はメッセージを伝えてきました。

わかって欲しい・・・私たち女性がどんな思いをして暮らしてきたのかを、そして、子供・・・子供たちの事が・・・」

歴史を調べると三嶋大明神には二人の男の子がいたとありますが、長男が「足らない王子」と呼ばれたように身障者のような身体の不具があったようです。

弟は、その兄を立てようと表に出て活躍したばかりにスサノオウの様な邪神扱いにされた記録も残っています。

この二人の男の子を産んだ母の気持ちを考えるといくばくもない感情が伝わってきますが、后や子供たちを置いて伊豆半島へ向かった夫、三嶋大明神に対する気持ちも複雑なようです。

大義・正義の為に働く男の役目は理解しているけれども、次の王様となって人を導く男の子を持つ母の気持ちは戦時中の男の子を戦地へ送り出した母の気持ちに似ています。

さらに今回の神事を終えて分かったことは、二人の男の子の他に、三人目に女の子がいた事もわかりました。

その女の子はとても霊力が強く恐れられた為に歴史書には残っていませんが、神事から最後に三嶋大明神から降りたメッセージが、「見目、うるわしき姫なり」という言葉で、姫がいた事を伝えてきたからです。

現在、「見目」は従者として三嶋大社に祀られていますが、この女の子は幼子のうちに命を流されたようで、日本神話の「ヒルコ」神の扱いと同じ扱いだったようです。

神役目を持つ霊的な女の子を産んだ母の気持ちを考えると、痛たたまれない辛い思いが言葉にできないまま巫女の体に痛みを伝えてきます。

これは推測ですが、もしかすると日本の神話を作った時の原型は、この実話からきているのかもしれません。

古事記・日本書紀に書いていない部分があるのは皆さんもご存じのとおりですが、いつも本当の事は表に出ずに削除されて隠されてきたからです。

全ての命を産みだす阿波命(あわのみこと)の母の気持ちと子供たちの気持ち、そして、その事を知りながらも伊豆へ向かった三嶋大明神の男神の気持ちこそ、私たち人間が普段悩んでいる心の奥底にある気持ちと同じなのです。

今回の神事のキッカケとなった谷浩一君を導いた神々は、こういう男女間・親子間の思いのカルマを外し、この伊豆の地から新しい希望や愛を生み出せるようにして欲しいのだとわかりました。

それは、伊豆の地へ渡ったパプアニューギニアの御魂の思いも重なっています。

地球内部が生み出すガイアエネルギーは、全ての命を産みだす母・女の役目で生まれた女性の心の思いに連動している事も神々は伝えてきます。

女性として生まれたあなたの心の中に愛や希望を持てれば、この地球も人間も存続できるのです。

この神事の1週間前に、立て続けに命を取られたヒーラー谷浩一さんのような三名のヒーラーたちの死から学ぶことは、彼らに向けられていた

「依存」という負のエネルギーが一切、許されない時代に入った と感じます。

しかし男たちに苦しめられた女性の歴史の思いが、この地球の内部には溜まっています。

だからこそ男たちはそのことを心から詫びる心を持つことが大切ですし、同時に、女性たち自身が愛そのものになって新しい命や愛を産みだす必要があるのです。

16:00の天上山頂上祈りは、その全ての思いを理解したうえで地球内部のガイアエネルギーを大転換する祈りを行いました。

つづく

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