神様の向き合い方

沖縄の聖地で大きな神様に祈りをしていると、何度も目の前が真っ赤になった経験がありますが、沖縄では神様の色を「赤」で示すことが多いように思います。
伊良部島のユークイに参加する時も、同じように教わりました。
神様は赤いので、ユークイに参加する時は赤い洋服を着て入ってはいけないよ。それに真っ白い洋服は神様を守る司(つかさ)だけが着れる色なので、一般の人は着ない様にしているんだよ。」
洋服の色で神役目を示すのは、仏教の袈裟の色もそうですし、日本神道の神主の袴の色でも神役目の格付けが示されています。
私も2004年と2005年に伊良部島へ行った時は普段着のまま祈りをしていましたが、宮古島を愛する知人の洋服デザイナーが神様に向き合う役目をするならと、真っ白いコートをプレゼントしてくれたことから私の祈りでは全員に白い上下の洋服を着てもらうようお願いしています。
なぜ正式に神様に向き合う時に白い洋服を着てもらうかというと、人間の持っている欲望の色を出さない為にも白い洋服を着る意味があると覚えておいて下さい。
白い色は、生まれる前や死んだあとに行く「光の世界の色」とも言えます。
だからこそ、結婚式の白無垢や足袋の色を白にして肌の色(人間)を出さない様にしていますし、亡くなった方が着るのも白装束なのです。
滝行などの禊をする時に着る白いふんどしと白い着物も、同じ意味だと思います。聖地に自分の汚れた物を持ち込まない工夫を、先人たちは色で教えてくれていると覚えて下さい。
反対に黒は、闇の中のカラスの様に自分自身を隠す色の力がありますので、葬儀や自分を主張しない場で着る洋服として使われています。
正式な祈りをする場合、洋服を着る前に「禊(みそぎ)」という形で水の中に入って不浄な汚れを落としてから向き合うのが本来の姿勢なのですが、現在では簡素化して神社の手水がその役目を代用しています。
現在、パワースポットブームのせいか、全国のあちこちの聖地に出かける方が増えていますが、たくさんの人が集まるとその聖地のエネルギーが汚れてしまい、本来の働きができなくなっている場所も多いと聞いています。
だからこそ沖縄の大切な聖地の場所は一般の人に知らされず、ユタや神人たちが口述で場所を伝え守ってきたのです。
「白龍の神導き 沖縄 宮古島・伊良部島」を読んだ方から聖地の場所を教えて欲しいと問い合わせもありましたが、私が本に場所を詳細に載せない理由も神様を大切にしている人たちへの配慮があるからです。
どうしても知りたければ、地元のユタや神人を探して教えて頂いて下さい。
沖縄のパワースポットへ行きたいと思っている方にお伝えしますが、聖地を守っている方たちにとって今、大きな問題になっていることがあります。
それは「土地のルール」を知らずに聖地に入り、興味本位で色々な物に触ってしまうことで聖地のエネルギーも壊れ、神様が怒っている場所が増えている事です。
神社やお寺ではその場所を守っている方がいますので、厳しくルールを言われると思いますが、沖縄の聖地のほとんどは自然の中にあるので常駐して守っている方はいません。
だからこそ、土地のルールを正しく学んでから入る必要があるのです。
沖縄本島の南城市に世界遺産に指定された斎場御嶽(せーふぁうたき/サイハノうたきがありますが、入場料も取りませんし誰も警護の人がいない状態で解放されています。
本来、一般の人が入る事さえ許されなかった重要な聖地だったのに、知らないとはいえ祭壇だった場所に登って遊んでいる青年がいるほど聖地のエネルギーは乱れています。
沖縄の知人にお願いした事ですが、沖縄で大切に守りたい場所は教育委員会に働きかけて看板を設置してもらい、観光客の方に意味やルールを教えるようお願いしましたが、現在どうなっているのでしょうか?
地元の人は聖地のルールを知っているのでそういう馬鹿なマネはしないと思いますが、土地のルールを知らない人たちが問題なのです。
あなたにどんな霊能力があろうとも、守護存在から行きなさいとメッセージが降りたとしても、違う土地へ足を踏み入れた時は、必ずその土地の神様ルールが違う事を思い出して、土地に住む人たちに教えてもらって下さい。
沖縄でたくさんの神様を守っている人たちの声が皆さんに届くことを願って、「白龍の神導き 沖縄 宮古島・伊良部島」の本を出版することも決意しました。
神様は見えない存在だからこそ土地の人に聞き、心を正して「入らせて頂く心構え」が必要だと思います。
何度も言いますが、神様はお賽銭を必要としない分、あなたのお願いを聞く為に存在しているのではありません。本来、神様という存在は、普通に生きて生活できることを感謝する対象物なのです。
お世話になった人にお礼をするように、親や家族親戚にお礼をするように、神様や仏様にお礼を伝えに行く為に聖地はあるのです。
パワースポットブームに出かけるほとんどの方が、自分を助けて欲しい、元気が欲しい、運を良くしたい、人生を良くしたいと思って出かけると思いますが、あなたのその欲が聖地のエネルギーを汚しているとは思っていないと思います。
どうぞ、あなたのルールや判断で聖地やパワースポットに行くのではなく、その場所を守り続けてくれている神様や土地の人たちに喜ばれる行いをして下さい。
ゴミ拾いでも何でもいいので、あなたが神様の立場だったらどうして欲しいかを考えて行動して下さい。
そういう行いをする人を、神様はいつも見守ってくれています。
神様にお金は必要ありませんが、神様を守る人たちにはお金が必要ですから志を示す事で神様を守ってくれている人にも感謝を示しましょう。
でもたくさんお金を出したから、あなたの運が上がる訳ではありませんよ。
逆に、「たくさんお金を出したから私を幸せにしろ!」と思っている人は、もっとたくさんお金を欲しがる人たちに囲まれる人生になるでしょうね。
あなたが思った事、行動したこと、心がけている事の全てを見通して下さっているのが、あなたのご先祖であり神様だからです。
どうぞ今一度、神様やご先祖様に向き合う自分の心を見直して下さい。
聖地やパワースポットは、本来の自分自身を見直す為の神聖な場所だからこそ、あなた自身の心がけが問われていると思って下さい。
「白龍の神導き 沖縄 宮古島・伊良部島」の本を読んで一人でも多くの人が本来の神様の意味を理解し、自らの神心を高める為に聖地に足を運ばせて頂く心を学んでほしいと思います。

 

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