意識と無意識の対話について

今、皆さんに必要だと感じたので、2012年12月10日に話した愛知勉強会の内容を公開します。
 

〈意識〉とは・・・ 顕在意識。
 
つまり、みなさんが普通に思ったことで、行動していることです。
 
行動したら、結果が出ます。
でも自分がこうしようと思った通りになることは、普通は少ないものです。
 
なぜかというと、自分の思ったことを叶えてくれるのは、ほとんどが他人だからです。
 
今の自分が、未来に対して何かを思うとします。
 
自分が思うから、結果がそうなると思いがちですが、実は、「こうしたい」と思った時に同時に出る想いが、反対の「打ち消しの不安」が出ます。
 
できるはずがない、今までもそうだったのに・・・人間は、そういう動物です。
 
必ず、決断すると、反対のエネルギーが出ます。
 
強気の時は、いけそうな気がしますが、弱気が出るとだめかもしれない・・と思います。常に、不安との戦いですね。
 
過去に、私がメンタルマネージメントをして、二年連続世界一位になった全日本のラフティングのチームのお話しをご紹介しましょう。
 
常に、ものすごいトレーニングをしている彼らでしたが、最後は、メンタル・精神面の戦いなんです。
 
実は、スポーツも、そうではない世界でも、体力だけをいくら鍛えても勝てるわけではないのです。
 
さらに、技術がすごいから勝てるわけでもありません。
 
目標を決めたら、必ず不安が出るからです。
 
不安を消すために、さらに厳しいトレーニングをするのです。
 
もし、最低の基礎トレーニングだけをやっていて、100%不安が出ない人なら必ず、勝利を導きますが、強気になればなるほど、不安が出るからこそ練習するものなんです。
 
勝負の世界は、勝てそうとか、負けそうという、自分のメンタルとの戦いが常に続きます。
 
でも最後は一瞬の差で、必ず、「神がかり的なこと」が起きるものなのです。
 
ラフティング(川下り)は水の力、風の力、大地の力を借りるスポーツです。メンタルと同時に、その扱い方を教えました。
 
競技は海外でしますので、その土地の神様に愛されて、受け入れられる方法を教えました。
 
一番最初に、まず「山の神様に挨拶をして、川の神様の力を借りなさい」と伝えました。
 
自然界の神様とお友達になって、神様が喜ぶ行動をしなさいとも伝えました。
 
具体的には、「ごみ拾いをしなさい」と言いました。
 
彼らは、毎日、河の周りのごみ拾いをしたそうです。
 
それを見ていたギャラリーが、最後には、手を貸すようになったそうです。
 
日本人のメンタリティーと精神性が、世界に認められた瞬間です。
では、ここで、無意識の付き合い方にについて詳しくお話しましょう。
 
〈無意識〉 とは・・・
 
ふわっとわいてくる思いが、無意識だと思って下さい。
 
20世紀に流行った「マーフィーの成功法則」は、「意識し続ければ成功する」と自分に信じ込ませる方法ですが、やってみるとわかりますが、必ずめげます(^^)
 
実は、人間の一番強い力は、意識していない「無意識」なのです。
 
「なんとなく思いうかぶこと」のほうが、実は、実現します。
 
一番力が抜けているのは、お風呂とトイレの中です。
 
ふっと出てきた思いが、「私はできる!」と思えたら、だいたいのことはいけます。
 
本当に決めてる人は、実は、力が抜けているものです。
 
力が入っているということは、「無意識が不安」だからです。
 
意識は、思い続けたから成るのではなく、思っていない無意識にあるものが最大の力を持っているために反応して想うものなのです。
 
だからこそ、一番リラックスして安定している時に、自然にそうしたくなるように、自分にも人にも言ってあげる言葉が大切なんです。
 
20世紀は、「強弱の時代」であり、「勝ち負けの時代」だったので、誰もが勝たなきゃいけなかったので辛かったですが、20世紀の価値観はもう終わりました。
 
まだ、20世紀の価値観だけで、一生懸命生きている人は、「根性論」しか思い浮かびません。
 
結果にしかこだわれない、「勝ち負けの世界のメンタルマネージメント」です。
 
でも、21世紀の価値観は、勝ち負けではありません。
 
戦う両者の思いを活かしあえたかどうか、お互いの思いを活かしあえた人だけが、自分の人生の目標を思い通りにコントロールして、結果的に、自分の夢を勝ちとります。
 
結果がそうなると創造した時に、力が抜けて心の底からワクワクできたらそうなるのです。
 
ワクワクのエネルギーは、電波のようにとんでい行きます。
 
気持ちいいように、心地いいようにもって行くのが一番いいコントロール方法なんです。
 
大事なことは、思い通りにならなくて失敗して苦しんだ時に、また、取り組めるエネルギーに変えることが大切です。
 
一番弱気な、一番底にある、一番本当の自分が、そうしたくなるように自分の意識を持っていったほうがいいんです。
 
この思いが、自分の「無意識」に入っているかどうかが大切なんです。
 
では、〈無意識はどう形成されるか?〉 をお話しましょう。
 
まず子供の頃、一番最初の意識のインプットは「親の言葉」です。
 
小学校低学年くらいまでは、親が言ったことを全部正しいと思います。
 
小学校や幼稚園で、家のルールと周りの人のルールが違うことに気付きますが、自分の親は否定できないので、子供たちも自分たちの「内緒のルール」を運用します。
 
基本的に、親に言われたことは信じたいことなんですが、100%親の言うとおりにすると、自我や自分がなくなってしまうことがありますよね。
 
でもちゃんと、親に反発して、親を乗り越えるための学びの時期として「反抗期」が用意されています。
 
親に反抗して、自分の言ったことの責任を形成していくのが、人間の目的なので、ちゃんと、3歳頃と中学生の頃に、反抗期が設定されています。
 
反抗期の時期に主張した自分のルールが、誰にでも通用できるルールであればいいのですが、周りの人に適応できないルールだと、いつも周りの人に理解されないために、どんどん自分自身の心が複雑になってきます。
 
そうなると、「無意識」は、ものすごく嫌がります。
 
どの自分が、本当の自分か悩みだして、心が病んできます。
 
自分らしさは、本来、ひとつだからです。
 
自分が喜んで、自分が素直にやりたいことやって、喜んでくれる人がいて、ありがとう言われると、また、それをしたくなるように設定されています。
 
この良い循環を繰り返し経験したいと誰もが望むはずです。
 
心の中に、たくさんの顔をもっていると心が分裂してきます。
 
一般的に、真面目な人や、ちゃんとやろうとする人ほど、分裂症になりやすいです。
 
自分を全開で出してみた時に、周りに人に喜ばれるか、嫌われるかは、出してみないとわからないものです。
 
だから、自分自身を知る為には、想いを言葉や行動で出してみて学ぶことが必要です。
 
今、皆さんは「心のキャッチボール」が、とても下手になっていると思います。
 
昔と違って人との心の距離感が遠いとも感じます。
 
心に柔軟な筋肉の付け方を学んでいないので、どんどんチャレンジしなくなる人が増えています。
 
恋愛しない人たちも、そうです。
 
チャレンジ意欲がない人たちが、今、とても多いです。
 
でもようは、失敗を恐れているだけなんです。
 
そんな自分にした親が悪いとは、言えませんよ。
 
昔と価値観が、随分、変わったんですから・・・。
 
親と自分もお互いに、共有する大事なものがわからなくなったことが原因です。
 
例えば、戦時中のように誰もが共通意識として「国を守る」ような共通意識がない時代です。
 
誰かを支え導くような「心の強い人」が少なくなったように思います。
 
みんなが、支えて欲しい人になっていると感じませんか?
 
今の自分を「よし」と言ってくれる人が、少ない時代かもしれません。
 
人間は誰かに認められないと、自分のエネルギーが良くならない経験で成長する動物だからです。
 

〈無意識の根っこにあるのは、インナーチャイルド〉

魂の中に幼い頃の自分がいますが、そのことを「インナーチャイルド」と言います。
年をとっても、この心の中の子供を置き去りにしたり放置していると、感情が不安になり乱れます。
親や人に対してちゃんとやろうとして我慢し続けた人は、インナーチャイルドも我慢し続けたままなのです。
人に喜ばれることができて、現実もちゃんとできているのに、実は、インナーチャイルドが喜んでいない人は、ある日、突然、爆発して、両親やパートナーと喧嘩したり、わけのわからない行動に走り、わがままを押し通して、自分を解放したくなるものです。
心の形成ができていない魂の若い人に多い症状です。
意識が混乱している人の原因をさぐっていくと、ものすごく幼い時期に親の言った「たった一言」で傷ついた人がたくさんいます。
親は、全く傷つけるつもりで言っていないのにね・・・(^^)
今、ここで、この人なら受け止めてくれると信じた時に、受け止めてもらえない経験をした人は、ものすごく傷つきます。
でも傷つけた相手は、覚えていないものです。
この記憶が、インナーチャイルドに記憶されます。
自分が言いたかったことを、言えなかった記憶です。
大人になっても、心が幼い人たちが、とても多い時代だと言いましたよね。
昔の人たちは、今より知性は低いかもしれませんが、ものすごく精神力が強かったと思います。
自分というものより、もっと「大事な共通認識」がたくさんあったからです。
今の日本人は、共通して守る大切なものがない時代なので、みんなの「大切なもの」が違います。
このバラバラな個人の価値観が、全て自分の基準になっていることが許されている時代です。
 
アメリカ形式の個人主義の都合の言い部分だけを組み入れた悪い結果だと思います。
 

本来、個人主義は「自由と責任」がとても重い教えですが、自由を主張し、責任は誰かにとってもらおうとしている人が多いと思いませんか?
子供を産んだ親でも、体は大人、心が子供の人たちがとても多いと思います。
でも、自分の心の中にいる子供を受け止めてあげられるのは、親でも、他人でもなく、「自分」なのです。
自分で、自分の「一番弱い自分」と会話して下さい。
◎〈自分のインナーチャイルドと向き合う方法〉
布団の中で丸まって、ひざ小僧をかかえるような感覚で自分と話します。
一番弱くて一番情けない、他人に見せたくない自分と話しをすることです。
ひざ小僧を抱えて泣いている女の子や男の子を自分の中にイメージしてみて下さい。
ちゃんと話しを聞いてあげると、涙が溢れてきて、泣き出したり、心が通じあいますが、しばらく続けていると、泣くのをやめて、ふと、顔を上げる瞬間があります。
その時に、「何が苦しかったの?」と聞いてあげると、必ず、いつか、本当のことを話してくれます。
何が辛かったか話してくれたら、「ごめんね、ごめんね」と、ちゃんと自分にお詫びをすることです。
自分自身が、お母さんやお父さんになってあげることです。
この「自己対話のインナーチャイルド療法」を繰り返すと、自分の中の子供はちゃんと成長します。
そのおかげで、少しづつ、心の中に「自分の芯」ができてきます。
日本人には、「思う、信じる」というすごい想いの力が宿っています。
真剣に思えば思うほど、あらゆるエネルギーを動かせます。
不安をプラスに変えるには、未来を信じるしかありません。
その信じる力を強くするために、何かや誰かを信じたとしても、その想いを実現するためには、「」を見つけなければいけません。
先に、人生の道を歩いたお母さんやお父さんたち、そして大人たちは、道を示さなければいけない人たちです。
子供がいるいないに関わらず、30歳を過ぎた全ての大人にその役目はあります。
大人は、未来の子どもたちに、方向性を示さなければいけない役目なのです。
困ってる子供に「道」を教えられない大人は、無責任だと思います。
親が教える子供の教育で、100%正しいことなどありません。
ただ、自分が信じる「ひとつの道」を教えることができるだけです。
大切なことは、大人も、自分自身と対話する時間を作ることです。
自分の芯をちゃんと作って、自分の弱さもちゃんと認めて、その弱い自分が、自分を支えてくれて、想いを一番、実現させてくれるからです。
何かをやりたいと思った時は、まず、自分自身のインナーチャイルドに聞くことをオススメします。
できるどうかは、実は、自分自身が一番良く知っているものです。
左脳で理解するタイプなら、文字に書いたほうが良いですよ。
自分がこうしたいという目標が決まったら、次に、「何があれば、何が起きればそれは実現できますか?」と可能性の質問も書きます。
さらに、「何が一番の問題になりますか?」と、可能性を打ち消す思いも全て書き出します。
実は、自分の中にあるインナーチャイルドは、取り組む前に全部の答えを知っています。
こういう今、すぐにできることを整理しない為に、あとで、不安が強くなるのです。
これを知っていれば、必ず、どんな問題が起きても対処できますよ!
繰り返しますが、絶対に文字に書いて残したほうがいいですよ。
同じところで、いつも止まる人は、自分の思いの世界だからこそ、自分の視点を変えられずに、同じところの学びを繰り返しているので前に進みません。
人間は誰しも、可能性を持った瞬間に、同時に、不安が出るようになっています。
不安を消そうとする作業をする人はたくさんいますが、不安は、可能性があるからこそ出てくるものです。
だから、やりたいと思っていることの目標を下げると、不安もなくなります。
「不安と可能性はセット」であり、お友だちなんです。
だから、正しい付き合い方を覚えて下さい。
夢や目標を決めて、進んでいる途中でも、常に、自分の不安が出てきたら自分のインナーチャイルドに向き合って整理することです。
不安を放っておくと、勝手にどんどん大きくなりますし、見ないふりをしていると、どんなに振り払っても、必ず、一周して、同じ問題に直面するものです。
自分が描いた人生のテーマは、自分が望んだ分だけ不安がセットで用意されるようになっているからです。
他人でも家族でもパートナーでも、この思いのやり取りの必要性は同じです。
自分がこうしたいと思っているのに相手が同じように思ってくれない場合、どう意思疎通をするかですが、お互いのインナーチャイルドの納得した分だけしか理解しあえないことを、まず覚えておいて下さい。
だからこそ、相手の想いを正しく理解してあげたいと思うなら、自分自身の心の操作方法を先にわかればいいんです。
自分の想いを主張する前に、自分が相手の言うことの、何を不安や不満に感じているかをわかる努力が大事です。
自分自身が想う不安や不満が原因だと気づけば、自分自身の本当の想いを自分が素直にわかれば問題は整理されます。
それをせずに、自分の不安をただ人にぶつけてしまう人は、いくら正しいと主張しても、絶対に、人間関係はうまくいきません。
まず、どんな不安を自分がかかえているのかを、正しく整理することです。
一番のマイナス要因は、親から教えられた基準で出来ていますので、小さい頃に言われたことがトラウマになっていないかを、最初に確認して下さい。
このトラウマをはずせるのは、親でも、パートナーでもなく、自分自身しかいませんので、自分が、このことに向き合って、きちんと自分自身を癒すことが重要です。
このことに、まだ向きあっていない人は、どんなに大切な人ができても、他人を自分と同様に大切に扱う事はできません。
まず自分を癒して、自分が一番元気な時とダメな時の様子を見て、今の自分がどれくらいできそうかを冷静に見る目が必要です。
本当の意味で不安を乗り超えて、完全にインナーチャイルドが納得すると、力を入れなくても、物事や人間関係はスーと進みだします。
物事がうまくいく人は、一番自分が弱気な時の対応策をよく知っています。
反対に、いつもうまくいかない人は、弱気になったら逃げるか、ごまかすか、自分の嫌な面を見ないようにするので、毎回、同じ学びに戻ってきます。
自分の一番、弱いところにちゃんと心の目を向けて生きていないから繰り返される現実なので、自分の弱さに向き合うことはとても大事なことなんです。
人間は「弱さ」がなければ、攻撃本能だけになりますし、「弱さ」は他人を大事にする優しさの、大事な心の源です。
30歳を過ぎて、自分の親が嫌いな人は、人間としてまずダメです。
親に対して許せないものを持っているということは、本当に、人間として愚かな状態です。
その想いは、絶対に変えなければダメです。
過去に何をされたとしても、何を言われたとしても、あなたに命を与えてくれた元だからです。
この想いを持っている人は、絶対に、自分の子供に愛は伝わりません。
親子関係の根っこに、憎しみがあるからです。 
確かに、「親子のカルマ」は一番厳しいカルマです。
でも、一番辛いし、苦しいけれども、そんな愚かな親だとしても、命を与えてくれた存在に感謝できないなら、自分の子供にも、愛する人にも、何も伝えるものは持っていない状態です。
もし、まだ、あなたにそういう思いが親に対してあるのなら、傷ついたインナーチャイルドを自分が癒せばいいのです。
そうすれば、突然、親子関係も変わります。
子供が親を変えることはできないのに、年を重ねて弱った親に文句を言っている人は、本当に愚かすぎます。
いいですか、もう、誰かに癒される時代ではありませんよ。
自分で、自分を癒す時代です。
無意識の奥底が安定して、不安が出なくなったら、すぐに現実世界が楽に動きだします。
力を入れて、がむしゃらに頑張るだけでは、苦しいだけで続きません。
無意識の想いをコントロールするには、自分のインナーチャイルドとの向き合い方だけです。
これから新しくやらなきゃいけないことや、やりたいことが、まだたくさんあるはずでしょ!?
そんな時なのに、一番弱気な自分とちゃんと向き合っていなければ、また、同じ愚かな甘えを誰かに押し付けてしまいますよ。
すぐにできないと思ったら、ひとつひとつの対処法を冷静に判断して、ゆっくり取り組んで下さい。
信頼のおける人と話しあって、過去の想いをひとつひとつ解消するだけで、過去の想いも、これからの未来の生き方も、全て変えることができますよ!
どうか、自分のインナーチャイルドにすぐに向き合って下さい。
そして、全ての人の未来を愛に変える為に、7月7日の祈りに参加して下さい。

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