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【奄美諸島】徳之島神事のお祈りをありがとうございます

徳之島神事に御心を合わせて下さった皆様、本当にありがとうございます。

御陰さまで、想像を超える新事実の発見と共にヤマトと琉球を繋ぐ大きな神事を無事に終えることができましたので、現在は、伊良部島に移動して今回の神事の詳細を少しづつ整理していますが、現在の日本にとって徳之島がとても重要な島だということを覚えておいて下さい。

10月4日、徳之島へ渡る予定で札幌から羽田経由で鹿児島に入りましたが、奄美諸島付近が台風18号の影響でこの日の午後から欠航となり、翌10月5日の午前中の二便も欠航のあと、やっと午後の飛行機が飛び、夕方に徳之島へ入ることができました。

◎徳之島空港から7分で神屋敷(鹿児島県大島郡天城町松原1892の横)

前日から徳之島に入っていた今回の神事の依頼主である新田家のご兄妹は徳之島生まれの神高い神番を持つ家系の方ですが、お兄さんも妹さんも全てのご兄妹がヤマトで生計を立てているなかで3年前から四男の男性に重要な先祖の思いが伝えられた為、8月に詳しいお話しをご本人から聞くことになりました。

現在、徳之島の実家にはお母様が一人で家にお住まいですが、問題は、実家の横の土地に建てられている「神屋敷」のことでした。

琉球王朝時代、この土地には村を治めるノロたちの「ノロ屋敷」がありましたが、ヤマトの時代になるとノロ制度も廃止になり、屋敷も取り壊され、土地も人手に渡ってしまっていました。

※ノロ(祝女)は、沖縄県鹿児島県奄美群島琉球の信仰における女司祭。神官。巫(かんなぎ)。地域の祭祀を取りしきり、御嶽を管理する。ヌール・ヌルとも発音される。 民間の巫女である「ユタ」とは異なる。17世紀に掛けての薩摩藩による侵攻や、明治政府による琉球王国の廃止などを総称して琉球征服(りゅうきゅうせいふく)と呼ぶ。これらにより、日本が奄美諸島を支配する権限が確立されたとされる。

昭和の時代になってから土地を所有していたシャーマンの上田豊子さん(故人)が神メッセージを受け取った為、その土地に新たに「神屋敷」を立てて拝みを続けていましたがご本人が亡くなったあと拝みをする方もいなくなり、放置されていた土地を譲り受けたのがホテルサンセットリゾートの宮田社長でしたが今回の話しを理解して下さり、新田家に買った値段でそのまま譲って下さったことで全ての準備が整いました。

ホテルサンセットリゾート徳之島

 

新田さんの家系はもともと村長(むらおさ)だったため集落の人達を大切にした一族だからこそ、今も周りに住んでいる人達から「神屋敷がある土地には家を建ててはいけないと聞いている」と言いますし、琉球王朝時代からヤマトの時代になってご苦労された祖父母の思いが、美しい女神を通して四男である新田さんに伝えられたことが全ての始まりです。

通常、こういう個人的な思いで私は神事を行いませんが、沖縄本島からヤマトへ繋ぐ奄美諸島神事(2009年)で和合祈りをしていない島が徳之島でしたし、大きな「土地番」を持つ男性からの願いだったのでご協力することにしました。

徳之島に入ると、新田さんの知り合いで千葉県に天台宗のお寺を立てている尼さんもこの神事に参加したいということでご一緒しましたが、16歳から比叡山で修行をされ住職の資格を持っている神仏習合の修行をした小澤住職です。

徳之島の人達は人の繋がりを今も大切にしていますので新田さんのご縁でたくさんの人にお会いする事が出来ましたし、「神屋敷」に対する土地の人達の愛情も感じましたが、誰もが口を揃えて「先祖が大切にした場所を大切にしたい気持ちはあるけれど、神の思いがわからず手をつけられなかった」と言い、今回の神事をとても歓んで協力して下さいました。

今回、もっとご尽力頂いたのは新田さんが子供の頃からお世話になっている松原工業の福田社長ですが、経営がうまくいかない会社をいくつも引き受けて再生している素晴らしい会社のひとつに美味しい「黒糖焼酎 里の曙(町田酒造)」も経営されていましたので、神事のお神酒はこのお酒を使う事に決めました。

福田社長は、私たちが徳の島に到着する前日の早朝からご自分で重機を神屋敷に運び入れて、無報酬で土地を整備してくれている姿を見た時には感動しました。翌日も、朝6時から重機でゴミを運び出し、整備を続けて下さっていました。

「この土地を触ることができるのは村長(むらおさ)の血筋を持つで新田さんの一族しかできないからこそ、今回のことを3年前に聞いた時から自分にできることはしようと思っていた」とお話し下さいましたし、この広い土地で先祖に感謝祈りをしながら老人達が元気にパークゴルフをしたり、お祭りをしたり、子供達が遊べるような場所にすることでご先祖達も歓んでくれると思う」とお話し下さいました。

夜の懇親会は、妹さんの同級生が経営する「居酒屋 新撰組」に同級生と昔の仲間たちが集まり、今回の神屋敷の神事が多くのご先祖たちも望んでいるのを感じました。

神事ができる時間は明日一日しかありませんが、やらなければならないことがたくさんあるので早朝から祈りは始まりました。

 



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