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生きながらにして成仏

昨日(1月5日)の私の気づきを皆様にご紹介します。

<家の中で気づいた言葉>

気づき1、「親の精進(しょうじん)、子の精進(しょうじん)」

「精進」とは仏教用語ですが、以下の意味があります。

  1. 雑念を去り一心に仏道修行すること。
  2. 身をきよめ行いを慎むこと。
  3. 肉類を食べず菜食すること。
  4. その事に打ち込んで努力を続けること。

私がこの言葉を聞いてすぐに感じたことは二つの意味があると気づきました。

 

1)親が一生懸命に精進しても、子供は親の精進の気持ちを理解できない。

2)子供も自分なりに精進していることを親は理解していない。

つまり、親の心を子供がわからず、子供の心を親も理解していないという教えです。

どうぞ、ご自分の心に手を合わせて確認して気づいて下さいませ。

 

<家を出てすぐに気づいた言葉>

気づき2、「生きながらにして成仏」

「成仏」を調べてみると、煩悩(ぼんのう)を解脱(げだつ)して、無上の悟りをひらくこと。転じて、死んで仏になること。また単に、死ぬこととあります。

「生きながらにして成仏」を調べてみると、空海の教えに「即身成仏仏義」というものがあり、生きながらにして成仏できることが説明されています。

この意味は、私たち人間は、いつもいろんな思いに振り回されて生きていますが、本来、その思いはないものであり、掴んでいるのは自分だけの世界だからこそ、思いを手放して神仏と心をひとつになった生き方をしなさいという意味になると思います。

今あること、できること、今できないこと、無いもの、あるもの・・・全てが煩悩の自分が掴んでいる世界の中の出来事です。

○○○があれば・・・と思っていて、それを手にした人は、今度は無くなることを恐れます。

繰り返しているこの煩悩の世界をどう楽しく生きるかは、私は次の気づきで理解しました。

この世の中にあるもので、自分の体さえ、「自分のものなど一切、無い」ということです。

これはつまり、「ただ、ある」「ただ、いる」「ただ生きている」ということに感謝できる自分になると気づきます。

どうか、この世の中を苦しみに設定するのではなく、「全ては与えられていて、全てがある」という喜びに設定して生きて下さい。

神に気付かされた私は、また、新たな気持ちで、亡き父の命日に、この言葉を皆様にお届けできることが喜びです。

ありがとうございます。

 

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