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全てを授かった人間が気づくべきこと

私は全てを授かった。

私は生まれて20年間は、辛い見えない世界と付き合いながら生きてきた。

 

しかし、20歳になった時に、見えない世界と決別して、見ない、聞こえないと言い張り、全ての感覚を無視して生きた。

その理由は、現実社会の中では、誰にも受け入れてもらえない時代だったからだ。

 

40歳になるまで、皆さんと同じように自分のために好き勝手に生きてきた。

しかし、37歳で「地球を救う!」と宣言した時から3年間、神は私を問うように”全てを捨てなさい”と申された。

 

40歳で解脱した時は、全ての欲を手放し、食べることも、寝ることも、本能欲も全てが無くなった。

 

トイレさえも、何も食べていないので、したくならなかったのだ。

これで身体は大丈夫なのかと神に聞いてみると、大丈夫だと言う。

 

人間は本来、何も与えられずとも生きられるように創ったのだと教わった。

 

1週間ほど、そんな状態が続いた時、私の家に一枚の請求書が届いた。

電気代5000円の請求書だ。

 

あ!お金を稼がなければ生きていけないのだと、現実バランスをやっと思い出した。

 

それまでの3年間は、妻が全てのお金を工面してくれた。

働けず、ただ毎日、布団から出られないほど気力がなくなり、やっと起きて少しの食べ物を食べてもお腹を壊すほど私の体は弱っていたからだ。

 

”日本そば”が好きだったので、一日一食だけ、お蕎麦を食べてみた。

結果としては、体が急にふらつき、病院へ行ってみると、

「珍しいですね。栄養失調ですよ」と病院の先生に言われた。

 

もともと食べ物に執着がないので、食べないことは苦痛ではなかったが、体がふらついては何もできない。

だから、もう一度、普通の人と同じように”全ての欲望を手にすること”を決めた。

 

性欲、食欲、睡眠欲、金銭欲・・・

 

自分が欲しいと思わなければ、何もいらない自分も知っているので、自分に「他人と付き合うには欲望は必要なのだ」と言い聞かせて全ての欲望を取り戻した。

 

すると、欲望に合わせて、余計な感情も付いてきた。

好き嫌い、良い悪い、こっちの方がいい、こうしたい、ああしたい、ああしたくない・・・

 

面倒だと思った。

人間は、本当に面倒な欲望を持っていることに改めて気づいた。

 

なぜ神は私たち人間に、こんな欲望を持たせたのか?

なぜ人間は、他人をコントロールしようと思うのか?

 

わからない。

これだけ長く人類が生きてきたのに、悩みも苦しみも何も変わっていないではないか・・・。

 

権力者は全てを支配したがるし、一般の人は自分が奴隷よりはマシだと思い込んでいる。

何も変わりないのに・・・

 

支配したい気持ちは自分には無いのだけれど、幼稚園の頃から世の中や周りの人たちの平安だけを考える子供だった。

 

テレビで、アフリカ難民の子供達がビアフラになってお腹が膨れ上がってる映像を見た時、自分のお茶碗に残ったご飯を、母に、「これ、あの子供たちへあげられないの?」と聞いたことがある。

 

母は笑顔で、”優しい子だねえ”とだけ言って、テレビを見ていた。

自分には、何もできないことを改めて悟った。

 

中学生の頃、クラスで喧嘩をしていたので、仲裁に入った。

「何をしているのか!やめろ!」と二人を引き離し、話し合いで解決させた。

 

この行動は幼稚園時代から同じだし、クラスメイトのほとんどが幼稚園からの同級生なので、私の頑固さはよく知っているので、言うことを聞いて仲直りしてくれた。

 

また、テレビで戦争のシーンを見た時、なぜ、人が殺し合うのかわからず、神に聞いた。

 

神は、こう言った。

それは人間がやりたいことの一部なので、私たちには何もできません。

 

何!私たち人間のやりたいことだと!!

大人になっていく自分にも、神にも嫌気がさした。

 

朝、突然、オチンチンが痛くなり、ボッキしている自分に戸惑った。

触っていると気持ちいいし、何が白い液体が吹き出して臭かった。

 

この気持ちよさは、良いことなのか悪いことなのかわからなかったので、神に聞いた。

それは人間の種族が存続するために必要なものだから、悪いものではないのですよ、と言われた。

 

またテレビで、性的犯罪や強姦の問題が取り上げられているニュースを見た。

自分もそういう加害者にならないかと、不安になった。

でも、オナニーは気持ち良いので毎日、していた。

 

ものすごく感情が不安定になる時ほど、オナニーをして自分を癒していたが、これを一生するのかと迷った。

女性の体に急に興味を持ち、気になって仕方がなかった。

 

この本能的な感情は、あの性暴力にも繋がるが、子供を作るために必死に祈っている女性の姿を見ると、全てが悪いわけではないこともわかった。

 

でも、今の自分が大人になれば、あの大人たちのように犯罪を犯したり、誰かを傷つけたり、女性たちを悲しませるのかと思うと大人になるのが嫌になった。

 

世の中の善悪が全て、無ければいいと思った時、罪人を裁く裁判シーンのテレビを見て、誰がこの”法律や罪”を作ったのか気になって、ドフトエスキーの「罪と罰」を読んで頭に来た。

 

こんな罪や罰が無ければ、もっと平和に生きれるはずなのに、なぜ、罪を作って罰を与える仕組みにしたのか、神に問い続けた。

 

神はこう言った。

「私たちは何も創ってはいません。それは人間が作ったものです」、と。

 

さらに頭にきた。

そして、大人になるのが本当に嫌になったので、死ぬことを考えた。

中学生の頃は、毎日、死ぬ方法ばかりを考えていたので、国語の先生が自殺した生徒の話をし始めた時には驚いた。

 

・・・・・・・

 

私は40年間、自分の好き勝手な生き方をしてきたので、解脱させられ、他人のために生きることを選択させられたのかもしれない。

 

でもそれから20年間、他人の為に生きることを選択し続けてきたが、ずいぶん、垢まみれになったのかもしれない。

嫌なものを見すぎたし、嫌な人たちにも会いすぎたのかもしれない。

 

でも少数だが、自分と同じものを大切にしたいと言ってくれる人にも出会った。

まだ、何も現実を変えてはいないが・・・

 

神は私にもう一度、20年前に戻れと言う意味なのか、また、新しい設定で生きることを選択せよという意味なのかを考えさせられたのが、2度目に見た白鳥監督の「祈り」と言う映画だった。

 

祈りの大切さも、祈りの本当の力も、人間のD N Aについての情報も、私は全て創造主に教わったので知っているのに、全てを話したことがまだないのだ。

 

解脱してわかったことの、ほんの一部しかまだ伝えたことがないことに気づいた。

解脱して、私が観て聞いてきた世界の知識と体験がこれからの時代に参考になるのなら、全てを伝え残そう。

 

地球より進化した星の経験や叡智は、この地球で二度と繰り返さない為に見せられたものだからこそ、全てを伝えよう。

 

自分の死を迎える時までに、全ての知識を伝え切らないともったいないと昨日、本当に思った。

すぐに何も変わらなくても、全てを伝えることが先人の役目であり、自分もその年齢になったことを自覚しよう。

 

宇宙の全ての真実を伝え残そう。

 

宇宙には、全ての記憶と経験を記録した魂の記憶バンク(アカシックレコード)があり、その情報と、創造主マスターとの対話記録もあるうえに、他の星に行って観てきた経験もたくさんしてきた。

 

解脱した時の私の意識は、全宇宙のいつの時代にでも、地球の外の星へも自由にいつでも行き来できる魂だからこそ、それが私の役目なのだと改めて自覚した。

 

宇宙の全ての経験を超えた愛の星として創られた「地球の本当の意味」を伝え残そう。

 

今からでも遅くない。生きている間に、全てを伝え残して、愚かな同じ過ちを人間にさせないようにアドバイスして目覚めさせよう。

 

2020年12月16日 午前4:08に気づき

 

 

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