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人生は20年サイクルの周期で回っている

人生は20歳で成人、40歳でターニングポイントを迎え、60歳で恩返しの人生を選ぶように設定されています。

 

この大きな「20年周期」を知らない人たちは、気持ちばかり若くても身体は確実に衰えていますので、必要な時期に、必要なことを決めていないと、その結果、取り返しがつかない人生経験をすることになります。

 

「世代の価値観」とは、同年代とその前後数年の人たちで形成されますが、世代の価値観を超えた「新しい価値観」を生み出さないと、一気に社会全体の問題があなたにのしかかってきます。

具体的な例を挙げれば、団塊の世代と団塊ジュニアの問題は、実は、その前後の世代の価値観に大きな影響をお与えています。

 

こういう長期的な視点で日本国内の問題を20年前から発信していますが、真剣に考えて行動している人たちが少ないことに驚きます。

目の前に迫っている大きな問題は団塊の世代と、その子供たちである団塊ジュニアの親子関係の溝ですが、それ以降に生まれた人たちの世代の価値観にも大きな影響を与えています。

 

◯団塊ジュニア(だんかいジュニア)とは、日本で1971年(昭和46年)4月2日から1975年(昭和50年)4月1日 に生まれた人たち。

◯団塊の世代とは、第一次ベビーブームが起きた時期に生まれた世代を指す。焼け跡世代(あるいは戦中生まれ世代)の次の世代に当たり、第二次世界大戦直後の1947年(昭和22年)〜1949年(昭和24年)に生まれた人たち。

 

親世代が大切にしてきた価値観を否定し、生きた結果は、自由と個人主義。

結果として、経済的に豊かな人は選択権を持っていますが、貧乏な人たちには今後、選択権はありません。

 

私の質問に、「自分でなんとかします」と言い張る人が多いのも、この世代の特徴です。

 

もっと周りの人たちとコミュケーションと取って、同じ地域に一緒に暮らしている人と仲間意識が芽生えれば、「命を助け合う仲間」にもなっていきます。

 

20年前に、団塊の世代のすぐ下に生まれた親たちに精神性や価値観を聞いたところ、もう、自分達がいくら子供に伝えても聞いてくれないと全員が口にしました。

それは、当然です。

 

団塊の世代は、朝から晩まで働いてお金は稼ぎ、子供たちに豊かな環境や物を与えましたが、競争社会だったため、「助け合いの精神」が無くなり、他人を出し抜いても勝つことが正しい価値観となり、その結果、子供たちは、親から良い学校に行き、良い会社へ入り、良い異性を見つけて結婚しなさいとしか言われないので、そうできない子供たちは自分勝手に生きています。

 

人として大切にするべきことや、人との付き合い方、お礼やお返し、恩を仇で返すような人間にしてしまったのも、団塊の世代とその下の世代の親の教育不足だと言えます。

 

しかし、このことに気づいたところで、親がいくら言っても子供たちも大きくなっているので、そう簡単には聞き入れません。

子供がダメなら孫の教育をお願いしますというと、娘や息子たちに、親の価値観を私の子供に押し付けないで!と怒られるそうです。

 

そう言っている世代の人たちは、必ず、自分達が苦しくなるからこそ、20年前から「地域の人のつながり」と、「親子関係の修復」を手伝ってきましたが、都会は異常なくらい個人主義が強く、精神的に壊れている人たちがたくさんいます。

 

個人ではできないことがたくさんあるからこそ、「新しい価値観」を生み出さなければ、確実に、この日本の将来は先細りします。

 

あなたは、日本の将来を考えて何をしようとしていますか?

その価値観を共有できる人は、近くにいますか?

そして、具体的に何を今、取り組んでいますか?

 

この意味がわからない人は、最終最後は、ひとりぼっちで死を迎えます。

その覚悟をして、好きに生きて下さい。

 

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