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【解脱の真理】続編13 二つの分かれ道の選択

2021年12月26日に公開した▶️「金の斧・銀の斧・鉄の斧」のお話の続きをお話し致しましょう。

私の瞑想中に、木こりの彼が二つの道の右側へ行って池を見つけ、金の斧、銀の斧、鉄の斧を選ぶお話をしましたが、実は、道の左へ進むと全く違うドラマがあったのです。

この話は今の現実も全く同じだと気づくと思いますので、どうか、自分がどちらの道を歩いているかの確認材料にして間違えていれば「心の選択」をし直して下さい。

左の道へ進んだ私は目の前がどんどん暗くなり、不安になってきました。

この先には何も無いのか?それとも真っ暗闇の中を進むのが気づきのテーマなのかと考えましたが、人生は後戻りできませんし、私は引き下がる性格では無いので、目を瞑ってゆっくりゆっくり歩いて暗い道を進みました。

なぜ、暗い道で目を瞑ったのかいうと、目を開ければ不安がたくさん出るし、どうせ暗いのなら自分の感覚を最大限使って、自分を信じて歩むしか無いと思ったからです。

目を瞑りながらしばらくすると、声が頭の中に聞こえました。

「もう、目を開けても大丈夫ですよ」と優しい女性の声が聞こえたのです。

ゆっくり目を開けると、市場のような風景が見えて、たくさんの人たちが売り買いしていました。

小さな町なのだろうと思って色々な店をのぞいたり、売っているものを見て回りましたが、今の現実とあまり変わりはありません。

神様たちは私に何を見つけさせたいのかを考えた時に、興味本位な自分をなだめて、目を瞑って静かに周りを霊視しました。

すると、右手の森の中に水がある池か何かがあるとわかったので歩いて森の中にいきました。

森の中は薄暗く足元はシダ類や苔類がたくさんあるので、この森は豊かな森だとわかりました。

地球上の陸地の全ての「生命循環サイクル」は苔類、菌類、シダ類から始まったことを私はマスターに見せてもらっているからです。

森の中に光が当たって輝いている場所がありました。

右の道にあったように、鉄の斧を落とせば良いのかと自分の手を見ても何も持っていません。

どうして右に道で持っていた斧が無いのかを神様たちに聞くと、「あの斧は、人間が生きるために必要な労働を象徴しているものですので、この左の道には必要ないのです。」

労働ではない大切なことを気付くために左の道があったのかと思い、嬉しくなりましたが、何も持っていない自分がどうやって気づくのかを考えていると、真っ白い洋服を着た男性の神様が池の中かた現れて、こう私に言いました。

「お前は、何か欲しいものはあるか?」

いえ、何も欲しくはありませんが、辛い嘘つきな現実を生きるのに疲れていると解脱させられ、今、その最後の学びの時間を生きていますが、あまり楽しくはありません。

寝れないし、食べられないし、誰かと食事することもできないし、大好きなセックスもできないほど、心も体もボロボロです。

だから、どうか、この心が喜びになるものがあるのなら教えて下さい。

「そうか、お前は自分の喜びを知りたいのか?」

いえいえ、自分だけではなく、働いている人たちも、家庭を守っている女性たちも、みんな心の中では諦めているし、社会全体を見回しても、みんな似たり寄ったりなので、私だけでなく、多くの子どもたちが希望を失っていると思いますので、どうか、その人たちを含めて、私も希望が持てる生き方を教えて下さい。

「ほほう、お前は自分だけでなく、みんなのために希望とやらを欲しいと言うのだな、感心!感心!

ならば、教えても良いが、何か私に差し出すものはあるのか?

誰かに生きる希望を教えてもらって、タダで、はい、どうも!とはいかないものだぞ。それくらいわかるよな?」

なあんだ、結局、神様の世界も、人間の世界も同じ「代償を求めるルール」なのですね。ガッカリしました。

「お前のその解釈は、ちと甘いぞ。

良いか、なぜ、私がお前に何が差し出すものがないかを聞いた意味は、お前たち人間は生きている間に空気が与えられ、太陽と月のエネルギーが与えられ、自然界の恵や地球が生み出す水を毎日、手に入れているのに、誰も「お返し」しないからこそ、今、その代償に何をするのかと聞いたまでじゃ。

私たち神は人間が言うお金なんて、誰も欲しがっていないのだぞ!

中には、自分の食べ物を、いの一番に捧げてくれて、今年も、これだけ美味しい野菜や果物ができたとお礼を言ってくれる人間もいるが、ごく一部だ。

お前が先ほど、全ての人間が悩み苦しんでいるからこそ、希望を与えたいと言ったので、その代償はお前が何をすることで叶えるのかを気づかせるために聞いたのじゃ。

間違うでないぞ!

我々、神は、人間から何ももらおうとは思ってはいない。

しかし、人間同士はお互いに感謝しあい、生かし合うためにお礼とお詫びを教えたのだが、いつの間にか世界の宗教とやらが勝手に神が言ったからと変なことを教えたせいで、我々、神にお金をたくさん出すと良いことが起きると勘違いさせているようだな。

馬鹿者たちは、神聖な池や湖にコインを投げ込んだりするが、鉱物を池に放り込めばどうなるかもわからん馬鹿者が多すぎる。

だから、私はお前の気持ちを聞いてから考えるつもりで、代償は何かと聞いたのだ。

わかったか、人間!」

やられたなあと思いました。

人間の価値観で神様を測っていたのは、自分でした。そこを怒られたのですから、全ては「自分のせいです」とお詫びしました。

仕切り直して、もう一度、人類が希望を持って生きるためにどうしたらいいですかと聞くと、こうお答えになりました。

「おい人間、まだわからんのか?

お前たち人間にだけ授けられたものがあることに、まだ気づかないのか?」

ちょっと待って下さい。もう、私たち人間は、永遠に幸せになれる鍵となるものを持っているのですか?

持っているとも、だからお前は私のところに会いに来れたのじゃ。

気づかぬか、愚か者・・・。」

結構、頭にきました。

相手が神様であったも、「愚か者」という言葉は私には刺さります。

武士の家系の血筋でしょうか、戦いモードなっている自分を納めて考え直しました。

人間、誰もが持っているもの・・・。

全員平等に、どんな人でも・・・・

空気?違うなあ、誰も希望は感じないものな。

もし、空気が全て無くなれば気づくかもしれないけど・・・まあ、それは最後の手段だろうな。

お金・・・いやいや、人類が誕生した時に、最初はお金というものはなかったことは、時代を遡って見てきたし、全ては物々交換だったはず・・・つまり、食べ物かな?・・・・。

いやいや、これも違うだろう。

人間が今、食べているものはもっと昔は違ったし、間違えても、動物を食用にはしていなかったものなあ。

時代を遡った時に、人間は全ての動物とテレパシー通信をしていたし、おっぱいが出ない時は牛やヤギのお母さんのおっぱいを飲ませてもらっていたから、決してお母さんを殺すことはしないもんなあ。

なんだ?永遠に希望になるものは・・・わからん・・・。

「おい人間、随分、長考しているな。まだ、答えは出ないか?

ならば、私は池に戻るぞ!もうお前とは付き合ってられん。

せっかくお前が人類を救うと聞いたから、私が自分でこの池の神となってお前の前にやってきたのに、ここまで人間が馬鹿なら、もう何も教えることなぞ、ないわ!

私はもう宇宙の元いた場所に戻るので、死ぬまで考えていろよ、馬鹿な人間!!!!」

もう、キレそうです。

ここまで短気な自分が瞑想までして出会った神様にコケにされるとは思っていませんでしたので・・・。

じゃあ、いいですよ、今回はこれでお帰り下さい。

私も人間に与えらえたものがわからなければ、誰にも教えてあげられないので、愚かな自分に腹が立っています。

でもお願いです。

もう一度だけ、チャンスを下さい。

もし、次の瞑想までにその答えに気づいたら、またここの池にやってきますので、神様に直接、お伝えしたいので聞いて頂けますか?

「ほう、そうきたか、面白い人間だのう。まあ、良いわ。

もう一回だけ、チャンスをやろう。

お前たちの世界に「三度目の正直」という言葉があるじゃろ。あの言葉の本当の意味は、チャンスは二度までしかないと言う意味なんだぞ。覚えておけよ!」

出た出た、また私を馬鹿者扱いしている・・・

でも、そうなのかも・・・

これまでの人生で本当に辛い時は、人間も神様も助けてくれないことは、私は学んでいます。

だから神様にお願いしたことはないけど、二度、チャンスがあるのなら上手に使えば良いのだな。

よし、下界に戻ってゆっくり、考えてみよう。

この続きは、次週の日曜日です!

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