「魂の封印」を完全に解き放つ!!

万引きしようとしたおばさんに警告した幼稚園児

●天無神人の体験談

小学校に上がるので、母が新しい洋服を買ってくれることになり、初めて街の洋服店へ行きました。

私は次男坊なので、洋服も下着も全て従兄弟と兄から「お下がり」が届くので、新しい洋服を買ってもらったことがありません。

当然、街へ出て買い物をしたこともないので、物珍しさにキョロキョロしていると、母はまっすぐ洋服店へ行き、私に男の子の洋服を選びなさいと言って、自分は自分の洋服を見に行きました。

生まれて初めて洋服店へ行った私は、キョロキョロするだけでどうやって買うのかも知らないので、あちこちの通路を回って遊んでいました。

 

すると、一人のオバサンが、洋服の影から何を、じっと見つめていたので、不審に思い、近づきました。

自分の気配を消すのは、「森の中に入る時のルール」なので、足音を立てず、呼吸さえ音が出ない呼吸法を使うことを覚えていたので、すぐにオバサンの後ろに回り、気配を消してじっと立っていました。

オバサンの様子を伺うと、獲物を狙う動物たちと同じで、何かを狙っていると思ったので、オバサンの視点の先を見ると、黒く光ったバックを持った奥様を見つめていました。

あのバックが欲しくて憧れているだけならいいのですが、オバサンの心の中を見ると真っ黒で、悪いことを考えているのがすぐにわかりました。

上品な奥様がバックをレジに置いて、他の商品を探しに行った瞬間、心の中が真っ黒なオバサンは、前のめりになりダッシュするのが分かったので、そっと、片足を出して転ぶように引っ掛けました。

バックしか見ていないオバサンは、前のめりにこけて、コロンコロンと転がり、丸々と太った体がお団子のように通路に転がりました。

一瞬、待ってから、オバサンに近づき、「ごめんなさい」と声を出して、手を出し、オバサンを引き上げました。

僕は農家の息子なので、重いものを持つ時のコツを知っているので、自分の足を支点にして、片手で一気に体重を乗せて引くと、オバサンはすくっと立ち上がり、「ありがとうね」と言って立ち上がりました。

でも、そのあとすぐに、あの黒いバックを睨み付けて近づこうとしていたので、「オバサン、そのバックを盗むのはやめたほうがいいですよ。」と言いました。

ギョッとした顔のオバサンが振り向き、私の口を押さえて、「私はただ、このバックが心配だから、他の場所に移してあげようと思っただけなの。だから、黙って見ててね。」と言って、バックに手を伸ばしそうになりました。

こりゃあ、いかんと思ったので、とっさにオバサンの背中を押して、前のめりに倒し、立ち上がれないように、足の裏を両方、踏みつけました。

これは、柔道家の従兄弟に教わった防御法で、どんな大男でも決して立つことができない防御法です。

それでも何とか立ちあがろうとする小太りのオバサンは、もがいて逃げようとしていたので、背中に重荷を背負わせようと、100kgの重さをイメージして載せようとしましたが、守護存在が、「それは重すぎると思うぞ」と頭の中で聞こえたので、「お米1俵60kg」をイメージして、ドスンと背中に乗せて動けないようにしました。

何が起きたかのかわからない倒れたオバサンは、もがいて周りの商品棚を倒したので、店員さんが警備員を呼び、そのオバサンに職務質問をしました。

小太りのオバサンは、私はただ倒れただけで起き上がれないの!と言うので、警備員さんが起こそうとしますが、私が両足に乗っているし、60kgのお米が背中にあるので、自分で立ち上がれません。

もう一人の警備員さんがやってきて、二人でやっと起こしましたが、そのオバサンは、この子が足を踏んで倒れたと嘘を言ったので、私は許せないので、こう言いました。

オバサン、嘘はやめて下さい。

さっき、あなたはそのレジの台に載っている黒い鞄を取ろうと通路で待ち構えていたので、僕が足を引っ掛けて倒しました。

それでも諦めないオバサンは、僕のせいにして自分の嘘を誤魔化しますが、僕はオバサンの心がわかります。

オバサンは、さっき、他の店で、毛糸の玉を二つと、縫い針を三本盗んだうえに、昨日は、子供のためと嘘をついて、スーパーで食べ物をたくさん盗みました。

その時、捕まったのに、あなたは間違えたと言ってごましたので、盗んだことにはなっていませんが、そのスーパーの警備員が記録を残す意味で名前と住所を書かされたので、スーパーに電話すれば、すぐにこの人が盗人(ぬすっと)だとわかるはずです。

いますぐ電話して下さい、警備員さん。

スーパーの名前は、◯○○スーパーです。

半信半疑の警備員さんがそのスーパーに電話すると、すぐに背格好と体型から本人だとわかり、書いた名前も住所も嘘だと判明し、今、警察に連絡しているので、この店で捕まえておくことになりました。

こうなると、小太りのオバサンは必死に暴れまくり、自分は悪くない!この子が足を引っ掛けたので、倒れただけさ!と大声で叫んだので、私の母も何が起きたのか気になってやってきました。

遠くに警察官が見えたので、小太りのオバサンに近づいて、

「オバサン、嘘はいけませんよ。

僕ね、あなたの子供のことをよく知っているんです。

いつも、学校でいじめられているでしょ。

その原因は、お父さんが真面目に働かないのでお金がなくて給食費が払えないと、クラスの同級生にいじめられているからでしょ。

あなたが正直に警察に捕まらないと、僕はあなたの子供を殺しますよ!

だから、オバサン、正直になって、警察に捕まって正直に全てを話して下さい。

子供のために、編み物の毛糸と縫い針を盗んだことと、バックが欲しいのではなく、子供のために食べ物を買うお金を少しだけ欲しかったのだと、正直に警察に話して下さい。

あなたが警察に捕まることで、ご主人も呼ばれるので、そこでご主人はあなたを怒りますが、「嫌なら別れてくれ!」とご主人に言って下さい。

ご主人は、あなたが優しすぎるで、ついつい遊んでしまい、お金を使い果たすのを繰り返しますが、今なら、もう一度、夫婦をやり直すことができますよ!

オバサン、どうか、正直に生きて下さい!

そうでないと、僕があなたの子供を殺さないといけなくなるので・・・。

と、耳元で呟きました。

 

体を硬直させていた小太りのオバサンは、床にふっぷして泣き出し、警備員二人を引き倒すほど、大きく通路に倒れました。

あ!60kgのお米を乗せたままだ!と気づいたので、すぐにそのイメージを消して、何もなかったように振る舞いました。

倒れたオバサンは、何が起きたかわからないけれど、悔しいのと、腹が立つ思いが溢れてきたみたいで、幼稚園生の僕を睨み付けて、「覚えておいでよ!」と言ったので、「僕は子供なので、何も覚えられません!」と答えてなまその場を離れました。

 

結局、買おうとしていた僕の洋服は高いので、母が自分で父のワイシャツをこわして縫い直し、ズボンも父の履けなくなったズボンを切って作ることに決まりました。

私はこれまでの人生で三度、物を盗もうとしている人を現場で止めたことがありますが、素人の皆さんは盗もうとしている人を見ても、盗もうとしている人を決して止めてはいけません。

最近のスリや万引きをする人たちは、小刀やナイフを隠し持っているので、素人は手を出さないほうがいいのです。

できることがあるとすると、大声で歌うか、笑うかすると、スリや万引きを企んでいる人たちは、必ず、その場を離れます。

 

20代の頃に、飲み屋で出会った初老の男性と話し込みましたが、札幌でも有名なスリの常習者で、警察に何度、捕まっても現物が出ないので、逮捕歴は一回もないと話してくれたスリのプロから教えてもらった生情報です。

どの世界にも、プロと素人がいますので、知らない世界を興味本位で調べると、今は、ネットにログ(記録)が残るので、追求されて攻撃されますのでどうぞ、ご注意下さいませ。

 

小さな幼稚園児が、小太りの置引き犯のオバサンを捕まえた時の体験談でした。

あなたの何かの役に立てば、幸いです。

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