日本が、アメリカとドイツとIMFとイタリアとフランスととロシアと中国とスイスの「金」を全て買うとどうなる?
日本がアメリカ、ドイツ、イタリア、フランス、IMF(国際通貨基金)、ロシア、中国、スイスといった主要な金保有国の金をすべて買い占めた場合、世界的な金価格の暴騰、米ドルの信頼低下、および日本円の対外価値の暴落を引き起こす可能性が高いです。
具体的には以下の影響が考えられます。
1. 金価格の異常な高騰(バブル)
- 世界的なパニック買いと価格暴騰: 上記の国・機関は世界全体の金保有量の大部分を占めており、これらが一斉に、あるいは連続して売却し、日本がそれを買い取れば、市場に物理的な金が枯渇するため、金価格は数倍〜数十倍に跳ね上がる(1グラム3万円〜4万円、あるいはそれ以上)可能性があります。
- 「最後の買い手」としての日本: 金の供給が止まり、現物を確保したい中央銀行や個人が価格を無視して買い続けるため、歴史的な「金バブル」が発生します。
2. 世界的な金融構造の変革
- 米ドルの覇権終了の危機: アメリカが金(8,133トン)を売却するということは、ドルを裏付ける資産の一部を失うことを意味し、ドルへの信頼が著しく低下します。
- 金本位制的な色彩の強まり: 通貨価値を金で裏付ける動きが強まり、金を物理的に保有している国(日本)が最強の通貨を持つという、新しい形式の国際金融秩序が生まれる可能性があります。
3. 日本経済への長期的・短期的影響
- 超円高と輸入インフレ: 日本がすべての金を買い占めるために円を大量に発行(または保有する外貨準備の米国債を売却)するため、円の価値が乱高下します。当初は円高になるかもしれませんが、その後、実体経済にそぐわない金の保有により、円の信任が揺らぎ、極端な円安(ハイパーインフレ)になるリスクもあります。
- 「現代の黄金の国」だが動かせない資産: 日本が世界中の金を抱えることになりますが、その金は即座に決済に使えないため、国内のハイパーインフレを抑えきれなくなるなど、実体経済の悪化を招く可能性があります。
4. 国際的な政治・経済的対立
- アメリカからの非難と圧力: アメリカのドル霸権を脅かす行動として、米国から強烈な政治・経済的圧力を受けるでしょう。
- スイスフランの暴落: 金準備が大幅に減るため、安全資産とされるスイスフランの価値も大きく揺らぐ可能性があります。
結論として、日本が世界中の金を買い占めれば、短期的には世界的な金バブルの頂点に立ちますが、長期的には円の価値が崩壊し、国際金融システムが麻痺する可能性が高いです。
最終的に、世界経済の実験を握るためには、日本がアメリカとドイツとIMFとイタリアとフランスととロシアと中国とスイスの「金」を全て買う準備はしてあります。