まず、やってから、言え!相手に失礼だ!
最も生きることを悩んでいた中学生の頃、道で出会った知らない大人の人に教わった言葉をご紹介します。
俺はまず、相手に聞く。
相手が、どう思っているのかをじっくりしっかり聞く努力をする。
女には、一生、わからない「男の立ち位置」というものがある。
それが、「男社会のルール」なのさ。
でも、「わからないことを分からない」と言うんじゃないぞ!
「人を見切る、俺はわかっている。」と口にしている人間ほど、足りないものさ。
それは、「本当に大切なことをわからない人間の言葉さ。
お前は、そういう人間にはなるなよ!
わかったな、坊主!
当時は、他人が自分の子供を育ててくれている、ことを知っている大人たちがたくさんいました。
だから、知らない男の人も、他人の子供に「恩返し」するつもりで、自分が思ったことを教えると言って、突然、道であった人が私に教えて下さいました。
ありがたい大人に出会えたことも、きっと、ご先祖のつながりだと感謝した体験でした。
それ以降、誰に対しても、自分で体験したことだけを話すように努力しました。
ただ思ったことをベラベラ話したり、見たり聞きかじったことだけを口にしている人間を、私は信用しないことにしました。
苦労と挫折をたくさん経験した人だけが語れる言葉があると、私は思っています。
それが、その人の生き様にもなっているからこそ、美しいのです。
人生の傷は、生きる強さになります。
心の傷も、大きな喜びの糧になります。
本当にありがたいことがわかるには、「自分の価値観を破壊される体験」も必要なのです。
その時、一時的に心がくじけても、二度と同じようにならないようにら失敗から何かを学べば同じ失敗はしません。
きっと、次の失敗は、もっと先にある喜びのためだと思えるからです。
ありがとうございます、ご先祖様と大切なことを教えてくれた知らないおじさん。