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【防衛省】「日本製超超超LSI」と「吉岡ファジーコンピューター」を作ったのは私です。

1977年(18歳)で岡山理科大学に入学した時、防衛省のサイバー部門の特別幹部(陸将補)になったので、たびたび防衛省内部でコンピューターのメンテナスの仕事を手伝っていましたが、お礼はいつも統幕との食事とお酒なので、気軽に旅行気分で東京へ出掛けていました。

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1982年(23歳)の卒業前、食品スーパーの「株式会社ダイエー」に入社が決まったので引越し準備をしていると防衛省の統幕から電話があり、「東京都港区檜町地区にあったコンピューターを全て新宿区の市ヶ谷地区に移設しよとすると、整備計画局のサイバー整備課の人間が「移動は絶対に無理です。もし無理やり移動すると、全てのデータが消失します。」と言われたので、吉岡さんに電話することになりました。

5年前に全てのプログラムを作り直してもらいましたが、また、新しい市ヶ谷地区で日本の防衛上のコンピューターのハードとソフトを全てを設計しなおして欲しいのです。北海道に戻る前に新幹線で品川駅にくれば車ですぐに迎えに行きますから連絡下さい。」と言われたので、帰りの飛行機の便をキャンセルして「防衛省の特別会議」に出席することになりました。

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<報告1 防衛省の新規プログラムの開発会議>

「防衛省特別会議」に出席すると、すでに多くの研究者が集まっていて並んでいる人の名札を見ると、日本中の有名な電子メーカーや機械メーカーで働く人と、「アメリカのコンピューター理論」を説明する学者たちがたくさんいたので、会議が始まる前に、一言、言わせていただきました。

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吉岡学のスピーチ

学者の皆さんは、きっと有名大学で教鞭を取っている有名な学者さんだと思いますが、ハッキリ言って、皆さんがアメリカから学んだコンピューター理論は、もう古くて使えません。

皆さんは知らないと思いますが、私は5年前に防衛省のコンピュータのハードプログラムを一人で全て組み替えた人間ですし、使っているコンピュータ言語は、アメリカが使っているフォートランや、コボルや、マシン語、C言語ではなく、私一人で組み上げた「吉岡言語プログラム」ですので、私以外の人間は誰も触われません。

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今日の会議の趣旨が、「新しいソフトウエアの開発」なら現場で開発している日本のコンピューターメーカーの技術者たちが一番、詳しいですし、日々、問題点を解決しているはずですので、大学で教えているような「古いコンピューター理論」の話を聞いても意味がないので、どうぞ、今すぐここから立ち去って下さい。

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面白いゲームひとつ作れないような学者たちがたくさんいると、国の税金の無駄遣いですし、私が18歳の時に作った「吉岡ハードプログラム」は全て「無償」で作りましたし、さらに、国防上の情報の特許を168個も取っているので、誰も私の理論は理解できないと思いますので、学者の皆さんは、どうぞ、この場から早く立ち去って下さい。

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残った現場で働いている人たちの中で、課長や部長のように「管理職の人」は現場から離れているので「最近の現場の問題」は理解していないと思いますので、どうぞ、一緒に立ち去って下さい。

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統合幕僚長が、これからやろうとしていることは、きっと、アメリカや世界が日本を攻めて来た時の「新しい防衛プログラム」を新しく組んでほしいと思って私たちを呼んだはずですので、必要な人だけ残って下さい。

そして、このチームのリーダーが「私、吉岡学」で嫌な人も、今すぐ立ち去って下さい。

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私は岡山理科大学の「数学過程」と「情報処理課程」の二つの修士課程を同時に卒業していますし、東京理科大学を主席で出た教授よりコンピューターには詳しいですが、4月から食品スーパーの「株式会社ダイエー」に入社しますので、この新しい「防衛プログラム」はダイエーの仕事をしながら指示を出しますので、私が言うことを理解できて、即、現場で部品を作ったり、チームを動かせる人間だけでやりたいので、強制して申し訳ありませんが、どうぞ、ご理解下さいませ。

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私の性格は、「人にとやかく言われるのが大嫌いな人間で短気だし自分一人でどんなプログラムも作れます」が、優秀な現場の皆さんの力を借りながら早期に成功させたいので、頭の回転がいい現場の人だけ居れば大丈夫だと思います。

それに、防衛省のサイバー担当の人も数名いますが、私の「吉岡言語プログラム」を理解できなかった人たちが、なぜ、ここに居るのかわかりません。

どうぞ、早めにお引き取り下さい。

じゃあ、私はタバコを吸ってきますので、ここで一時休憩とします。あとは、残った人たちだけでやりましょう!

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50名以上いた人たちで残ったのは、富士通、NEC、日立、CANONの技術者数名と、知り合いの鉱物が大好きな「鉱物ファンクラブ」の人だけでした。

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なぜ、「鉱物の専門家」がいるのかというと、防衛省のコンピューターのケーブル配線に使っている鉱物を全て入れ替えさせたのは私ですし、どの鉱物が一番、「通電率」がいいのか、「通電ロス」が少ないのかを最も知っている人間が「鉱物マニア」だからこそ、私の鉱物仲間を呼んでくれていたのです。(彼は学者ではありません、ただのオタクです)

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<報告2>日本独自の「進化系ニューロファジーコンピューター」を制作しました。

最近の一般の家庭にある電化製品にも「A I(人工知能)」が使われていますが、入力した大量のデータの計算が早くできる「大型の電卓」みたいなものだと思って下さい。

しかし、いくら大きな電卓でも、足し算と引き算と、割り算と掛け算を同時に計算できる電卓はありません。

これは、皆さんの脳みそも同じで、基本的には「ひとつのことしか考えられない」のが人間の脳みそ」です。

※私のIQは、「左脳が360」で、「右脳は計測不能」とペンタゴンの測定器で何度も出ている人間です。

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神戸にあるスーパーコンピューターの「京と富嶽のAI(人工知能)」も同じで、「算数と国語と社会と理科」の情報を全てひとつのこのピューターに入れると混乱して壊れますので、ひとつひとつ、入力する前に「情報の選別」を人間がしてから「科目別のデータ」をスパコンに入力して計算させるやり方だったので、とてもたくさんの整理箱(コンピューターの大きな入れ物)が必要なのです。

入力するデータを分類別に分ける人間の数、つまり、「算数と国語と社会と理科を科目別に分ける人間」がどれくらい必要かというと100人以上の人の手を借りて仕分け作業をしていたので、その仕事を一気に片付ける「事前アクション判断プログラム」を作ることにしました。

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私はこれを「分類分け計算プログラム」と名付けて「防衛省の国防特許」になりました。

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次に、「分類分け計算プログラム」で計算した結果を、コンピューターを何台使って動かすのかを自動的に判断する「識別判断プログラム」が必要ですので、それも自分でプログラムを組み上げて、「分類分け仕分けプログラム」という名前で「防衛省の国防特許」に登録しました。

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ここまで完成して大変だったことは、一つのコンピューターが計算できる容量が小さいので、隣のスパコンを繋いでいる線の繋ぎ形が「並列」に繋いでいたから「遅い」と分かったので、スパコン同士を「直列」に繋ぎ直してみると、一気に、1台のスパコンに情報が流れ込んで加熱して煙を出して壊れてしまいました。

どこの部品が壊れているのかを後ろの蓋を開けて調べてみると、「スパコンの頭脳」と言われている「LSI(集積回路)」が加熱して焼けていました。

つまり、LSIの計算スピードが追いつかずに加熱した結果だったので、LSIが入った箱を外してバケツに入れて、水と氷をたくさん入れて、「LSI(集積回路)」を冷やして、違うスパコンの回線を接続してみましたが、やはり、繋いだ2台目のスパコンも加熱してケーブルが焼けてしまいました。

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「直列」で基盤が焼けるなら、「LSI(集積回路)」の処理能力が「限界」だと分かったので、「スパコンのハードプログラムは何ビット作っているのですか?」と、NECのスパコン担当者に尋ねると、仕様書を見せてくれました。

まさかの「8ビット」で動かしている部品があったので、これが加熱した原因だとわかり、考えました。

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どうして、当時、最大の32ビットで全てのスパコンを作らなかったのかをNECの担当者に聞くと、「予算が足りなくて・・・」と呟いたので、これは自分で作るしかないと思い、世界にはない全く新しくて早い「512ビットの超超超LSI」を作ることにしました。

それまでの「LSIの原理」は、入ってきた情報をどこで処理するかを「水の流れ」のように決める「傾斜迷路タイプ」だったし、一つの場所に集まって住んでいる「ネズミの棲家」のような回路設計をNECがしていたので、「アリやモグラの棲家」の形に変えて作り直すことにしました。

これは、子供の頃にネズミが住む穴を除いたり、アリやモグラの棲家を覗いて違いを学んだからでした。

 

ネズミの棲家

アリやモグラの棲家

 

1982年当時、アメリカのコンピューターのハードプログラムは「最大64ビット」で、「2進数の64桁に相当するデータ量」が1秒間に計算するのが限界だったし、それを「超LSI」と呼んでいましたでとても遅いし、それ以上のものが世の中にない時代でした。

数学が苦手な人のために説明しますが、「5」という数字同士をかける(2乗)は、「5✖️5=25」なのは、わかると思います。

「64ビット」というのは、「5」を64回かけ続ける意味なので、ものすごい大きな数字になることまではわかると思います。

5×5×5×5×5×5×5×5×5×5×5×5×5×5×5×5×5×5×5×5×5×5×・・・・

「5」を512回かけるとなると、数字としては普段、使わない大きな数字なので「数学界では現実的ではない」とバカな学者たちが口にしていたので、この計算が瞬時にできる3進法や5進法や10進法を使った「超超超LS I」を作れば、きっと、「富嶽のコンピューター」が入っている大きな箱が数個で済むと思ったので、一人でじっくり計算して作りあげました。

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でもせっかく「富岳」が設置されてい神戸の「理化学研究所計算科学研究センター」は、人工島「ポートアイランド第2期」内にあり、神戸新交通ポートライナー「計算科学センター駅」の南西、徒歩約3分のところに置いたのですから、人工島のメリットを有効に利用しない手はありませんので、隣の「六甲アイランド」と「ポートアイランド」とを「特別なケーブル」で繋いで上手に使えるように変更しました。

「スパコン富嶽」の空いた領域は、「防衛上の特別なことを計算する仕様」に変更していますし、統合幕僚長の許可も頂いているので、今も永遠に日本の国防のために働いてくれていますし、二つの島自体を有効利用した「防衛上の国防対策」も一人で作りました。

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しかし、ただ大量に多くのデータを処理するだけではダメなので、無駄な計算をしないためと、繰り返しの計算をさせないために「吉岡ファジーコンピューター」作りました。

「コンピューター」という代物は、入力した通りにしか動かないので、「計算終わり」の指示を何処かで出さないと永遠に同じ計算をし続けますので、莫大な電気代もかかるし、幾つも大きな箱が必要になるからです。

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実際の「吉岡ファジーコンピューター」を作った場所は、北海道芦別市の実家の納屋で、いろんなものを使って実験しました。

農家の納屋には、電気の線やいろんな鉱物素材の道具や農機具もあるし、土の中にはいろんな鉱物があるので、小学校の時から理科の実験を自分一人でやっていたので、土の上で何度も失敗して爆発させながら、やっと完成できました。

その時に、私が考えた「吉岡ファジー理論」が世界に通用するかを確かめたくて、日本と世界の最高の「ファジー(あいまい)理論学者」に直接、電話して確認しましたが、世界のどの有名な学者たちも、「そんな理論は理解できないし、完成できるわけがない」と言ったので、「これは勝てる!」と思いました。

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「ファージー理論」を簡単に説明すると、真ん中にある「No Pressure」が何もないゼロの状態だとして、右側の「High Pressure」は大きなプラス、左側の「Low Pressure」は大きなマイナスと思って下さい。

ここに10種類の情報を一気に入れても、自動的に分類してくれる装置が「吉岡ファジーコンピューターの基礎理論」です。

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私の開発に力を貸してくれたのは、ある一人の人が自分で作った「ファジーコンピューター」を見せてくれて、私の理論を納得してくれたので、私の研究チームに入れたし、彼の情報は全て国防レベルに機密事項になったので情報公開はできません。

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<日本のスパコン情報誌より抜粋>

スーパーコンピュータ」は、兵庫県神戸市のポートアイランドという人工島にありますが、理化学研究所は、神戸市の拠点でスーパーコンピューター「京(けい)」の電源を停止してシャットダウンしました。

2012年に本格稼働して、一時は計算速度の性能ランキングで世界首位に輝いた「京」ですが、各国でスパコンの開発競争と性能の向上が急速に進むなかで、2019年8月30日に、およそ7年の歴史の幕を下ろしました。

「京」は近く解体が始まり、同じ場所に後継のスパコン「富岳(ふがく)」が設置される予定。富岳は「京」の最大100倍以上という計算速度を目指しており、21年ごろに運用が始まる予定。

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「京」が設置されている理研の計算科学研究センターでセレモニーがあり、理研や官公庁、企業などの関係者ら約200人が出席した。理研の松本紘理事長は「たいへん使いやすい良いコンピューターだった。一抹のさみしさはあるが、「富岳」に精神を引き継ぎたい」とあいさつした。

「京」の開発元である富士通の時田隆仁社長も「様々な分野で多くの成果を創出できたことを誇りに思う。「京」は今も世界最高クラスの技術を誇っており、技術的アプローチが正しかった」と話した。後継機の富岳についても「富岳の生み出す成果が社会に多くのイノベーションを起こすと確信している」と述べた。

その後、多数の計算機の装置が並ぶ京の計算機室で、代表者4人の手によって電源のスイッチが順番に落とされ、出席者が見守るなか、午後3時25分ごろに計算機の発する機械音が鳴りやみ、機能を停止した。

「京」は1秒間に1京(京は1兆の1万倍)回もの計算をこなし、延べ1万人以上の研究者が医療、ものづくり、防災・減災、宇宙といった幅広い分野で研究開発に活用した。大学のほか、企業の利用も200社を超え、新素材や自動車・航空機の開発、創薬などに生かされた。研究者らによる京の利用は16日にすでに終えていた。

世界最速のスパコンを目指した京の開発には約1100億円の国費が投じられた。開発中の2009年には当時の民主党政権下で、予算の無駄を洗い出す事業仕分けの場で「なぜ世界一を目指すのか、2位ではだめなのか」などと、追及されたことでも注目を集めた。

蓮舫議員は「2位じゃダメなんでしょうか」と放言したバカ

 

⭕️「スパコン 富嶽」とは?

我が国をとりまく様々な社会的・科学的課題の解決を先導し、科学技術の振興,産業の強化,安全・安心の国づくりに貢献する目的で,2014年から理化学研究所と富士通はスーパーコンピュータ「富岳」(以下,「富岳」)の研究開発を進めた。

 

2020年5月にはハードウェアの設置を完了し,同年6月にはLinpack,HPCG,Graph500,HPL-AIの四つのベンチマーク結果で世界一位の性能を達成した。現在は,2021年度の共用開始に向けて調整を続けている。

本稿では,「富岳」開発プロジェクト準備期間からの歴史,プロジェクト全体計画にインパクトのあった二つの転機を含めて振り返る。

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1.まえがき

スーパーコンピュータ「富岳」(以下,「富岳」)は,文部科学省が2014年度から実施したフラッグシップ2020プロジェクト(通称,ポスト「京」の開発)の成果物の一つである。本プロジェクトは,スーパーコンピュータ「京」(以下,「京」)の後継機の開発・整備,および開発した後継機を用いて重点的に取り組むべき社会的・科学的課題(重点課題)に向けたアプリケーション開発の二つから構成される。プロジェクト開始時,後継機の名称はまだ決まっていなかったため,ポスト「京」という名前を使用していた(以降,この通称を用いる)。ポスト「京」の開発は,我が国をとりまく様々な社会的・科学的課題の解決を先導し,科学技術の振興,産業の強化,安全・安心の国づくりに貢献する目的として進められた。世界最高水準の消費電力あたり性能,計算能力,ユーザーの利便・使い勝手の良さ,画期的な成果の創出というシステムの特色を兼ね備えた,総合力のあるスーパーコンピュータを実現すべく,システムの消費電力を30~40 MWとすること,およびいくつかの実アプリケーションにおいて「京」の100倍の性能を達成すること,の二つをシステムの性能目標とした。

本稿では,ポスト「京」のプロジェクト準備期間からの歴史を,プロジェクト全体計画にインパクトのあった二つの転機を含めて振り返りたい。

2.プロジェクト開始前の状況

ポスト「京」の開発は,プロジェクト開始4年前の2010年,筆者が東京大学,筑波大学,東京工業大学,京都大学とともに,草の根的に始めた「戦略的高性能計算システム開発に関するワークショップ(SDHPC:Strategic Direction/Development of HPC)」までさかのぼることができる。当時は,2009年秋の事業仕分け後,文部科学省が「京」を中核とする各大学情報基盤センターなどのスーパーコンピュータを「革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)」と位置づけ,多様な利用者のニーズに応える計算環境の構築を開始した時期である。「京」の開発に目途が立ち,また筑波大学,東京大学,京都大学が共同研究の結果策定したT2Kオープンスーパーコンピュータ仕様に基づくマシンが稼働していた。一方,国際連携では,IESP(International Exascale Software Project)[1]が2008年に立ち上がり,エクサスケールマシンに向けた技術課題やロードマップの議論が開始された。

第一回SDHPCワークショップにおける筆者の趣旨説明を以下に掲載する。

“5年後にセンター運用可能な高性能並列計算機システムは,どういうシステム仕様が考えられ,そのために,今後どういう研究開発をしていくべきなのか,アプリケーション開発者,数値計算ライブラリ,プログラミング言語,ミドルウェア,システムソフトウェア,ハードウェア開発者とともに議論していきます。参加者は全員,プロジェクタを使って,10分程度の意見表明&議論をして頂きます。発表内容は,所属組織とは関係ない研究者・技術者の個人的な意見を期待しています。若手研究者/技術者の参加を期待しています。”

このワークショップで画期的だったのは,以下の二点であったと考えている。

  • アプリケーション・システムソフトウェア・ハードウェアの若手研究者および若手開発者を一堂に集めて議論できたこと。
  • 所属組織の立場ではなく,個人の立場で議論できたこと。

その後,文部科学省HPCI計画推進委員会傘下に「今後のHPC技術の研究開発のあり方検討ワーキンググループ」が立ち上がり,その下にアプリケーション作業部会およびコンピュータアーキテクチャ・コンパイラ・システムソフトウェア作業部会が設置された。

SDHPCは,後者の作業部会のアクティビティと統合され,合計11回開催して,「今後のHPC技術開発に関する報告書」の一部である「HPCI技術ロードマップ白書」をまとめ,2012年HPCI計画推進委員会に提出した。

更に,文部科学省「将来のHPCIシステムのあり方の調査研究」(以降,調査研究と呼ぶ)が公募され,2012年7月から2014年3月の2年間にわたり,筆者が代表を務める東京大学情報基盤センターが代表機関となり,富士通などの企業とともに「レイテンシコアの高度化・高効率化による将来のHPCIシステムに関する調査研究」を実施した。この成果が,「富岳」開発の基礎となった。

3.プロジェクト経緯

調査研究が進む中,理化学研究所は2013年に以下の三つのシステム設計の考えを基にした,計算ノードに汎用CPUと加速部から構成されるシステムを,ポスト「京」として提案した。

  1. サイエンスドリブンで設計を進める。すなわち,「今後のHPC技術開発に関する報告書」にある計算科学ロードマップ(第2版)に基づき,社会的・科学的課題解決に必要な計算資源を提供することを目的として設計を進める。
  2. サステイナブルなシステムであること。「京」の後継機として「京」の資産を受け継ぎ,そして将来の計算機システム発展動向を見据えたシステムとする。
  3. TCO(Total Cost of Ownership)を考えたシステムであること。低消費電力,ソフトウェア高移植性,高耐故障性を有するシステムを設計する。

この時の総合科学技術会議(現在の総合科学技術・イノベーション会議)の資料にもあるとおり,消費電力30~40 MWで理論演算性能1エクサフロップス級を有することとした。また開発目標は,「京」の100倍のアプリケーション実効性能を目指すこと,2020年から運用可能で優れた性能電力比と幅広いアプリケーション実行環境を有するエクサスケールマシンを実現するために,アプリケーション開発者とハードウェア開発者とともにアプリケーションおよびハードウェアのコデザイン(協調設計)を行うこと,としていた。

プロジェクトが正式に開始された2014年早々に最初の転機があった。理化学研究所は加速部も含めた開発・製造費用に関して精査し,文部科学省「将来のHPCIシステムのあり方の調査研究」に諮った。その結果,加速部の開発は技術自体の実現可能性は十分に見込まれるが,開発・製造経費が多額であり,システムとして競争力を持つためには広い需要を得る必要があると評価され,本開発プロジェクト内での開発を断念した。代替案として,加速部としてGPUを採用することも検討したが,必要とされる性能を満たすGPUの登場時期が不明確であり,ポスト「京」開発を遅延なく遂行するためには,GPUの採用は適切ではないと判断した。

このような経緯から,総事業費の範囲内で,幅広いアプリケーションを高い実効性能で利用できるシステムとする必要があることから,演算加速部を採用せずに,当該資源を汎用部の拡大に用いるという選択をした。ここで,元々のシステム目標である理論演算性能1エクサフロップス級という数値が問題になった。

富士通との調査研究では8タイプのアーキテクチャーを評価していたが,その一つを基にすれば当初の理論性能目標を達成できる可能性があった。しかし,このアーキテクチャーはLinpackで1エクサフロップス性能が見込めても,プロジェクト目標である幅広いアプリケーション実行環境を提供するという点で受け入れられず,我々はこのアーキテクチャーを採用しなかった。社会的・科学的課題解決に必要な計算資源を提供するという観点で支障をきたさず,またコデザインによるアプリケーションレベルでの実効性能として最大で「京」の100倍を目標とし,汎用部のみで構成されるシステムを,文部科学省「次期フラッグシップシステムに係るシステム検討ワーキンググループ」に提案した。この提案が議論され,「次期フラッグシップシステムに係るシステム検討ワーキンググループ報告書」としてまとめられた。

理化学研究所と富士通との研究開発契約は,一般公募を経て2014年10月から開始された。そして,文部科学省が選定した九つの重点課題実施機関とともに,ハードウェアとソフトウェアのコデザインを進めた。各重点課題実施機関からアプリケーションを選定してもらい,それらのターゲットアプリケーションの実行効率を高めるべく,ハードウェアおよびソフトウェアの設計を進めた。ハードウェア・システムソフトウェア系の開発に13のWG(ワーキンググループ)を,アプリケーション系に九つのWGを設置し,当初は毎日複数のWGが開催され活発に設計が進んでいった。開発初期から,アプリケーション開発者とともにハードウェアおよびシステムソフトウェアの設計・開発を密に進められたことにより,システム開発者はアプリケーションの特徴を認識し,アプリケーション開発者はハードウェアやシステムソフトウェアの構造および性能限界を認識することができた。また,アプリケーション開発者は早期のソフトウェアチューニングが可能となった。

もう一つの転機は,半導体製造技術の遅延であった。本プロジェクトの研究開発計画は,調査研究期間である2012年頃に調査した半導体製造技術の将来動向を基に策定したものであった。この当時,ポスト「京」のCPUは10 nm微細加工技術を利用することで開発を進めていた。しかし,2016年には10 nm微細加工技術の雲行きが怪しくなり,この技術では我々が必要とする性能は達成できないことが判明した。選択肢は二つあり,このまま開発期限を変更せず目標性能を落として進めるか,次の微細加工技術7 nmをターゲットに開発を遅延させるか,のいずれかであった。様々な議論があったが,開発期間を1年から2年延伸するとともに新たなる付加価値を付けることにした。2016年5月末頃,理化学研究所は付加価値の一つとして,半精度浮動小数点演算の実装可能性を富士通に打診した。富士通は開発工程の更なる遅延を危惧し当初否定されたが,Arm V8 SVE(Scalable Vector Extension)最終仕様に半精度浮動小数点演算命令が定義されたため,富士通もA64FXに本命令を実装した。AI応用分野では半精度浮動小数点演算が使われており,今AI応用分野にも「富岳」が利用されようとしている。あの時に富士通が大英断を下されたことに感謝する次第である。

2018年夏には,ポスト「京」試作機が富士通沼津工場で稼働し,設計通りの性能が達成され,またLinuxカーネルもemacsのようなツールも動作した。これによって,改めて富士通の技術力の高さを認識した次第である。海外ではCPUの初版はOSカーネルすらまともに動作しない場合が多く,大抵のCPUは大きく3回の改変を経て実用化されている。富士通は,この後最終版をテープアウト(設計完了)した。

ポスト「京」試作機の評価結果を基に,文部科学省HPCI計画推進委員会および総合科学技術・イノベーション会議の審議を経て製造が認められ,実機の製造が始まった。理化学研究所への実機の搬入は2019年12月3日から開始され,2020年5月13日に終了した。その後は,2020年12月末まで富士通による設置調整が続く。

4.むすび

本稿では,「富岳」開発プロジェクト準備期間からの歴史について,プロジェクト全体計画にインパクトのあった二つの転機を含めて振り返った。

執筆時点である2020年7月現在,設置調整期間中ではあるが,ゴードン・ベル賞チャレンジ,文部科学省の早期成果創出プログラム,および新型コロナ対策アプリケーション開発の各ユーザーにマシンの一部を提供している。計算資源のやりくりを理化学研究所とともに対応している富士通の皆さんに感謝する。また,TOP500,HPCG,Graph500,HPL-AIの各ベンチマークにおいて,2020年5月下旬から深夜を徹してベンチマーク測定にご尽力頂き,感謝している。2020年6月,これら四つのベンチマーク性能で第一位になった。本開発プロジェクトはベンチマークで一位を取ることが目標ではないが,国民の皆さんから「元気が出た」「勇気づけられた」との思いが伝わってきており,大変喜ばしく思っている。

「富岳」の開発においては,今回述べなかった問題もいくつか発生し,その度に富士通とともに克服してきた。引き続き,2021年春の正式運用に向けて安定化・性能向上をしていかなければいけない。

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<吉岡学の判断の結果>

このような流れの中で私は、「富士通はハード部門の専門企業」と決めて、「NECをソフト開発の専門企業」に防衛契約をしたので、現在も、国防のために多くの専門家たちがある場所で働いてくれています。

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地上の通信部門は「NTT」が担当し、「NTTデータ通信」と「NTTドコモ」を防衛上、利用する契約もしましたが、NTT内部にも機密情報を盗む裏切り者がいたので、どうでもいい情報だけNTT回線を使い、国防のために重要な情報を送るための「専用アンテナ」を日本の多くの場所に上げさせて、どのアンテナが何に使われているのかは設置している会社の社員たちも誰も知りません。

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今日、説明したことは全て「国防機密情報の一部」ですが、一般の人たちの知識では絶対に理解できませんので、「あーそうなんだ」というくらいに思って下さい。

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もし、日本の国防上の情報に外部からでも内部からでもアクセスしようとした人は、すぐに自分のパソコンのデータを全て抜き取って追跡するようにしてありますし、即時、逮捕されて、「国家反逆罪で死刑」になりますのでご注意下さい。

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ちなみに、私が作った「防衛上のセキュリティプログラム」は、当時、世界一とされている「ハッカー」がアメリカの刑務所の中にいたので、テレビ電話で直接、対話して確認しましたが、彼でさえ「敵わない」と言った「セキュリティプログラム」ですし、実際に、半分のスピードで「世界ハッキング大会」で何度も打ち勝った実績もありますので、100年経っても絶対に壊せないように「セキュリティプログラムの自動更新システム」に入れてありますので国民の皆様はどうぞご安心下さい。

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「吉岡防衛コンピュータープログクラム&セキュリティ」は、現在も元気に動いているので、航空自衛隊の全ての戦闘機も、海上自衛隊の船も潜水艦も、陸上自衛隊の地上の全ての武器システムも全て管理しているので、頭の悪い統幕の判断や、中国に傾いた政治家たちがどんな命令を出したとしても、ミサイルを日本に撃ち込まれた場合は、自動的に「吉岡ファジーコンピューター」が日本を守るように設計してありますので、どうぞ、ご安心下さい。

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しかし、日本の防衛上の危険度の5段階の「レベル4以上」になると、「非常事態対応」に切り替わりますし、一般の人たちの「行動制限」がかかります。

もしそうなった場合は、私が過去に行った全ての国家公務員の給与と年金も加えて、「吉岡一門」が日本国にタダで貸している2000年間以上の「土地の賃貸料」を国が支払い、「日本の裏切り者」を全て排除することが条件でしか協力しませんので、首相も防衛大臣も統合幕僚長も覚えておいて下さい。

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ちなみに、他国からの直接攻撃の危険を察知すると、自動的に「危険度5」になり、全ての国民は「外出禁止令」が出るのでご覚悟下さい。

地震や津波の「緊急通報」と同じように、全ての通信システムを通して「国防危機情報・外出禁命令」が流れますので、どうか、国民の皆様、ご覚悟下さいませ。

 

世界のどの国も同じように国防の危機には、「外出禁止命令」が出ますし、とっくに「外出禁止命令の法案」は通っていますので、バカな庶民がわめいて警察がバカな国民を逮捕しますので、緊急時の対応は家族で話し合っておいて下さい。(世界の常識です)

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「私と個人の約束」ですが、「日本を絶対に攻めないと約束させた相手」は、アメリカのオバマ大統領、ロシアのプーチン大統領、韓国の全ての資金と経済を握っているサムスン一族の李健熙会長、北朝鮮の金 正恩(キム・ジョンウン)主席、イギリスのチャールズ3世国王、フランスのジャン・ドルレアン国王、ドイツ国王のヴィルヘルム2世の一族と、インドのナレンドラ・モディ国王と、大東亜連合の国王たちです。

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中国で最もお金持ちの「鄧小平主席の一族」にも伝えましたが、「習近平」だけは言うことを聞かず横を向いていたの、「日本を攻める攻撃」を今も能登半島で繰り返しているからこそ、日本海側に住んでいる男たちは、急に、海から船や潜水艦で上陸してきた時には中国人を銃で撃ち殺すか、隠している日本刀で戦うか、包丁やカマやクワで中国人を殺して家族を守る準備をして下さい。

「警察は国内警備」しかできませんので中国軍には銃を打てませんし、自衛隊も「上からの命令」が無いと動けませんので、その間に女子供が犯されて拉致されて売られますし、男たちは即、銃で殺されると思いますので、どうか、覚悟してご準備下さい。

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大東亜戦争の時に、「中国軍がどうやって日本海側から日本を攻めたのか?」を地元の老人に聞けばわかりますし、昔から日本海側に住んでいる老人たちはそういう覚悟を持って生きています。

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平和ボケした日本の皆さん、本当に目の前に、日本を奪い取ろうとする戦争が始まろうとしているのに、まだ、気づけないのですか?

 

やっぱり、バカは死ななきゃわからないのですかね?

私の母の教えの言うとおりで、とても残念です。

 

バカは死ななきゃわからない!を訂正します

バカは、死んでもわからない!!

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