やることに追われる年末

普段の私は、「自分の時間の過ごし方」を一番大切にしています。

それは、とことん自分の為に時間を使って心を満足させて自分のエネルギーを充電しておかないと、人の為にとことんできない自分がいるのをよく知っているからです。

 

このバランスが悪いと、どこか心の中に”ひがみ”がでたり、余裕がなくなったりします。

サラリーマン時代はサービス業ばかりでしたが、特に、年末年始の異常な忙しさの感覚だけは忘れません。

 

ダイエーのお店にいた頃に経験した年末年始の準備は、11月末から始まります。

入荷する荷物も普段の2倍から3倍入荷しますので、人も、手間も、時間もかかります。

 

物が売れ始める12月中頃までには、もうみんな身体もボロボロになりながら、年末の繁忙期に突入します。

そして年末最後の3日間の頃には、あちこちの従業員の心の余裕もなくなり、みんなの目が殺気だっています。

 

人はこういうとき極度の緊張が続くと、異常な興奮状態に入ります。

ある人は眠らなくなったり、食べなくなったり、会話しなくなったり、独り言を言い出したり・・・どんどん感覚が、おかしくなってくる人を見ました。

 

そんな忙しさの中でも、私が一番、嫌いな人は、「忙しい!忙しい!」を連発する人です。

その人が自分の部下の場合には、必ず注意していました。

理由は、「忙しい!」という字が表すとおり、「心を亡くした」状態だからです。

 

”忙しい”を連発する人は、自分しか見えていません。

 

だから、周りの迷惑も考えずに行動したり、失礼な言動を吐き捨てます。

その結果、誰かに迷惑をかけていても、今は、忙しいんだからと問題を忙しさに置き換えようとします。

 

私が叱る理由は、心を亡くした人がどれだけ一生懸命に仕事をしているとしても、それは自分の世界の自己満足であって、みんなの共通目的を達成することにおいてマイナス効果なら、意味がないどころが、全体にとても迷惑をかけていることを認識しなさいと言います。

 

私は部下を持って心がけた事は、どんなに忙しくても、なるべく何にもないような顔をして、”フラ~ ”と、従業員の人たちの周りを歩くようにしていました。

 

リーダーが平常心を亡くすと、全員がパニックになりやすいからです。

どんなときでも、問題は起きています。

 

でも忙しいときこそ、冷静に判断して、対処できれば、そんなに大きな問題にはなりません。

でも、忙しさにかまけて、その場しのぎをすると、あとで、何倍にもなって、大きな事件になったりした経験があります。

 

問題は、起きたときに、どれくらい早く、心を込めて対応するかが大切なのかを、このとき学びました。

どんな心が不安定な従業員も、さすがに、お客さんと喧嘩する人はいませんが、バックルームでは、悔しくて怒鳴りまくっている従業員もいます。

 

それは、この年末という気せわしさのなかで、家庭のトラブルを抱えたまま、お店に来て、腹いせにクレームをつけるお客さんも少なくないからです。

 

私が新入社員のころ、なぜか「クレーム担当」を任命されたおかげで、分の好き嫌いではなく、人はどうしたら怒るのかを学ぶことができました。

 

だから、いつも感情的にならないように、相手の真意をいかに、早く理解してあげるかを心がけるようになりました。



クレームを言ってくださるお客様に、こころから対応すると、他の誰よりも自分や店を大切にしてくれるお客さんに変わります。

だから、お店いにとって、一番大切な仕事だと思いました。

 

いつまた出会うか分からない人が、数百人いるよりも、はっきり顔と名前が一致して、お互いに望んでいるものを叶えてあげたいと理解しあう人がいれば、店の信頼を回復することもできます。

 

そんなサラリーマン時代のことを久しぶりに思い出す、今日一日でした。

でも、今、充実、しています。今日をやりきった感じがするからです。

 

ありがとうございます、私は幸せです。

だから、みなさんに心からお礼を伝えます。

ありがとうございます。

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