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【宮古諸島神事】 気づき

さて、ここまでお読み下さった方々に、まず御礼申し上げます。

私はどんなことでも、なるべく”皆様が、普通に理解できるよう心がけてお伝えしていますが、読んで下さった皆さんのこころの中には、今、何が残ったことでしょう?

今回の神事のご報告で、どうしても書けないこともありました。それは、私がコントロールしているのではなく、いくら書こうとしても、画面から消されてしまうので、それはあきらめました。

ただ今回の宮古島・伊良部島の神事で、本当に大切なことに気付いてくれる方が、少しでもいてくれることを願っています。

 

人は理由も無く、行きたいところがあったり、したいことがあることの理由をわかっている方はどれくらいいるでしょうか?その意図や気付きの意味をもし理解できたら、どれくらいこの人生が楽しく思えることでしょう。

私たち神人(カミンチュウ)は、普段は、皆さんと同じ人間ですが、自分が望まなくても、目にみえない世界とのつながりを感じることで、大切なものを守り、そのことを皆さんへお伝えする役を頂いて産まれています。

 

もし、このことに大きな目的がなければ、みなさんと同じように、見えない部分を無視して、見える現実世界のことだけを優先して生きるほうが、どれくらい楽なことだろうかと考える時もあります。

でも、空の向こうに宇宙があるように、神さまは、存在してます。

よくわからないというあなたのために、神さまのことは、こう理解しておいてください。

 

神=霊=ご先祖=意識体=エネルギー体です。

これは、宇宙の全体の高次元領域においても、同じようにある段階であり、宇宙の構造なのです。星の大きさや位置がどうのというより、それぞれの役目が、宇宙全体のなかで何のためにあるのかは、まだ、ほとんどの方が理解できていません。

 

だからこの三次元にある、ウタキも、実は宇宙の一部として働いていますし、この三次元での役目は、神の場でもあり、また、霊場でもあるのです。

だから、ユタや司と呼ばれる人たちが、大切に守っているのです。ですから絶対、勝手に、ウタキの鳥居をくぐってはいけないのです。

 

私自身は昔、霊をたくさん見させられて、あまりに辛いので、もう見ないと天に宣言してから、一切、肉眼では見えなくなりましたが、存在や感覚は、見えていたとき以上に、鋭くなっています。

今回、宮古島のユタと、伊良部島のユタの二人と共に、祈りまわった場所も、霊が見える人にとっては、辛くて足を運び入れることさえできない場所があります。

 

しかし、反面、そのウタキの神さまが喜んで下さると、今、生きている方たちを一生懸命に守ってくれます。それが、宇宙であり、みなさんのご先祖様なのです。

先祖信仰は、今の時代に溢れている都合のいい宗教とは違い、「今、自分が生かされていることへの感謝を示す」ことが祈りなのです。

 

なぜ、今、沖縄ブームだと思いますか?それは、20世紀でお金・欲・力で闘い、疲れきった心と身体を癒してくれる最高のエネルギーが、ここ沖縄にはあるからです。

でも、そこに、日常の自分の都合を要求しすぎると、どんどん、今の沖縄本島のように、自然が壊されてしまい、自然や神を守ることもできなくなってしまうのです。

 

「郷に行っては、郷に従え」とあるように、その土地の風習を学び、土地の人を理解してあげてこそ、本当に喜んで受け入れてもらえるものなのです。お金で何でも解決する淋しい心の人たちは、お金が無くなった時に、きっと、大切なことに気が付くことでしょう。

この島には、愛があります。

島のおばーに、道を訪ねた青年が、「まー、お茶でも飲め。まー、飯でも食え。」と、たくさん世話になって、どうお返ししていいのか、わからないと相談されたことがあります。

 

自分にいただいた恩は、くれた人に返すことだけではなくて、自分が今できることを、まわりの人にしてあげることで、そのお返しになるんです」と、お話しました。

宇宙全体では、この恩や徳というものが、ある理由と法則にしたがって動いています。

 

天は、地球の中で自然という全ての恵みを私たちに与えてくれています。そのお返しは、天には返せません。だから、今すぐできることとして、近くの誰かに、愛を与えることがお返しになるのです。

「人間は、殺生な動物です」

だって、自然界のあらゆる殺生をしながら、生き延びているからです。だから、「命をいただきます」という意味で、食事のときに、「いただきます」という言葉があるのです。

伊良部島に来ると、自然に、朝日に手を合わせたくなります。夕陽をみると、また、手を合わせたくなります。やさしいおばーの目を見ると、おばーに手を合わせたくなります。その全てを守って下さっている神さまに、手を合わせることは、宗教ではありません。

 

ただ、人間として素直な感謝のこころの表れなのです。そんな自分を思い出すためにも、ぜひ、伊良部島・宮古島へ、足を運んでみて下さい。きっと、あなたは、大切なものを自然に思い出すことでしょう。

今回の神事の「四方祈り」の意味は、伊良部島の四方祈りによる伊良部島という場の安定と、宮古島の四方祈りをすることで、宮古島の場の安定を図りました。

そして、この二つの島をつなぐ神さまの座を八重干瀬(やびじ)に置いたことで、宮古諸島全体の四方祈りにつながって宮古諸島の場の安定になりました。この安定エネルギーは、日本列島を守るの母(陰)の魂の安定エネルギーとなったことをここにご報告しておきます。

今回、祈ったウタキや大切な場所は、現在、どんどんエネルギーが上がっています。愛が、とても深く、やさしくなっています。

もし、これから宮古島や伊良部島へ観光で訪れる予定の方は、遊びの途中にでも、どこかの場所で、ご自分のご先祖を想い出して手をあわせてみて下さい。

この場所で手を合わすことは、一番早くあなたのご先祖へつながる方法でもあります。宮古島・伊良部島の自然の深く暖かい愛の波動は、ご先祖があなたをお守りしていることを体感できる一番近い島なのです。

私が年2回、主催する「龍神ツアー」も、全国からの募集を考えています。次回は、10月頃に行われる伊良部島 豊年祭(ゆーくい)
に参加するツアーです。地元の方と大事なことをお話する会も、きっと、実現することでしょう。

龍神ツアーも、毎年行っています。あと、5、6年すると、きっと、北海道のエネルギーの意味が、きっと皆様にもわかって、北海道の大切な場所を求める人たちで溢れるでしょう。

新しい未来を創る全ての皆様の愛の意識に、心から感謝いたします。ありがとうございます。

 

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