”天女の井戸祭り”

昨日、伊良部島の佐和田の浜の前にあるホテルのオーナーとお話をしていて、素敵な情報を教えてくくれたので、ここでご紹介いたします。

伊良部島や宮古島には、とてもたくさんの井戸があります。宮古島に最初に訪れて神さまのご挨拶回りをしていたときに、神さまに導かれて行ったのが、水を守る神さまとして有名な宮古島の大和井(ヤマトガー)でした。

(2004年1月のブログより抜粋)

それは歴史探訪の地図を見ながら、順番に気になる場所を数ヶ所まわっているときでした。

突然、地面に20メートルほどの大きな穴が、ポッカリ開いている場所を見つけたときには、息が止まりそうになりました。

案内板を読んでみると、そこは昔、湧き水の井戸として生活の大切な場所でした。

さらに、特別な人しか飲めなかったために、厳しい警護の人間が付いていたと記されています。

 

国指定文化財 大和井(井戸)

この沖縄諸島の小さな島々では、飲み水が湧く島と、飲み水が無い島があります。

高い山も、川も無いこの宮古島も、決して水は、豊かでは無い島でした。

水を汲むための数メートル下の石段を降りていこうとするとき、ふと、足を止めろ!と心の中で言われました。

声の主は、昔からこの場所を守るこの井戸の守護神です。

神さまに心の中で、この旅の目的と自分の説明をしました。

しかし、なかなか入る許可をいただけません。

その守護神は、何度も、「お前はここを壊す者ではないのか?」と私を問い正します.

その度に、そうではないことを説明しますが、なかなか納得していただけません。

あきらめて、すぐそばにあるもうひとつの小さな水を汲む場所に行きました。

でもここも、やはり中には入れません。

ここに立ち入るものは、地元の者で、許可を得ているものだけだと理解したからです。

その場を離れる前に、もう一度、お礼のご挨拶をしたときに、「水は、命である」と声が聞こえました。

その意味は、ここの水を手にいれるために、失った命もあったし、この水のおかげで、救われた命もあったからです。悲しい出来事や事件が、たくさんあったのです。

そしてここ宮古は、実は「都(みやこ)」であったとわかりました。

「水は、すべての命」なのです。私は、改めて、そのことを深く感じとりました。

今回は、とても大変な経験をしましたが、それくらい水は大切なものだということです

水の大切さを十分知っている伊良部島の人たちは、”天女の井戸祭り”と呼ばれる井戸のお祭りして、たくさんの井戸の神さまに水を与えていただくことのお礼祭りをしていたということですが、なぜか、昨年まで続いていたこのお祭りを、今年から中止になってしまったということでした。

このことを知った地元の女性は、宮古島のローカルFM局の番組で、この「天女の井戸祭りは、絶対、守るべきものだと思いますので、ぜひ、継続して欲しい!」と皆さんに呼びかけたそうです。

すると、宮古島市の議会でも、このことについて取り上げられる予定になったというので、私も今後の住民の声とともに、見守っていきたいと思っています。

市町村合併の利点とは反対に起きることが、こういう小さなことが消えていくことです。

島の一部と小さな行事は、その島に住む人しかわからないいろいろな想いがあります。

でも合併して大きな市になると、その声を伝える人の声も、聞こえづらくなってしまうからです。

予算も大きなものから順番に決まるものですので、小さな大切なものを守るのは、地元の住民の声しかないのです。

そして、神ごとには、皆さんが自分の希望で行う「お願いごと」と、”ゆーくい”などの先祖から伝統的に行われている「伝統儀式」と、もうひとつ、お願いこごとが叶ったときやご報告の意味としての「お礼参り」があります。

最近、この大切な礼儀を忘れた方たちは、よくお願いごとはするけれども、そのお礼参りをしないことが多いと、神人からも嘆きの言葉を聞くほどです。

私たちが今の快適な生活を普通に、そして安心して過ごせるようになるまでに、どれくらいのご先祖様たちが尊い命を落したりしながら、土地を守り、水を守り、自然を守ってきたかを忘れていることが、私は残念でしかたありません。

今は、日本のどこにいても、水道の蛇口をひねると水が出ます。でももし、水道管が破裂したり、電気が止まると、その命の水さえ、一瞬にして止まることもあるのです。

そのとき、私たちを守ってくれるのが、昔からある井戸や地下水なのです。

生まれたばかりの子供の「産湯(うぶゆ)」の水がもし、なかったら、あなたはどうしますか?

水道が止まったから、水道局に文句を言いますか?電気が止まったから、電力会社に文句の電話をしますか?大切な子供の命を守るのに、あなたに知恵や知識がないと、大切な命さえ、守ることができないことを考えてみてください。

その大切なことを忘れたり、水の大切さを次の時代の子供に伝えていく努力をしないと、私たちは、「今を生きる」ことができなくなってしまう可能性もあるのです。

「水は、命」

どうぞ、そのことをたくさんの子供たちへ、伝えてあげてください。

もうひとつ、うれしい情報です。

先日、伊良部島の佐良浜地区で、「神さまの付き合い方を学ぶ」テーマで、地元のおばーたち3人のお話を聞くために、200人ほどの島の皆様が集まったそうです。それは、もう、私も、とてもうれしいことです!

何度か伊良部島の方にあって話をしていると、普段の神さまごとのお付き合いの仕方を聞いて、大切なことが伝わっていないと感じたので、次回、私の話でよければ、ご説明いたしましょうと言っていましたが、地元のおばーが、皆さんに話してくださることは、神さまの伝言でもありますので、とてもすばらしいことです。

そのサポートをしてくださった方が、地元の先生たちらしいと聞いて、本当に、子供たちのことを大切にしてくださる皆様には、心からのお礼を申し上げたいと思います。 m(__)m ぜひ、島の方たちの書き込みをお待ちしております。

そして、さらに、驚いたことは、伊良部島に生まれる女性たちは、神がかりの人が多いということもわかりました。

オーナーの知人も最近、神人修行に入った人のことや、私が3月に伊良部島で逢った女性も、沖縄本島に戻ってから、神人修行に入ったと報告を受けています。

そして、現在、伊良部島を訪れる人たちのなかには、全国から、この島へ来て、大切な場所に手を合わさなければいけない方たちが、集まってきているという現状もオーナーから聞きました。

オーナーが以前、北海道へ来たときに、北海道の一番高いところにある湖の御神所で龍の神さま(白龍)と話をして、伊良部島を守るために大切な神様を担いでもらっています。

彼女のお役目は、島の大切なものを守りながら今までにない島の新しい観光の形を提案することですし、神人修行や魂の迷い人たちのために、魂の道先案内役としてのお役目もあるようです。

だから現在もたくさんの魂の迷い人たちが、自分の魂の役目をまっとうするために、この伊良部島を訪れてきています。

ここ伊良部島は、日本の聖地でもあり、日本の母であり、見えない世界をつなぐ大切な神人たちの登竜門の場でもあります。

私もそのためのお手伝いができている喜びを感じていますし、大いなる神々の感謝とともに、お礼申し上げます。

 

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