【沖縄】与那国島神事 一日目 日本最西端の地
6/24、沖縄本島から飛行機で1時間半かけてたどり着いた日本最西端の与那国島。
与那国空港では、祈り仲間の知人で世界中を祈っているアリンさんや与那国の神人(かみんちゅう)を始め、そのご家族たちが出迎えてくれました。
私達の祈りの方法は、自然の神さまとの対峙ですので常に形が変化しますから、地元の神人と沖縄の神人に、この島で祈る場所と順番について打ち合せしていただきました。
祈りに地元の人が参加される場合、その土地のルールを理解し尊重することも重要なことだと私はいつも考えています。
空港から着いてすぐ与那国の神人が教えてくれた最初の場所は、この島で祈る場合、まず神さまに祈りの許可の”カギ”を与えてもらう場所を案内されました。
その場所の鳥居をくぐると、足元がコンクリートで整備されていた為、炎天下でヤケドしそうなくらいの熱さになっていましたが、全員、じっと我慢しながら祈り、許可のカギをいただくことができました。
後で教えてもらいましたが、ここを守っている一番大きな神さまの名前は、アマテラスのお兄さんの「チャンテラス」というとても大きな神さまだそうです。(世の中をちゃんと照らすという意味の神さまだそうです)
三箇所目は、「全方位の羅針盤」と「火の神(ヒヌカン)」と「土地の神」の三つが一緒になっている小高い丘の上の祈り場所です。
四箇所目は、立神岩(たちがみいわ)です。
この岩は、形のとおり男性神として奉られていますので、西の土地を守る神さまの役目をもっとしやすいように、八匹の龍を警護につけました。すると、この神さまがこんなことをおっしゃいます。
「恐れ入れますが、ここからは見えませんが、島の南側に女の岩があります・・・。」
それ以上、何も言いませんでしたが、その場所へ行って欲しいのがわかりましたので、地元の神人にその場所のことを尋ねました。するともしかしてと連れていってくれた場所が、まさしくそうでした。
港の近くにある大きな岩場のなかには水が沸き、じっと、閉じ込められている女性の御霊と、もっと大きな存在が中にいました。でもなぜか、この場所は、封印されていて出入りができなくなっていたのです。
地元の方にこの場所の由縁を聞いてみると・・・。
昔、外国の船で宣教師がこの土地にやってきたとき、村長は人への影響を恐れて、一切の交流を禁じましたが、その誓いを破って宣教師に逢いにいった女性が首を切られて埋められた場所だということです。
今日の最後の祈り場所は、「ティンダハナタ」と呼ばれる大きな山の祈りです。
この場所は、沖縄本島の世界遺産 斎場御嶽(せいふぁーうたき)と全く同じエネルギーの場所です。
山の上に、水が豊富に湧き出る素晴しい聖地、そして、日本の西を守る神の聖地に心から感謝いたします。