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【宮古諸島】2008年 八重干瀬(やびじ)祈り

2008年4月5日に伊良部島で南の龍神祭を行った翌日、4月6日(旧暦3/1)は、3度目の八重干瀬祈りでした。

一年に一度だけ浮かびあがる幻の島 八重干瀬(やびじ)は大潮によって浮かび上がるサンゴ礁の島が大小100以上ありますが、今年降り立ったサンゴ礁は八重干瀬全体を龍体として見たてると頭に当たる島だと地元の人が教えてくれました。

昨年降り立った大きな島は胴体と呼ばれている島でとても広いサンゴ礁でしたが、今回のサンゴ礁の半分はひざくらいまで海の水に沈んでいる島です。

初めてのサンゴ礁ですが、降り立つとすぐ神様が祈る場所へ導いてくれます。サンゴを踏まないように歩いていくと目の前に大神島が見えました。

「あー、わかりました」と、すぐ大神島に向かって全員が座る場所を決めました。

今回祈りに参加して下さった方は宮古島の方が8名、大阪3名、北海道4名で、ほとんどの方が正式な神祈りが初めてなのに、その場所の神聖さと祈りのエネルギーの素晴らしさに涙が溢れた方や手から金粉が出た方が3名もいました。

「今までいろいろな宗教を勉強してきましたが、こんな体験は初めてです。

本当に一番大切なことを教わった気がします」という普通の方の言葉が一番感動します。

また自分なりの神祈りは16年間毎日しているという男性と63歳のおばちゃんも、普段座っていられないくらいに足が悪いのに痛みも全く無く、ずっと座って大きな神様の光を感じられてとても幸せな時間でしたと話してくれました。



今回参加して下さった方のなかにはユタも神人もいません。

普通の生活をしながら本当に自分の土地の神様を大切にしたいと思っている方ばかりでした。

宗教観も違う25歳から63際までの男女がひとつの大いなる神に向かい感謝する心は、これから大きな神の守護のもと、日々、神の導きを感じ時間が増えることでしょう。

祈りが始まると大神島の島の上に大きな光の球が表れました。その大きさは島全体よりも大きな光の球です。

それは宇宙から降りてきた神と呼ぶには失礼なくらいに大きな大きなエネルギー体でした。

これからの時代に大切なこと、あなたたちのするべきこと、私たちの望み、そして宇宙全体がこの場所と私たちを見守っていることを対話の中で教えてくれました。

大神島の遠見台には大きな神様が座っていますが、この大きな球体がその上にいたことでその神もさらに力が増したことと思います。

初めて祈りをした方たちもその大きな光の球体を体で感じていて、あの大きな光はなんですか?と尋ねてくるほど、暖かくやさしいその光は、全ての神を包み込むほど大きな宇宙の愛を私たちに感じさせてくれました。

祈りの途中、この場所の神はどんな存在なのかを尋ねると、四方八方、そして、天地を繋ぐ10神の神がいる場所だと教えてくれました。

この10神は地球上のすべての方位と天地を守り繋ぐ役目を持ち、そのすべてのバランスを整えてくれているようです。

祈りを終えて空を見上げると、龍と鳳凰の雲がたくさん表れて私たちの祈りを祝福してくれているのがわかります。

今回初めて降り立ったこのサンゴ礁のおかげで、八重干瀬のそれぞれの島にきっと違う神がいるのだと感じました。

いつかこの八重干瀬全体を守っている神がいるフデ岩(フジ岩)にお礼の祈りを捧げに行きたいものです。

その場所は昔の神人たちが知っている大切な竜宮神であると伝え聞きます。

翌日7日は宮古島の方たちの願いで2か所祈りを行いました。ひとつは宮古島に初めて牛を広めてくれた方の御魂を守る場所で最近人が亡くなったことと地元の方がそのウタキの扱いを正しく理解していないので神が悲しんでいるという場所。

大切な神様がいる聖地は正しくそのことを理解して守ってくださる方たちが多いとその場所で災いが起きることはまずありません。

災いが起きる理由は、必ずあるのです。

その意味をどう理解するかが問題ですが、人間の言い訳や理屈は神に聞こえませんので、まずその神自身(人格神)に聞きに行きました。

その神は「あなたにすべてお任せ致します」と言われた意味は、その場所の扱いを決める役目をいただいたことになります。

戸森部落にある海へ向かった”いんぎゃー”のウタキは石庭の新城さんもご存じの宮古島のピラミッドパワーを守る大きな守り神がいる場所です。

そしてその後ろには知られていないたくさんのウタキや神がいますので、そのすべての神をもう一度つなぎ直し、さらに大きな神エネルギーの玉を入れたことでこのウタキの神様の神格が上がりました。

「そのとき手から白い煙が出ていたよ。」と言われますが、祈りの最中は目をつむりますので自分自身は何も見えていません。

目をつむったなかで真っ白い大きな光の玉を入れただけですので、それは私の守護存在が力を貸してくれて行っていることなのです。

もうひとつは、宮古島全体の神が集まりそこから全てのウタキに神が役目与えられていく一番最初の大切な十二支の神様がいるウタキです。

この場所を見つけたのは地元の方ですが、そこの神様に呼ばれてウタキがあることを見つけたあと、草刈りや清掃を繰り返してやっと人が入れるようになったウタキです。

神の通り道である神道(かみみち)もつながったことで本来の役目ができるとウタキの神は感謝してくれました。

手を合わせとその神がさらなる大きな役目をするために先ほどより大きな1mほどの光の玉をそのウタキに入れることになりました。

この光の玉の大きさからいうとこのウタキの神様の神格はそうとう大きいことが理解できます。

この土地出身の女性がいたので「あなたがこのウタキの守り番です」と神役を任命させいただきました。

溢れる涙はその方のご先祖を含めて喜びにあふれているのを感じます。土地を守り、神を守る役目の方は、普段の言葉や行いのひとつひとつが大きな意味を持ちます。

私のように時々来る祈り人よりも、日々、手をかけ心をかける人こそ、最高の神人でありそれが本来の神行だと思います。宮古島を心から愛し、神や先祖に感謝し、その土地へお礼をし続ける皆様との出会いに心から感謝いたします。

これから宮古島の方の課題は、宮古島諸島の最高に強い守り神である大神島の神へ古来から感謝していた伝統神事「親神祭(うやがんさい)」の復活です。このお祭りが無くなってもう10然以上になるようですが、その復活を願う神言葉を聞いている人が、その必要性を神の言葉として私に訴えてきました。

私は全ての人にこういいます。「形を変えてもルールを変えてもそれは人間が決めたことですからいいのですが、神に対する心や意味を伝えなければその神は怒ります。何のために今までお前たちの守りをしてきたのかと。」

しきたりやルールに縛られず、心を質素にして何もないけれどまっすぐ神に向かう心は、大切なことを子供たちへ伝える姿勢を伝えることができます。いつも、眼に見えるものよりも、見えない心を見ているのが神なのですから、どうぞ、宇宙を愛し、地球を愛し、自分の土地を愛する全ての祈りをする皆様、宜しくお願いいたします。

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