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やまたのおろち(八岐大蛇)

7/9夜、新たなるメッセージが降りてきました。

このメッセージは「国の建替え建て直し」に関わる神言葉なので全文公開は時期尚早と感じ、全ての神事が終了してから公開いたします。(※白山神事参加者には7/17にお伝えします)

 

7/1に新しく身体に入ってきた神エネルギーの意味を感じながら、北海道神事メンバーとこれからの神事をどう理解していくかを話し合うシェアリング(さにわ)の資料をまとめていた時のことです。キーワードは、「ヤマタノオロチ」でした。頭の中でふとこの言葉に気づいてから次々とイメージやメッセージが浮かんできます。

子供の頃から歴史の文献や誰かの意志が入っている書物に興味がないので、今は必要なことをまずインターネットで情報収集しています。ネット情報のいい点は必要な時に必要な事をすぐ手にいれられることですが、その情報発信者の意図も必ず入っていますので、その内容の中から「神意」だけを読み取るようにしています。

霊や神々、また宇宙や自然界からメッセージを受け取る人の特徴は、身体のどこかにビリビリと一瞬、強い痛みが走ります。時には夢の中でお知らせしてくれるようにやさしい時もありますが、私の場合はほとんど強く重いエネルギー体が身体に入りエネルギー体の意識を五感六感の全てで感じながら「神意」を感じ取ります。

 

こういうメッセージの受け取り方もそれぞれ方の魂の位置と役目に応じて違いますので、人によっては霊からたくさん情報をいただく方から神や天使や宇宙の存在から気づきやメッセージをいただく方までたくさんいらっしゃいます。
精神鍛錬を積んで自分の感応意識と反応意識をコントロールできるようになると、そのエネルギー体たちと正しく対話ができるようにもなりますし、伝えるメッセージの「神意」を理解できるようにもなります。

 

蛇足ですが、見えない存在からのメッセージも現実世界の情報も、あなたが何気なく思っている事と魂の位置に見合う情報しか入ってきません。だから目の前の現実を変えたければ、まず自分が意識している事や自分自身の考え方を変えることが第一の方法なのです。

この目的で行っている講座で学ばれた方たちの魂の成長ぶりは、誰もが認めるすばらしい結果だと感じています。魂の成長のもうひとつの方法が、私の神事にご一緒して同じ場の体験をシェアリング(さにわ)することでも大切な気づきが得られます。

 

私が神事に参加される方に必ず伝えることは、参加する目的の共有とそれぞれの魂の気づきと成長、そして新しい共有意識(神意識)を生み出すことです。神事とは本来、人間が肉体を持って行う行為ですが、神意識の人間が行うことでそれは神の御技、神そのものの意識と行動になるからです。

 

今この時間も神事に参加宣言をされた方たちは、その全ての準備がなされていることでしょう。中には、自我を見せられたり神を見せられたりしながら、あらゆるすべての物事のあり方や考え方を問われている時間だと思います。このご苦労の神意こそ、ご先祖様たち全ての代表として入られているからです。

 

この地球において新たなる統合・新たなるひとつの生み出しをする事は、そこに固有意識が無い状態を意味しますが、その神意に到達する方たちが増えることこそ、全ての物事をありのまま受け止められる愛のあなた自身であるかどうかを問われているのです。

神事の目的は、神の為であって神の為ではありません。人間の為であって人間の為でもありません。本来、すべての人間が神なのですから、そう生きることを思い出すための神業だとご理解下さい。

 

「やまたのおろち」の意味をお伝えします。

古事記や日本書紀に記されている「やまたのおろち」の本来の「神意」は、ひとつのメッセージとして土地神=地球の意志を意味し、地震・天災などが起きることが人間にとっての損得だけではなく、全ての自然界のバランスだということを学び知る意味を示しています。そして神話には、先住民族が信じていた自然神信仰に対して、アマテラスを神として掲げる太陽神信仰の一族との関わりを表しています。

また「やまたのおろち」は、先住民族=それまで国を守っていた人たち=国津神(くにつかみ)を意味し、「やまたのおろち」を退治した「スサノオウ」は、海から新しい宗教や文化、鉄の錬金術・食べ物を伝えた渡来人たちを意味し、そのことで神が民衆を救ったとして天津神(あまつかみ)=天孫族を表しています。

沖縄の古い信仰にある「アマミキヨ」伝説も同じ意味で伝えられています。最初に渡来文化を伝えた人たちのことを「アマミキヨ」、その人たちが伝えた全く新しい神のみわざとも感じられる錬金術・食べ物の願いを叶える神として「シロミキヨ」は奉られています。

そして「やまたのおろち」の尻尾から出てきた霊剣の意味は、先住民族=国津神との戦いで天津神が勝利したことを意味し、それまでの豪族たちの勝手な振る舞いや権力を新たにまとめ整えたことの象徴を意味します。

古事記が何度も書き換えられたり、書物に全てを表記できない理由にはいくつかありますがひとつに、神と信仰とその象徴には、権力主義・体制主義がどの時代にもありますので、日本の国土内で生まれた天孫族と呼ばれる民族と先住民族との混血化によって生まれた新しい種族と、新しいものを伝えた歴史上の種族ルーツの明確化を避けるためです。文化生活を営むようになった日本人の信仰や神とあがめた人間のルーツも種族などの本当の血のつながりを隠す必要があったからです。

そのことに気づいた人たちが、たくさんのことを本やブログに書いていますが、私に今、この「神意」を伝えてきた目的は、現在の日本の神信仰や生き方・考え方が、宇宙の創造主の本意ではないことを示してると感じています。

宇宙に地球という星が存在して、人間が存在した本当の理由と目的に気づき、日本の地に生まれた魂の役目を達成させることだと感じています。全ての方の「神意思」がひとつになることを願っています。

 

 

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