2009年6月1日 速開都比売様の大祓祈り・変わるチャンス
地球創生の大きな神事の意味を持つ6月13日~14日で行われた苫小牧神事は、苫小牧在住の方が大切な神メッセージを受けとり、調査に二か月以上も時間を費やした最後の納め神事として樽前山頂上で大祓い神事を行いました。
この神事の調査で大祓いの神として有名な瀬織津姫(せおりつひめ)が、この苫小牧の地に祀られていた事実も見つけ、そのあと移され場所や理由を学び知るもできました。
この神事のキッカケとなった出来事は、一昨年夏に、地上から空へ向けて真っ直ぐ回転しながら立ち上る龍の雲を見た人が、写真を撮ったことから始まっています。
この白い雲の写真を見せて頂いて意味を問われた時、舞い上がった方角にある土地のメッセージですとお伝えしました。調べてみると、そこには竜神沼、弁天沼がありました。
私たち人間を守って下さっている神々が物事を伝える時、偶然とも思える出来事が何度も続いたり、不思議な夢やメッセージで気づかせてくれます。
そのメッセージの意味を理解する時に注意することは、自分に対する意味だけではないことに気づくことです。 苫小牧の仲間は、誰かが一生懸命に何かをしようとすると、共感した人たちが互いの知恵を出し、尊重し合あいながら成長する素晴らしい大人がたくさんいます。
参考:祓戸大神(はらえどのおおかみ)
●瀬織津比売(せおりつひめ) — もろもろの禍事・罪・穢れを川から海へ流す
●速開都比売(はやあきつひめ) — 海の底で待ち構えていてもろもろの禍事・罪・穢れを飲み込む
●気吹戸主(いぶきどぬし) — 速開津媛命がもろもろの禍事・罪・穢れを飲み込んだのを確認して根の国・根の国・底の国に息吹を放つ
●速佐須良比売(はやさすらひめ) — 根の国・底の国に持ち込まれたもろもろの禍事・罪・穢れをさすらって失う
土地の歴史を調べ、その土地に住んでいた方たちが守ってきた大切な精神を学ぶ事の重要性は、今回、参加者全員が実感しました。
苫小牧神事で訪れた千歳神社では、明治8年前後に日本神道が北海道に正式に入った時に、ご祭神を変えて神守りをした目的まで気づくことができました。
長かった苫小牧神事もようやく終わり、その次の日の今日から北海道神宮大祭が始まるというこの流れも、北海道の地を守る大祓いの大神様を降ろした役目としてその意味を感じています。神社のお祭は本来、土地を守る神様が神輿に載って町内を練り歩き、町の繁栄を人間と共に喜びあう式典ですが、年に一度、神開きをする大切なこの時期にする事があるようです。
アセンション(集合意識が大変化すること)の時期についてさまざまな情報が飛びかっていますが、時代や価値観はこれからもさらに加速して大きく変化することは、確実です。物事や価値観が変わる時に大切な事は、「本当はどうしたいのか?」と自分に問う事が、まず最初です。
世の中の経済や政治の変化も、自然や地球の環境の変化も、自分には関係ない世界で起きているように思えますが、地球の人間全体の責任として考えると、どのような意見があったとしてもその結果を決めた同じ人間として、宇宙全体から見られています。守ることを手放す為にも、ここに新しい時代の新しい考え方をご提案いたします。
これまで日本を動かしてきた現実社会は、男性が中心となって動かす封建的な縦社会構造でしたが、これからは女性の精神性や考え方を活かした新しい男女協力体制の新しい時代になります。
これは家庭内においても、企業の中においても同じです。この新しい構造を創りだせない企業は、崩壊の道をたどる事になるでしょう。
この男性と女性の違いこそ、ひとつの命を産み出す為の大切な本能記憶であり役割なのですが、男女が争うと、それぞれが守りたいものを守る事はできなくなりますし、不安を感じた女性たちは新しい命を産み出す事をしなくなります。
男女の枠を超えた世界で考えてみると、あなたが望む事と他の誰かが望む事でゴールの共通点が確認できたら、ひとつひとつの具体的な違いをサポートし合う事で新しい信頼は生まれます。
自分を守る為に相手から奪う事を止め、また奪われる事に恐れる事もやめる為に、この世の中に起きていることは全てが「善」から生まれているに気づく事が大切です。
あなたがどんない辛い人生経験をしたきたとしても、今、生かされていることに感謝できると、希望の光は必ず差し込みます。
目の前で起きる一瞬一瞬のトラブルや不安な情報に巻き込まれないよう強い精神力と、大切にするべきことをもう一度、あなた自身で問い直してみることをお勧めします。
地球上に存在している私たち人間とそれ以外の生命体を比べてみると、自分が守りたいものを主張しつづけた結果、人間がこの地球上の争いを起こし続けています。
争いは無いほうがいいと知りながらも、自分が守ろうとする本能が争いの原因になっていることに、どうぞ気づいて下さい。人間のように霊性の高い種族がこの事に気づけなければ、人間の結末も、地球の結末も同じ末路をたどります。
命も肉体も最後には必ず失う事を知りながら、生かされているこの人生で学ぶべきことは、今、この瞬間に生かされていることの意味を悟ることなのです。
あなたが気づくと未来は、変わります。だって、あなたも地球家族の一員なのですから。
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