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【宮古諸島】龍宮神祭  池間島・来間島

宮古島の鬼門(東北)を守る大神島の神と八重干瀬(やびじ)の龍座を繋いだあとは、宮古島の北を守る池間島の龍宮神に向いました。初めてこの場所に来たのは2006年の宮古諸島 愛と調和の祈りの四方祈りの時ですが、とて厳しい神事だったことを思い出します。詳しくは、宮古諸島四方祈り(2006年3月)をお読み下さい。

2006年に沖縄で初めて大きな神事を行うことになった「宮古諸島 愛と調和の祈り」は、人格神を祀っているウタキの神々と自然界を守る龍宮神を繋ぎ合わせて宇宙に繋がる八重干瀬(やびじ)まで運ぶ壮大な神事でした。その八重干瀬に登る前日の要の場所が池間島でした。池間島の龍宮神に神事の目的を告げると、「龍門を開けたいのなら、おまえは何を差し出すのか?」と問われました。生まれて初めて神に差し出す物を問われた時の混乱は、今も鮮明に覚えています。

神祈りをするとよく神様が色々な物を授けて下さいますが、全て自分に与えられた物とは思えないのでエネルギーの下がっている神場所に納めていて、ちょうど何ひとつ持っていなかった為に、決断して自分の御霊を差し出した記憶があります。

神に御霊を差し出す覚悟を決めた時、本当に神事の厳しさもわかりましたので、その扱いについては神にお任せすると告げました。龍門を守る神は、「あい、わかった!」と言うと龍門を開き、光で開門を見せてくれました。またそれは、ウハルズの大神様がいる神座に登る許可にもなったのです。

その時祈った龍門を探ししていると、先ほどの大神島が左手に見える岩場の右手にある龍門を見つけました。

宮古島の方たちに祈りをしてもらってから、久しぶり龍宮神の神様にご挨拶を捧げました。神様は今回の目的を理解して下さり、私たちの祈りに協力して下さる事を告げました。祈りを終えて帰ろうとすると、巫女役の友ちゃんが神様から玉を頂きましたので受け取って下さいと言います。

この玉は、この龍宮神のカギを持つ役目を頂いた意味にもなりますので、素敵な友ちゃんの巫女役と神様の計らいに感謝しました。

今回の神事で初めて出会った友ちゃんは、実は、テレビや雑誌に出ているタレントさんです。彼女は幼い頃から自然界の神と対話しているような素敵な女性で、神社や聖地の祈りも6年前から一人で数百か所巡っているそうです。

このあとの予定が押している為に、ウハルズの神様へご挨拶する時間はないので残念ですが、またきちんとご挨拶する日まで待って下さるようここから祈って池間島を後にしました。池間島の祈りが終えると、今度は宮古島の東を守る龍宮神の場所へ向かいました。宮古島の東には、「東平安名崎(ひがしへんなざき)」という美しい海岸線が観光名所としても有名ですが、その手間に龍宮神の場所はありました。

私は初めてご挨拶する場所でしたが、建物の横に祈りのあとを見つけ、どうもここから祈るのが本当だと言うので、神様に聞いてみて下さいとお願いしました。

しばらく神と対話して話してくれたことは、東平安名崎の先に点々と見える岩が実は、ミニ八重干瀬のようになっていて、そこへ神様が降りるのでここから祈るのが正しいと教えてくれました。

ではなぜこの拝所の方角がそちらへ向いていないのかと尋ねると、宮古諸島のウタキはほとんどが、大神島へ向かって建てられている事と教えてくれました。

今回は龍宮神祭が目的ですので、全員で祈る場所は海に浮かぶ岩へ向かって祈る事に決まりました。宮古島の方たちが祈りの準備をしていると、拝所の神が私を呼びます。

すぐに一人で入り話を聞くと、ここは世界へ繋がるエネルギーラインがあるので、その役目を持つ人に繋いで欲しいと感じました。

つい最近、ラフティング世界選手権で世界第二位になった監督の重ちゃんと巫女役の友ちゃんを呼んで祈りを行いました。

祈りの後に話を聞くと、二人は同じものを神様に見せてもらったようです。現実世界でも世界へ繋ぐ役目を持つ人は、ここの神様にご挨拶するといいとも思います。

全員で、神が降り立つ場所に向かって祈りが始まりました。大きな大きなエネルギーが天から降りてきます。雲はその姿を示すように、活発に動き始めて龍の形となり、私たちの祈りが通った事を教えてくれました。

この場所で頂いた玉は、この場所を守る為に嫁いだ女性にお渡しました。この場所を大切に守る事で、家族間のトラブルも一緒に解消しますよと神様は教えて下さいました。
祈りを終えると宮古島の男性と今年、結婚した大阪の女性の身体に異変が出ました。大神島の祈りからお腹が痛くなり今、とても辛いというので神様のエネルギーを通して調整しました。

神様はその人に大切な事を伝える時にエネルギーで伝えますので、原因がわからない身体の病気と感じる事もよくありますが、理由が正しくわかれば、するべき事をすることで身体は治ります。

病気や霊障も、全て同じです。神様と霊は同じエネルギー体で、振動数(周波数)が違うだけですので、エネルギーがかかった理由を正しく理解すると、ほとんどの問題は解決することができます。

こういう身体の霊障を読み取ったり、調整する仕事をしている人は現在とても増えていますので、悩みがある方はどうぞご自分に合う人を見つけて下さい。

東の祈りを終えると、今度は南の来間島の龍宮神に向かいます。来間島に入ったすぐ右手にある龍宮神は、大切なエネルギーを守る場所として神祈りをする人たちがよくやってきます。しかし、またここもゴミが散らかっていました。

「聖地祈りはゴミ拾い」と言い続けて5年経ちますが、まだまだ地元の祈りをする人の意識が薄いようです。私たちのような本土の人間がゴミを拾わせて頂けることも神に仕える行いですので、全員でゴミ拾いを始めました。

清掃を終えて祈りを始めると、また神様が玉を下さいます。ここのカギを守るべき人は誰かと探していると、教育委員会で神様のことを大切にしている方へ渡す事になりました。

お一人お一人が神様を守る役目を頂き日々精進する事で、ご自分の徳や家族も健康も守られます。それは現実社会で問われる事と同じように、神に恩返しする心で他人に恩返しをする人生をになることでしょう。

多良間島・水納島・大神島・池間島・来間島の宮古諸島の五ヵ所の祈りがこれで終わりました。宮古島では大切な祈りが終わると、神様からのお礼として供物を頂く習慣がありますので、地元の方が朝早く起きて手作りで作られた美味しい小豆のお餅を頂きました。

伊良部島に渡るフェリーの時間が迫っていますので、宮古島本島を守る代表の神様にお礼として漲水御嶽(はりみずうたき)へ急ぎました。いつもやさしい女性の声で話してくれる漲水御嶽の神様は、今回の祈りに感謝の言葉を下さいました。

皆さんが心をひとつにしてこれからもどうぞお進み下さい

ありがたいことです。祈りを行うことは、神様の為やご先祖の為だと思って頑張った結果が、自分を含めた人間全ての為だと気づかされます。無心に祈っていると、その対象が何であれ、自分の心(自我)を横に置いて祈るようになりますので、その無心を人の為に使いなさいと神は教えてくれます。

これで明日の龍宮神祭の準備は整いましたので、龍宮神祭へ向けて今日のメッセージを皆さんと確認する時間を夜に持ちました。北海道・関東・関西・沖縄のそれぞれの人たちが、個人の思いを超えて明日の龍宮神祭の成功を望んでいます。

人の出会いから学ぶことも、神に祈って学ぶ事も同じです。人は、神。神は、人として生きる事を互いに学ぶ時間になったと思います。

本当にありがとうございます。

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