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【栃木県】日光神事 2 本当の目的

今日は、日光神事の本当の目的を説明しておきましょう。

第一の目的である徳川家康公の御霊へのご挨拶は、久能山東照宮と日光東照宮の二つで完了します。

しかし、今回の神事の最大の目的は、関東に張り巡らされた「北斗七星の結界」や「北斗八星の結界」、そして、「四方八方の結界」などいくつもの次元ごとに張り巡らされたあるゆる結界を動かす承認を得ることが目的です。

その全ての承認を得る為には作られた物の場所の意味や目的を理解し、本来の趣旨を変える事無く新たなエネルギーバランスを関東一円に生み出す為に今回の神事を行っています。

関東一円の全てのエネルギーバランスを正しく整える事は、日本人の心の不安や迷いを取り払い新しい未来に向かって喜び溢れる人たちが動き出す為の準備とも言えるでしょう。

「結界」とは目に見えないエネルギーバランスを繋ぐことで、外敵や魔を払う働きをしてくれます。

見える世界にも重要な場所には幾つもの鳥居や灯篭、狛犬などが置かれていますが、それ以上に大きな結界を組む必要があるほど、関東には重要な物を守る目的があるからです。

平安京の時代には目に見えないバランスを整える役目として陰陽師(おんみょうじ)という職業の人たちがたくさんいましたが、修験僧や高度な知識を持った僧侶の中にも同じ力を持っている人がいて活躍していました。

今回の最終目的は、関東一円に張り巡らされた何段階もの結界を計画した「天海僧正」へ、「結界を動かす承認」を頂く為に必要な全ての場所へご挨拶に伺っています。

 

まず最初に訪れた場所は、日光東照宮を川向いで守っている「星の宮 盤裂(いわさく)神社」です。

この場所は北斗七星・北斗八星のエネルギーを他の場所や次元へ繋ぐ宇宙の星の働きをしています。

ここの神様に祈りをすると、お礼の言葉に添えて全員に4個か5個の玉を下さり、私には大きな玉をひとつ下さいました。

これから行う神事の中で必要になる神様のエネルギーの玉のようですのでありがたく頂戴致しました。

このお宮へ上る道は本来、山側の急な道から登るのが本当ですので、歩きやすい道路側の道から入ると裏から入ってご挨拶するという失礼な事になりますのでご注意下さい。

次は、この土地を大切に守ってきた人たち(人格神)へお礼の祈りをする為に橋を渡りました。

「輪王寺(りんのうじ)」奈良時代の末、勝道上人(しょうどうしょうにん)によって日光山を開き建てた建造物ですので、現在のようになる前からこの土地を守ってくれたお礼をする為に向かいました。



観光目的の方たちが本殿の真ん中で集まってきましたので、邪魔にならないようにそっとその本殿の中心を避けて横へ並んで祈りを始めました。

すると奥からお坊さんが出てきて、観光客の団体の皆さんへこう言葉を発しました。

「さあ、皆さんが立っている正面のこの場所だけが御利益のある特別な場所ですよ。それ以外の場所は御利益はありませんので、ありがたく御仏にご挨拶致しましょう。」

私たちの祈りは始まっていましたが、はっきりと私達へ向けて言っている事がわかりました。

日光東照宮は、どの場所へ参拝するにもお金がかかりますので、私たちはお金がかからない場所を聞いて立っていたのですが、どうやらお金を払わないと御利益は無いようです(^^)

このお坊さんの言葉を聞いてとても悲しい気持ちになりましたが、勝道上人にはきちんとお礼の口上は述べました。

しかし、返事がとても小さな声で申し訳なさそうに言って下さる勝道上人の気持ちを考えると、これが今の日光の現状だと教えてくれたのだとわかりました。

神仏の信仰の力で人々を守り、ご先祖や全ての人たちを見守る役目の人たちが、お金の事だけしか頭にないと言っていいほど、ここにいる人たちの心は荒れている事を見せてくれたのだと思います。

ちなみに、二日間、朝から夕方まで祈りを行いましたが、一度も、お線香を持って祈りをしているお坊さんの姿は見ませんでした。

この姿は、御仏の心を教えるはずの人が「欲」を教える人になっていると、言っていいでしょう。

このままではこの場所もきっと衰退するのは目に見えています。御利益主義を売りにしている人たちや、御利益を望む人たち全ての責任だと言っていいでしょう。

こういう大人たちの哀れな心が変わらない限り、神も御仏も本来の働きができないという事を学んで下さい。

お坊さんの言葉にとてもガッカリした気分になりましたが、気持ちを入れ替えて次は、徳川家康公の御霊がある日光東照宮へ向かいました。





長い階段を上ってたどり着いた場所は、久能山東照宮と同じ形で御霊を守っていましたので、観光客にご迷惑にならないように裏に回り、静岡名産の「いちご」を供物として捧げてから正座して祈りを行いました。

ここにいる家康公の御霊は私の全ての口上を聞いたあと、「私はここに居ていいのか?」と質問をしてきました。

天海僧正がこの場所へ御霊を動かしたとはいえ、やはり本来は久能山東照宮が家康公の御霊の場所だという事がこの言葉でわかりました。

しかし、たくさんお坊さんがこの場所を大切に守っていますし、たくさんの人たちがその事を信じて訪れていますので、「どうぞ、このままここに居て下さい。そして信じている人たちの為にもお働き下さい。」とお伝えしました。

肉体を失った御霊は、時間という概念がありませんので、同じ時刻に違う場所へ分身の術のように移動することが可能です。

だからと言っていくつもお墓を建てたり納骨堂などへ分けて同じ相手を祀ると、御霊は忙しく移動しなければいけなくなる事も覚えておいて下さい。

ご先祖の御霊は、思いのある土地へひっそりと祀るだけで十分ですし、立派なお墓や戒名の文字数によってあちらの世界でご苦労が無くなるなどという事は一切ありません。

ご先祖の御霊が喜ぶ最大の方法は、あなたが心の中で相手の事を思い出し、ただただ感謝の気持ちを思うだけで御霊はとても安らぎます。

どの宗派であっても、どんな形で祀ろうとも、御霊の霊格が変わる事は無いのだという事を覚えておいて下さい。

 

次は、この土地を守っている最大の神山であり、下野国(しもつけのくに)の一宮である「二荒山(ふたらさん)神社」へ向かいました。

本来は山の頂上にある奥宮へ行ってご挨拶するのが筋なのですが、まだ山が開山していませんのでこの神社から土地神、山神へお礼のご挨拶を行いました。

二荒山は、男体山(なんたいさん)とも呼ばれていて山頂に奥宮、中禅寺湖畔に中宮祠、この場所が御本社として祀られています。

神様は私たちの心を理解して下さり、「皆さんの祈りのおかげで、今までより一層大きな働きができます。ありがとうございます。」とお礼の言葉を下さいました。神の山に感謝を伝えられた喜びは、全員の心を癒してくれました。



二荒山(ふたらさん)神社の左奥には「二荒霊泉」が湧き出ていますので、山が湧き出してくれたお水の神様に対して巫女たちが感謝の祈りを捧げてくれました。

宇宙神(うちゅうしん)に教えて頂いた「水の祈り言葉」を唱えると、水のエネルギーが一気に増して大きな光のエネルギーが働き出しました。

本当に祈りをする巫女たちの心の祈り言葉は、すべての物のエネルギーを変えるほど大きな働きになることを実感できた祈りでした。これからもよろしくお願い致します。

つづく

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