生まれた土地と住む土地の意味
全ての人間の魂は受胎後3カ月~6ケ月前後に肉体に収まる様になっていますが、受胎後数カ月は流産しやすいからと大切にするのも、魂と命の繋がり切れてしまい死んでしまうからです。
受胎後3カ月~6か月の間は、どの両親の子供でどこの土地へ生まれるかを決める大切な時期なので、魂の目的を思い出せるように神様と話し合いがもたれます。
私もその時の記憶が残っていますが、産婦人科の池川明さんも著書「ママのおなかをえらんできたよ。」で書いているとうり、実際に立ち会った子供たちと話して気付かせられたと本人が話していました。
では生まれた土地の歴史を知る意味と、住んだ土地の意味を考えてみましょう。
あなたの人生で起きる全ての出来事・経験はすでに決まっている魂の目的に向かう為の過程なのですが、私たち人間に与えられた「選択」でさえ、自分で選んだ様で全てが選ばされている事をまずは受け入れて下さい。
この事をまだ理解できない方は、まだ自分の人生を思いどおりになると信じていると思いますが、必ずその「おごり」を悟らされる事件が起きます。
だからこそ「真実」をお話しているので、どうぞ、受け入れて下さい。
ではまず「生まれた土地の意味」は、この人生で経験した全ての事を最終的に感謝する為の大切なご先祖の土地だと覚えておいて下さい。
その土地でどんな辛い経験をしたとしても、ご先祖や先人達がいなければあなたは肉体を手に入れる事はできなかった事をよく考えてみて下さい。
次に今まで「住んだことがある土地」は、あなたの魂が前世で住んだ経験がある土地です。
前世でその土地に住んだ大切な事を思い出す為に、今回住んだのだとご理解下さい。
そこでも同じように土地の歴史を調べるとわかりますが、自分が気になる時代や歴史に関わっていた事を断片的に思い出すようになっています。
そして今、住んでいる土地は、今、できる事をする為に必要な場所へ住んでいます。
「今、できること」・・・・、まずは土地の歴史を調べてみて下さい。そして、ご先祖地の歴史も調べてみて下さい。
自分の親の本籍をさかのぼると、死後80年までは住んだ土地の区役所に保存されていますので、今、調べば何とか5代前くらいまでは調べられると思います。
子供に男の子が居る方は必ず、父方の父親を調べて、先祖ルーツ、つまり、名字のルーツを知り感謝の祈りをする事が、その男の子の精神性に大きく影響します。
女性は婚姻の度に名字を変えますので、ご先祖を調べる場合は、母親の父、そして、その父親と調べます。
通常、母方は現在の名字の裏守りをしてくれていますので、その感謝をしっかりすることで女の子たちの精神性が安定します。
注意事項として、父方と母方のご先祖祈りは同じ代数で止める事が大切です。どちらかだけを進めると、必ずご先祖たちの不満が、家族の問題となって現れますのでご注意を。
困った時の先祖供養では無くて、自分の存在意義を律する為に、ぜひ皆さんもご自分の先祖を調べたり、生まれた土地・今、住んでいる土地の歴史を正しく理解して下さい。
心の悩みや精神的に不安定な方たち、また宗教による家族トラブルのほとんどが、こういう事を正しい形で行っていない為に起きている事はたくさんのクライアントさんの体験で学びました。
生きているうちの恩返し、それは、ご先祖地祈りと土地祈りです。