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五月の満月

ここ最近、私を含めて体調の変化を感じている方たちの為にご紹介します。


☆5月28日(金)の朝8時8分に射手座で満月を迎えます。この満月の2時間半後に、今年最大のビッグイベントを控えています。それは午前10時38分、天王星が牡羊座に入ります。


☆五月の満月には天界と地上の間に通路が開け、ひときわ強いエネルギーがふりそそがれるという。この夕、満月に清水を捧げ心のともし灯を輝かせつつ、ふりそそがれる神秘的なお力を身に受けて、自分とすべてのものの「めざめ」のための熱い祈りを捧げるのが、光と水と聖音の祭典「五月満月祭(ウエサクさい)」である。

 

鞍馬蓋寺縁起


「宝亀元年、正月四日の夢に、山城国北方にあたりて高山あり、殊勝の霊地なり」

   

奈良・唐招提寺の開祖、鑑真和上(687~763)の高弟であった「鑑禎(がんてい)上人」は、宝亀元年(西暦770年)の正月に上記のような霊夢のお告げにより、山城国の北方に霊山の存在を覚知、さっそくその山を探し当てたところ、それが鞍馬山でした。 


そもそも鞍馬山には、「650万年もの昔、地球人類救済のために金星から遣わされた、宇宙神霊〈サナート・クマラ〉がこの鞍馬の地に降り立ち、精妙なる人類救済・大調和の波動を常に発信し続けている」との言い伝えがありました。


宇宙神霊〈サナート・クマラ〉は〈魔王尊〉とも呼ばれていますが、高次の意識体であるため、具体的な形はあってなきが如し。

ある時はその姿16歳の青年の姿、ある時は光り輝く光明体など千差万別です。


その宝亀元年のある日、鑑禎上人の前にサナート・クマラは「毘沙門天」の姿として太陽の中から燦然と現れました。

そこで、鞍馬山に地球・大地の精霊として〈大魔王尊〉を、また太陽の精霊として〈毘沙門天〉が祀られるようになりました。


さらにその約20年後の延歴年間、藤原伊勢人という観音信仰に篤い人物が、どこか霊地に観音堂を建て祀りたいと日々念じていました。

そんなある日の夜「北方に(観音を祀るのにふさわしい)霊地あり」との夢のお告げ。


探し求めてみれば、それが鞍馬山。そこで、さっそく鞍馬山に馳せ参じてみたものの、鞍馬山にはすでに〈毘沙門天〉と〈魔王尊〉が祀ってあったため、藤原伊勢人は呆然自失。そんな所に観音様をお祀りするわけにはいかない・・・。


ところがその夜、天から無邪気な童(わらべ)がやってきて伊勢人に耳打ち。

「あのさぁ、毘沙門と観音とはねぇ、ちょうど般若と法華のように、名前が違うだけで、本質は同じなんだよーん!」・・・実はその童の正体はサナート・クマラだったのですが、そのひとことで安心した伊勢人は、月輪の精霊の宿る「慈悲の観音」の像を鞍馬寺に奉納。 


愛を月輪の精霊【千手観世音菩薩】、光を太陽の精霊【毘沙門天王】、力を大地の霊王【護法魔王尊】として、この三身を一体として「尊天」と称します。


これは「月のように美しく」、「太陽のように暖かく」、「大地のように力強く」と祈り、「すべては尊天にてまします」とお唱えするのです。

 つまり尊天とは「宇宙の大霊であり大光明、大活動体」であり、私たち人間をはじめ万物を生かし存在させてくださる宇宙生命・宇宙エネルギーであって、そのはたらきは愛と光と力となって現れる。


◎何か心に響くものがありましたら今日一日、一人で心静かに過ごしたり祈りの時間をお作り下さい。



5月28日午後10:45札幌上空の満月
※大きな赤い光のエネルギーは月が放つ愛の守護エネルギーです。

 

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