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デジャブ

録画しておいた映画「デジャブ」を見ました。

「デジャブ」とは過去の記憶映像と同じ体験をもう一度することを表した言葉ですが、皆様もきっと人生の中で何度か経験はあったと思います。

初めて訪れた場所なのに、以前、見たことがあるような気がしたり、日常の中でも「このシーン前にも見たことがある! あっ、この人、次にきっとこう言うよ!」と事態の結末までわかっている瞬間の事です。

映画のラストシーンは横においといて、「デジャブ」のように忘れている記憶が、ある瞬間に思いだした経験は私も何度かあります。

それは、修学旅行で訪れた場所だったり、交通事故を目撃した瞬間だったり、誰かとの会話の中だったりと、子供の頃のほうが多く見ていたように思います。

当時は、なぜ「デジャブ」を見るのか意味がわかりませんでしたが、昨日の映画で気づいた事があります。

それは「デジャブ」は時間という概念を越えて、「過去」という世界へ繋がった瞬間だということです。

時間を越えて過去や未来に行くタイムマシーンは知っていると思いますが、あなたの魂が、過去の魂の記憶へ繋がった瞬間が、「デジャブ」の瞬間なのです。

この映画もタイムマシーンのように時間を越える装置を使って現在の自分が過去へ戻り、過去の悲惨な出来事を変えようとする映画ですが、実は、映画のストーリーの中で今回の時間を越える旅の前にも一度戻って失敗した事が表現されています。

過去を変えると、その結果の現在がどうなるかを表した映画もありますが、時空の歪みやひずみが起こした「過去を変える」ことの本当の意味を説明します。

まず過去や未来を変えることは、何度も魂が生まれ変わる輪廻転生と同じです。

あなたの魂は過去世の記憶を忘れていますが、実は、何度も失敗した過去から見た未来を変えようと、今という時代に生まれています。

言い換えると、あなたはこの地球の未来を見て知っているからこそ、やってきたのです。

肉体は消滅しても、魂は物質や時間という概念も越えてあらゆる形になりますので今回、人間に生まれたあなたは、過去の時代から見た未来を変える為に生まれてきたのだと覚えておいて下さい。

私たちのような生まれながらの霊能者が、霊視や透視の力を使って過去や未来が見えるのも、その時間を越える意識の繋がり、つまり、魂の繋がりを他の人よりも強く持っているだけなのです。

だから当然、その繋がりのラインを目覚めさせることができれば、魂は過去や未来へ行き来できるようになります。

本来、時間を越える繋がりの力は特別な力ではなく、与えられた人の役目として周りの人にも時間を越えて未来を見ることができるのだという気づきを与える仕事が与えられています。

魂の繋がりや過去世をまだ思いだしていない皆さんは、「そんな地球の未来を見た記憶なんて覚えている訳がないじゃないか!昨日のことだって忘れてしまうのに(^^)」と言われそうですが、あなたの魂は、実は知っているのです。

過去、何度も何度も失敗した経験をやり直す為に生まれてきているのです。

仏教では、この生まれ変わりの人生を「人間は功徳を積む為に生まれてきた」と説明しています。

しかし、この教えを今の挑んでいる事ができない理由にしてはいけません。

できないからこそ、やれなかったからこそ、今、過去の失敗を乗り越えるために人間に生まれさせてもらっている事を思い出して下さい。

簡単に言えば、この人生が良いか悪いかはこの人生の問題ですが、あなたの魂としての目的を問うならば、そんな小さな事にこだわるほど、あなたが生まれた意味は小さくありません。

全ての魂に、生まれ変わりのチャンスが与えられる訳ではないからです。

過去から見た未来が今のあなたですし、今から見た未来も実は、未来を見たあなたが舞い戻ってきているのかもしれません。

今という視点だけも物事全て判断できるほど、魂の世界は単純ではありませんが、そのいくつもの世界自体が繋がっている事は明確だからこそ、あなたは生まれてきたのです。

もうボツボツ、何の為に生まれてきたかに気付いて下さいませんか?

その方法も、道具も、人も、条件も一切、関係ないと言えるほど、全ての人に未来や過去を変えるチャンスが与えられています。

「今世」というこの瞬間に過去や未来の全ての時間を凝縮して全ての結果を変える為にあなたは選ばれて生まれてきたのですから、

今を真剣に、そして、必死に生きる事!

これが魂の目的を達成する為に一番、重要なことだと言えます。

 

 

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