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人を傷付けない為に・・・

昨日、笑顔のステキな方と食事をしましたが、その会話の中で出てきた言葉は、
 

私はもう誰かを傷つけたくないので、自分の自我や欲望を出すことをやめました。
 
最近は、自分さえ、消滅してしまえばいいのかなと思ったりすることがあります。
 
このアホな言葉を聞いた時、私は怒りながら、こう伝えました。
 
大神様は、この地球に人間を作られた時、全ての「欲望と愛」を与えてくれたのに、どうしてあなたは、その欲望を「悪」だと決めつけるのですか?
 
あなたが自分自身の存在を否定するという事は、大神様が作られた人間として、まだ生かされている愛を踏みにじることだと気づきませんか?
 
自己犠牲は、最高の罪なのですよ!
 
「自分を傷つける」、「自分を否定する」ことこそ、自分を生み出してくれた両親や神様を冒涜する最悪の罪だとは気づきませんか?
 
久しぶりに、とんでもないアホな人にあってしまったと思いました(^^;
 
確かに、私たちは社会や誰かの言うの善悪ルールに囚われていつも苦しみますが、その「善悪というルール」を作りだしたのは人間です。
 
ルールや善悪や罪と罰を作り出した最初の人間は、実は、誰かを支配しようとして「罪と罰」を作った事を大神様は相当前に私に教えて下さいました。
 
だから大神様は、一切、物事の善悪も、ルールも作り出してはいません。
 
作り出したのは、「摂理と道理」だけだと言ってもいいでしょう。
 
人間を作った大神様は、生きる上で必要だからこそ、全ての「欲望」を与えて下さいました。
 
ただ欲望は、時として他人を苦しめる場合もありますが、誰かが喜んでくれる事もある事をどうして見ようとしないのでしょうね?
 
何もしないこと、誰も傷つけないことが、本当に愛なのでしょうか?
 
この人の思いは、どこかの宗教家が言うように、「欲望を全て悪」と思い込んで自分を守っているマイナスの思いだと気づいていません。
 
子供もそうですが、よく純粋な方ほど、こういう思考になりやすいのですが、この考えが「エゴ」だとは気付いて欲しくて熱く語ってしまいました。
 
一番アホなのは、自分の欲望さえ抑え込めば、誰も傷つけないと思い込んでいることです。
 
とても大きな間違いを犯していることに、気づいていませんね。
 
でも、こういう思考パターンになっている人が多くいる事も知っていますので言いますが、これが、人間が作り出した呪縛のようなカルマだと気づいて下さい。
 
何度もいいますが、人間を作った大神様は、必要で「欲」を与えて下さいました。
 
ただ、欲を使う心によって、苦しむ人も、喜ぶ人もいるだけなのです。
 
だから、間違わないでくださいね。
 
人間が持っている全ての欲望は、悪ではありません。
 
その欲を善に使うかどうかも、自分と相手の思い次第ですから、常に、互いの心を確認しながら欲望を歓びに使う努力をするべきなのです。
 
全ての欲望は同じ摂理なので、食欲という視点からお話ししますが、私たちは生きている限り、最高の欲望である「食欲」をやめることはありません。
 
人間が生きるということは、野菜や植物や魚や動物の命を奪い続ける殺生な動物なのです。
 
食欲という欲望を否定するという事は、奪った命を犠牲にしていることになりますし、植物の、海の命の、大地のや動物の命を奪いながら生き続けるしかない愚かな動物なのです。
 
そうまでして生きる中で誰かを傷つける経験をしたと苦しむ時期はあると思いますが、自分の欲望を否定することなど決してしてはいけないことなのです。
 
全ての欲望は、必要で与えられています。
 
「一日でも生きたい、生き延びたい」、これも欲望です。
 
食べたい、眠たい、セックスしたい、夢を叶えたい、有名になりたい、お金持ちになりたい・・・
 
これも全て、普通の必要な欲望です。
 
そして、起きる結果の全ては、罪でも罰でもありません。
 
ただ、お互いが学びの過程なのです。
 
ただ、あなたの選択によって傷つく人と、喜ぶ人がいるだけなのです。
 
この人生の中で私たちは、「生きるステージ」をあげるために、今世、生まれ変わりました。
 
それは、過去の罪滅ぼしの為に生まれたのではありません。
 
全ての苦しみを愛に、全ての苦しみを喜びに変えるために、生まれてきたのです。
 
何度、倒れても、何度、人を傷つけても、また、誰かを救うために歩き出す為に、欲望は必要なのです。
 
まだ、そのことに気づかず、他人を批判する愚かな人がいる事だけは覚えておいて下さい。
 
私たち人間は、これまでの人生を罪意識で見れば全てが罪人となりますし、全員が愛の人だと気づけば、全ての人の行いも愛を気づく為の経験だと気づくはずです。
 
そんなことにも気付かないあなたは、また大切な人を失わなければ愛がわからないのですか?
 
こんな愚かな、そして、他人を傷つける最低の人間を生かし続けてくれている大神の意志に気づかなければ、生かされている意味さえわからないと思います。
 
この世で最高の罪は、自分を殺すことです。
 
それは自虐的な自分であり、また、自己犠牲の自分です。
 
どちらも、最高の神の愛を否定するように、自分を否定する行為だからです。
 
どうぞ、気づいて下さい!
 
私たちは、まだ生かされているのです!
 
だからこそ、自分を殺している場合ではないですし、他人を否定している場合でもありません。
 
あなたの思う好き嫌いがあったとしても、その両者を認め、生かす方法に気づかなければ、この世で経験する全ての事が罪になってしまいます。
 
今、自分を殺して、善人のふりをしているあなたこそ、最悪の罪人なのですよ!
 
そう考えるならば、私たちは全員が罪人だからこそ、大きなステージをあげるために生まれてきたのだと気づいて下さい。
 
あなたは、一人ではないことを。
 
そして、愛を、許しを、一番必要なのは自分自身であるということを認めて下さい。
 
このことに気づいた人は、まず自分を許し、他人を許しましょう。
 
一切の否定なく、人生で起きる全ての結果を自分の結果として認めて下さい。
私たちは、同じ人間です。
貧乏も、金持ちも関係ありません。
成功も、失敗も関係ありません。
ただの、経験という過程にすぎないのです。
大切なことは、経験からひとつでも学ぶことです。
まだ、生かされているのですから。
愛を与えましょう、自分に!
許しを与えましょう、自分に!
そして、その自分が一歩、歩みだす為に、勇気をもって進もうとしている人に出会う努力をして下さい。
99%失敗の人生でも、最後の1%で成功すれば、人生は成功なのです。
人生の評価は、他人が下すものではありません。
人間を産んだ神であり、そして、自分が下すべき人生を楽しんで生きることです。
神様は、外にはいません。
あなたの中にいます。
だから、誰かを救うよりも、まず先に、自分を救ってください。
弱い自分も、大嫌いな自分も、言い訳したい自分も・・・みんな同じです。
私たち人間は、弱いからこそ、たくさん生まれ、過去の思いを置き換えあい、支えあうために出会っています。
そのことに気づいた人は、今、自分の相手をしくれている人に「ありがとう」を言いましょう。
今、あなたの思いを置き換えてくれた、目の前の人に・・・。

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