倭姫命神事へ向かう千歳空港の機内メッセージ
2012年9月21日、10:20発の飛行機の中で降りたメッセージを公開します。
よくぞ、ここまで来たな。
日本国家を創るまでにどれほど多くの民族の血が、命が消えていったかを思い知ったであろう。
そのことを知らず、神ごとをしているなぞ、愚かである。
我々神は、常に、失なった命、御霊を守り続けているからこそ、その思いを理解した上でなければ、「本意」は語れぬ。
「本意」は、人間のためである。
人間が浄土を願い、天国を望むからこそ、その意味を知りたがるが、「本意」とは、お前たち一人一人が生き、生まれるまでに流れた血、その生命の尊さを理解しなければ、神の本意を聞く準備がないと言える。
「神は、我にあり」
神は、常に、お前たちの中にあるからこそ、そのお前というものが、どれほど多くの血の重なりあいで生まれたかを知らなければならないのだ。
「本意」は、お前たちである。
お前たちがどうしようとしているのか、ただそれだけを見守っている。
中には、先祖や先祖を見守る神に感謝するものをおるだろう。
またある者は、先祖が守り受け継いだ魂を守るために働くものもおろう。
しかし、最も大切な役目は、未来に人間の命が繋がるように今、できることをしている人であろう。
金を稼ぐ、つまり、食物、住まいを確保する努力は本能直結だからこそ、進化の姿ではない。
人間が進化すれば、それは当然のことながら、一人で生きられない部分を他人と繋ぐ努力をするものだ。
人の縁を何だと思っておるのか!
人の縁は、全て神の采配であり、全て与えられたものだと、まずは、理解しなさい。
受け入れるべきものがあるとすると、それは、「与えられたものは、全て感謝して受け入れる」ということだろう。
命、食べ物、人の縁、お金、仕事、会社、両親、子供、仲間など。
お前たちを一人で生きられないように特に弱くしたのは、神の愛だと気づきなさい。
強く生まれれば、愚か者ほど奪い続け、賢い人は与え続ける。
元来、狩猟民族に「分け与える」という思想や本能が無いからこそ、神を信じることで生かされている感謝の得業として、布施、奉仕を義務付けたのだ。
それは、教えた人間の知恵だからこそ、その思いを知り、進化の過程を歩んでいる者たちだと思いなさい。
多くの民族の中で、村や街、国家など文明と言われるほど大きな形を残した者たちの知恵には、古い魂の記憶にある宇宙の経験があるからなのだ。
なぜ、短期間に、人類は成長進化したのか?
それは、すべての過去の記憶を一気に思い出した時期があったからである。
「時間」という世界には、チャンネルごとに閉じ開きの設定があり、必要な時に、必要な量のエネルギーを下ろすものなのだ。
それは、大きな発見・発明であったり、知恵・悟りとも言われているが、全ては、過去に経験した自分の記憶を思い出しただけなのである。
地球には、もともと「自転システム」が組み込まれているが、その自転エネルギーこそが、生命、全ての命を産み出す力であり、次元を超えてメッセージを受け取る時間軸の扉を開け閉めしてエネルギーが与えられている。
そのことを気づけば、自らの魂の解放とは、つまり、地球そのものと一体になる意思であるとわかるだろう。
人の意識が、地球と一体化した時、地球を生み出した存在の意図にも気づくであろう。
星はなぜ、宇宙に無限に広がっているのか?
なぜ、星同士がコンタクトしていないのに、その空間、距離が保たれているのかを考えてみなさい。
そこにこそ、大切な大神の意志があるのである。
宇宙を紐解くならば、まずは、自分自身を紐解くことである。
2012年9月22日(彼岸の中日)と翌日の二日間、滋賀県と福井県で「倭姫命神事」を10名の地球を愛する仲間たちと行います。
日本国家・日本神道・天皇家を制定する為に消えた多くの命や民族の思いを聞き届ける神事を行なってきましたが、全ての思いを影で支えてきた巫女たちの御霊を清め上げる祈りをすることで、全ての思いを大神の元へお返しする祈りをしたいと思っています。
どうか、お彼岸の祈りをする方は、日本を支える為に影で多くの女性達の命が散っていったことを思ってご先祖へ手を合わせて祈って下さい。
全ての御霊達の思いを成し遂げる為に生まれた私達日本人が、その役目を果たせますように祈ります。