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【宮古諸島】新城定吉さんに11年目のご挨拶 2014年04月01日

半年ぶりに訪れた新城さんは昨年秋同様、ベットに横になりながら話しを聞いて下さいました。

今年も肺をこじらせてしまい1ヶ月ほど入院していたそうで、酸素吸入をしながらヤビジ祈りや大神祈りのご報告をすると、「そうか、そうか」と、うなづきながら静かに目を閉じて聞いて下さいました。

大神島の神オバーたちも高齢の為、世代交代で揉めていますし、伊良部島の神役目の方も引き継ぎができないと悩んでいるほど、宮古島全体が大きく神ごとの流れが変わろうとしていることを感じましたとご報告しました。

何ひとつ違和感を表さず、私の話しをただじっと聞いて下さる静かな新城さんの顔を見ていると、私が感じたことを同じように感じているのだとわかりました。

時代が、時が、神が、人の心が、変わろうとしている・・・。

その流れは変える事ができないことも、新城さんはご存知です。

私は年に二度、新城さんの変わりに神ごとをさせて頂いていると思っていますので、そのご報告をしている気持ちで伺わせた頂いておりますが、今回は、全く、私にアドバイスさえ下さいませんでした。

付き添っている濱本政美さんが、「先生、吉岡さんに何か言う事はないの?」とせかされると、

「学は十分、宮古島のことを知り尽くしている。だからもう、何も教えることはない。」

と言葉を下さいました。

その言葉の思いを感じると、ありがたい以上に、申し訳ない気持ちで一杯になりました。

北海道にいるため何もお手伝いできないからこそ、年に二度だけご挨拶に来ていますが、どれほど、新城さんの言葉から神の意思を感じ、神に向き合って来た人間としての知恵を頂いたか、私は本当に幸せで感謝しかありません。

別れ際に、起き上がって、強くしっかりとした力で握手して下さった新城さんの力から多くの思いを感じました。

私はこれからも変わらず、この島を、日本を、地球を愛し、神を信じる方達のお手伝いをさせて頂きます。

どうぞ、少しでもお元気になられて下さい。

また、秋に伺う時に、お元気な顔が見れることを楽しみに伺います。

いつも、ありがとうございます。

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