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退職祝い

個人ごとですが、本日、私の実兄が市役所を定年退職しましたので家族でお祝いさせて頂きました。

18歳から民間企業に4年間勤め、22歳で地方公務員になり、39年と数ヶ月間、公務員というお仕事を全うされたお祝いを、実家の芦別で母と兄夫婦に感謝のお祝いさせて頂きました。

父が4年前に亡くなり、一人住まいの母を見守りながら長男として、常に、気を使ってくれる兄へ私たちからお礼の気持ちの一席でした。

兄のお祝いに初めて胡蝶蘭をプレゼントしましたが、「人生で初めてこんな素敵な物をもらった。こんなものをもらえるのは市長くらいじゃないか」と素直に喜んでくれた兄の言葉が嬉しかったですし、兄のお礼の言葉には母も涙を流していました。

札幌の民間企業から芦別に戻り、最初は実家から市役所に通った日々に、母の手作りのお弁当を毎日、作ってくれたことへ感謝を述べながら、妻や母や私たち夫婦のおかげでここまでケガもなく仕事を無事に終えられた感謝の言葉をみんなに伝えてくれました。

私は男兄弟二人ですので、親父が生きている時はお盆と正月は男三人で一緒に温泉に行き、親父の背中を流すのが楽しみでしたし、亡くなる最後の正月にも兄と私二人で親父の体を洗ってあげられた幸せな時間を今もハッキリ覚えています。

昨夜も兄と温泉に行き、私が兄の背中を流すと、兄もお礼に私の背中を流してくれましたが、お互いに体を大事にしろよという思いが伝わってきます。

生きているからこそ相手の体に触れて「ありがとう」を伝えられる幸せな時間の後、一緒に飲みながら話している時に、兄の退職祝いを誰もやっていないことがわかり、急遽、午前中に手配して、和食屋さんで家族が集い、兄の退職祝いをさせて頂けたことに感謝が溢れます。

ありがとうを言える相手がいること、お祝いをさせて頂ける相手がいることに心から感謝が溢れましたし、お祝いした私たち夫婦が最も慶びを感じさせて頂けたことに感謝したからこそ、皆様へお伝えします。

親兄弟姉妹、生きているうちに感謝することの大切さは頭で知っていても、きちんと筋を通してそれを示す大人がいることで、人間関係は大きく変わります。

まだ、実家に帰っていない人は、帰った時でいいので、ぜひ、親兄弟姉妹の人たちに、あなたが感謝に場を作り、心から相手に感謝する場を作ってあげて下さい。

やった人はわかると思いますが、ありがとうございますを言える相手がいるからこそ、自分が幸せを感じることに気づくはずです。

親兄弟姉妹の人間関係トラブルが無い家など、どこにもありません。

どこの家族も、どこの家も、必ず、思いが違うからこそトラブルはあるからこそ、先祖が集まるお盆に、相手に感謝する場をあなたが作ってみんなでありがとうを感じあって下さい。
親兄弟姉妹、生きていてくれて、ありがとうございます。
感謝する相手がいてくれて、本当にありがとうございます。
きっと、亡くなった親父も、今日のことは喜んでくれていると思います。

 

親父の息子は、きちんと生きてますよ!(^^)
たくさんの人との出会いのおかげです。
本当に、ありがとうございます!

 

 

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