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【宮古諸島】2017ヤビジツアー 2 大神島

3月26日(日)は前日に私達を歓迎してくれた島唄ライブ居酒屋「和音」のご夫婦を連れて一緒に大神島に渡りましたが、今回、もっともすごいことは大神島育ちの女性がいることで大神島の神オバーたちがハッキリ反応したことです。

 

まず、正式な祈りで大神島に渡る際は、島尻港の御嶽から「大神島へ行く許可」を得なければいけませんが、ここにはいくつもの結界がありますので、この御嶽を見つけた人でも、決して、一番手前の①のラインを超えて先に進んではいけません。

 

ラインごとに「神役目の番」がありますので、もし、一歩でも間違えて超えると、霊的なカカリで身体も意識もおかしくなりますのでご注意下さい。

 

 

この御嶽の他に私が見つけたもうひとつの御嶽にお二人だけを連れて行きましたが、その場所は島尻部落の人だけが知っている重要な聖地ですので絶対に公開はしません。

 

その場所は、祭事の時に「ティンガナスの神」につなぎをかける重要な場所ですので誰にも教えたことはありませんが、今回二人だけにその場所を教えた理由は、いづれ、大神育ちの娘さんが大神島の神オバーになることを私は知っているからです。

 

偶然、私がその場所を見つけた時も自分が行きたいからではなく、神々が私を導き「来てほしい」と導かれた場所であり、島尻部落のご先祖たちの許可を得て入った場所ですが、その場所に立った時、過去にどのような祭事をしていたかハッキリ映像で見せてもらったからこそ、神の許可なく教えることは絶対にしません。

 

島の人でも自分の子供にさえ教えない聖地に導かれた理由は、今回のように神役目が交代する時に重要な情報をお伝えする役目が私にあるからだと思っていますが、興味本位で聖地に近づくことは絶対にしません。

 

よく沖縄の聖地にフラフラと「神に導かれた」と言って勝手に御嶽に入るヤマトの人がいることを聞いていますが、私は島の人達に受け入れられない行動はしないように十分、注意していますし、そうした失礼なヤマトの人には厳しくルールを教えます。

 

自分の守護神がどういおうが、「島のルール」を破る行為は絶対にしないよう気をつけて下さい。

 

実は、今回の祈りの時も島のオジーが車でやってきて私達が何をするか見に来たからこそ、そのオジーの行動こそ先祖たちが偵察に来たとわかっていますので、島の人が思う以上に私は島のご先祖の気持ちを大切に行動しています。

 

島の人も言うことは人によって違うので「いいよ」という人もいれば「ダメ」と言う人もいますが、理由は霊的な神心よりも「神番の役目の違い」によって言葉が違うことを知っていますので、単なる霊ガカリの人の言葉は信用しません。

 

大神島に船で渡ると、まず、港にある「龍宮神」で拝みをして「許可」を得なければ大神島で祈ることは許されません。

 

宮古島の人でさえ近寄らないほど神高い大神島にもし祈りで入るならば、最低限、「島のルール」だけは守って下さるようお願いします。

 

大神島は、「水」が貴重だったからこそ、井戸の神様にひとつひとつご挨拶してから「遠見台」に登りました。

 

よく「遠見台の拝み場」に勝手に物を置いていく人がいますが、私は毎回、水のボトルも線香のゴミも全て撤去して持ち帰ります。

 

 

「拝みの跡を残すことは聖地を汚すこと」なので絶対に、禁止です❗

 

拝みをする人がどんな思いであったとしても形に残るものを残すのはその場所を汚す行為であり「我神」ですので、線香をたいて祈ったり、水を持ってきた人は、必ず、祈りが終わったら全て持ち帰るよう十分、注意して下さるようお願い致します。

 

「神場を汚す人」はどんな思いがあろうと霊力が強くても、大神の心には届いていないとご理解下さい。

 

 

 

大神島育ちの娘さんは、自分の祖先が祀られている場所を知っていますので、先祖に正式なご挨拶をしていました。

 

 

「大神島の神オバーは神に選ばれる」ので、どんなに大神島に思いがあっても神が許可を出さなければなることはできませんし、もし神に選ばれれば、生涯、人生の全てをかけて祈りが仕事になりますので、あらゆるルールは神オバーの家族でさえも知ることも見ることを許されないのが大神島の神ルールだとご理解下さい。

 

確かに、時代はどんどん変わっていますが、ヤマトの人がどんな正当な理由を主張をしても大神島の先祖の思いがわからない人は、神祈りはさせてはもらえません。

 

私は全ての聖地の場所も祈り方も島の人たちやご先祖たちが教えてくれたからこそ、こうして今は沖縄全土の祈りができますが、たった一人で苦しみながら神の声を聞き続けた経験と、島の人の導きがなければ現在の私はいませんので、沖縄の祈りをヤマトのルールで判断することだけは、どうか、おやめ下さい。

 

龍宮神の祈り場のなかでもっとも深い場所を守る最強の祈り場が、「龍宮底神(りゅうぐうすくしん)」ですので、大神島生まれの女性に場所を教え、一人で判断して祈りなさい、と伝えました。

 

祈りに本来、決まった形などなく、自然に身体が動き、どこまで動いて良いかを守護を通して気づくのが本来の祈りの形なのです。

 

彼女は自分なりの祈りをしていた人ですが、初めて、大神島のもっとも強い「龍宮底神」で正式な祈りを体験したあと、「眼の前が真っ暗になり闇の底に落ちていき、一点の光が上にあったの情景を初めて見ました❗」と教えてくれました。

 

沖縄の神人でも「龍宮底神」の祈りは怖くてできないと言うほど厳しい祈り場所ですので、決して、興味本位でこの場所の海に入ることはおやめ下さい。

 

 

この場所は女性だけの祈り場所ですので、北海道、愛知県、東京都、神奈川県、宮古島の女性たちだけの祈りのあと、大神島育ちの女性が唄の奉納演奏をしました。

 

 

昼食後、人間が大神島の神場所に道路を作ろうとして何名も人が死んだ場所だからこそ、自然界の神々に「人間のお詫び祈り」を全員にしてもらいました。

 

30cm以上の厚さのコンクリートが毎回、台風で破壊されて吹き飛んでいる様子を見ると、いずれ、この道路さえ壊れることも仕方がないと思った理由は、大神島育ちの女性が子供の頃に行くことを許された場所は、綺麗な砂がある場所までだと聞いたからです。

 

 

どんなに人間が利便を追求しても、自然界の神々が許さなければ、人間が作ったものなど簡単に壊されるという教訓の場所です。

 

 

石灰岩質のサンゴの島が海から浮かび上がった宮古諸島ですが、大神島には珍しい「断層の切れ目」を見れる場所がありますが、そこも聖地ですので場所の詳細は控えさせて頂きます。

 

 

神の島、大神島の人たちも皆さんが来られることは嬉しいのですが、どうか、勝手な行動だけはおやめ下さい。

 

「おぷゆう食堂」のオジーは大神島の守り人として現在、大神島に住まれていますので、わからないことがあればオジーに聞いて下さい。

 

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