【沖縄本島】 龍宮神(空寿崎(クウジュザキ)・カーミージー)
2020年10月29日夕方、沖縄本島の浦添市港川にある龍宮神(りゅうぐうしん)にご挨拶に行きました。
泊まったホテルの近くにあるため、仲間が気を遣って連れて行ってくれたのです。
沖縄本島へ行くたびに、新しい道路が出来たり、滑走路が増えたりと毎回、様子がどんどん変わりますが、「龍宮神(りゅうぐうしん)」を大事にしないと大きな事故に繋がるからこそ、土地の人たちの思いに寄せて祈りをしてきました。
地元では、「空寿崎(クウジュザキ)・カーミージー」と呼ばれている場所で、「亀」を意味する言葉で呼ばれています。
「亀」は、龍宮底神(りゅうぐうすくしん)の使いですので、ここには海の底の神とつながっている意味の場所です。
また、別名では「うさち龍宮」と呼ばれ、命の繋がりを守る神の意味がありますので大切にして欲しいと思います。
沖縄の仲間が数ヶ月前に訪れた時は、歩いて行けた場所も工事の柵が出来て入れなくなっていたので、工事業者に掛け合ってくれました。すると、工事現場の責任者が祈りの許可をくれたので、車で中まで入れてくれて、祈りをすることが出来ました。
どの方角にむいて祈るかで意味は変わりますし、それぞれの祈る人の役目にも方角が関係しています。
私が祈った場所は、「龍の頭」とわかったこの場所です。
祈りを始めると、「うさち」という言葉が聞こえてきて、古い昔からこの場所で命の繋がりを守ってきたことを龍宮神が教えてくれました。
そして、この真正面にも同じような龍宮神があり、本来は、この二つの龍宮神で陰陽となり、命の繋がりや産み出しをしていたことも教えてくれました。
沖縄の仲間から真正面にも龍宮神はありますと教えてもらえたので、何とかこの場所を大切に残して欲しいと思って、こうしてブログに書いています。
今回、建設業者の責任者と祈りのあとに話しましたが、彼は工事が始まる前に、自分で塩、水、酒を持って、この龍宮神で祈ったと言いますので、素敵な男性です。
私が教えたことは、「あなたのように素敵な心の持ち主だからこそ教えますが、ここにホテルが建つのなら、今後、重い重機や鉄鋼機材がたくさん入ると思うので、自分が大切だと思った時は、この龍宮神にご挨拶して、従業員の健康と完全祈願を自分でやりなさい」と伝えました。
責任者が大切な神に真っ直ぐな心で祈ることがとても大事なことだからこそ、神人(かみんちゅ)を頼まなくても、素直な心の人の祈りは、必ず、神に通じます。
そして、無事に工事が完成したら、「ありがとうの祈り」も行って下さい。
ホテルを運営する会社の社長も同様に、この龍宮神にご挨拶することが、最も強い力で守られますので、もし、この場所の工事に関係する人や、ホテル運営に関係する人たちがいたら、このことを教えてあげて下さい。
命の繋がりを古い時代から守ってきた素晴らしい龍宮神に、心から感謝いたします。