生きていれば、何度でも苦しみはやってきます。(佐藤初女)
青森県で「森のイスキア」を主宰していた佐藤初女さん(1921年10月3日 – 2016年2月1日)は、多くの人たちの心を支える活動をしていました。
私も二度、札幌のお話会で話を聞きましたが、ご本人がもっとも強い口調で話していたことは、
「女性の皆さん、自分でお料理を作っていますか?
簡単な手抜き料理ではなく、ちゃんと心を込めた料理を作ってあげれば、どんな問題でも解決しますよ。」とお話しされていました。
佐藤初女さんが作る「おむすび」はとても有名ですが、動画で残っていますので、どうぞ、ご自分で作ってみて下さい。
ひとつひとつの所作に、人を思う思いが感じられる素敵な女性でした。
生きていれば、何度でも繰り返し、苦しみはやってきます。
けれども、苦しみは決して苦しみだけで終わることなく、いつか喜びに変えてくれます。
佐藤初女