過去を尊ぶものは、未来も尊し!

「過去を尊ぶ」とは、正しい歴史を学び、過去に生きた人たちから思いを聞くことから始まります。
戦争がどういうものかを正しく知りたければ、戦争体験者から話を聞いて下さい。
戦後、ボロボロの日本を急激に経済発展させた団塊世代の人たちから、当時の価値観や概念を学んで下さい。
宗教や精神世界を批判する前に、なぜ、世界に宗教が誕生したかを自分で調べて下さい。
それぞれの時代に生きた人たちは、皆さんと同じように、必死だったのです。
この人生で、私たち庶民が選択できることは限られています。
だからこそ、人生の目的は人に出会うことなのです。
過去を尊び、新しい人たちから新しい価値観を学び、受け入れ合う生き方や考え方を一緒に学んで下さい。
人生に勝ち負けは、ありません。
あるのは、ただ、あなたがどう生きたのかという価値観だけです。
どうか、あなたが信じた価値観を子供たち世代に教えてあげて下さい。
親の言う事を聞かない子供たちなら、文字にして残してあげて下さい。
世界に一冊しかない、「あなただけの記録史」を、未来の子供達のために残してあげて下さい。
それが、先に生まれた人の役目だと私は思います。