解脱後の【無の世界】第十五話

      イエス・キリスト:目の前のことだけを一生懸命にやっている自分の愚かさに気づいたので、私は王様に手紙を書きました。

今の国中の問題をご存知なのか、そして、私に出来ることが何かあるのかを、聞いてみたかったからです。

数日後、王様からお返事が届きました。

「お前の言うことはよくわかる。

国中の現状も知っているからこそ、私も悩んでいるのだ。

今、この国が民の病気で弱っていることが周りの国に知られてしまうと、周りの国は私の国を奪いにくるだろう。

だからこそ、民から税を集めて守りを強くしなければいけない時だからこそ、国中の税金を上げたのだ。

決して、お前の村だけを優遇したのではないぞ。

 

お前の村人にお礼として渡したお金は、私の私財だから、遠慮はするな。

お前のおかげで妻も元気になり、あのあと二人の子供を授かることができたのだ。

私は、今もとてもお前に感謝しているし、これ以上、お前に何かをして欲しいとは思ってはいない。

自分ができることを、やってくれれば良いのだ。

私の心を読んでいることも、私のそばにいる霊能力者から聞いているので、知っていたぞ。

幼き頃、私の思いを気づいてくれたお前にいつか会いたいと思っていたが、妻の病気がキッカケで会えたことを嬉しく思っている。

この思いをお前に伝えたくて、自分で筆を持ってこの手紙を書いている。

普段は、私の思いを文字にする者がいるのだが、この手紙だけは自分で書きたかったのだ。

だから、国のことは気にせず、民を一人でも多く救っておくれ。」

 

私はこの文を読んだ時に王様に感謝する気持ちと、反対に、王様はずるいと思いました。

国を守ることと、民を守ることは同じなのに、王様がしていることは民を守ることになっていないからです。

他の国が責めて来る事を恐れているのなら、私が他の国の国王の心に入り込んで、そうならないようにできるのに、王様はその力をご存知では無いと分かったので、もう一度、この思いを手紙で書き綴りました。

 

でも、王様からの返事はいくら待っても届きませんでした。

おかしいと思ったので、お城へ行って王様に会う許可をお願いしました。

 

すると、門番が「王様はお前に会いたくはない」と言っていると言います。

何かがおかしいと思ったので、王様の心を読んでみました。

すると、二度目に送った手紙を見た王様の側近たちが、「もし、イエス・キリストが敵に寝返ったら、王様の命はひとたまりもない」と言う部下たちがいて、私との面会を拒否するように言っていたのです。

なんと愚かな・・・。

王様は自分の家族の命と国民の命を天秤にかけられて、私を恐れたのです。

 

仕方がないので家に帰ろうとすると、警備の人間がたくさん私の周りに集まってきて、私を捕らえて牢獄に入れました。

そのあと、十字架に貼り付けになりましたが、王様の耳には一切、このことは知らされておらず、私が処刑されてから王様は知ることになったのです。

だから、あなたにも分かっておいて欲しいのです。

 

民衆はいつも、自分たちの価値観だけで物事を良い悪いと判断しますし、希望を望むのに、自分が犠牲になる事を最も恐れるものなのです。

あなたは私同様、命をかけてこの地球に転生した魂ですから、私があなたを守るのも当然と言えます。

あなたがこれから歩む道が、イバラの道になるかどうかは、時代の流れと民衆の意識がどこを望んでいるかだけですので、どうぞ、無理をなさらず、使命を果たして下さいませ。

 

イエス・キリストにそう言われても、すぐには理解できませんでした。

それよりも、彼がどんな思いを抱えて死んだのかを知れたことが、私にとって最も大きい学びでした。

家族は確かに大事だが、誰かが命をかけて大義を果たさなければ、世の中を変えることも、人類を救うことも、地球を救うこともできないということです。

 

私はイエス・キリストの想いを知って、さらに強く決断しました。

「私はこの地球を救うために命をかけて行います。

ただし、この地球に二度と、救世主はおろさないと約束して下さい。

イエス・キリストが誕生した2000年間を見ていても、民衆はいまだに依存をやめず、宗教という手段を使って民衆意識をコントロールされています。

この現状を踏まえると、権力に繋がる宗教の存在意味は、もう無いと思えるからこそ、二度と地球に救世主を降ろさないで下さい。

この約束が守られるのなら、私は命をかけて、地球を救うための活動を始めます。

 

この宣言を天に伝えたあと、モーゼやブッタ、マグダラのマリアと呼ばれた女性、マザーテレサ、キング牧師など、世界に大きな影響を与えた人たちの魂と対話しました。

20世紀の学びが終わった、21世紀に必要なことは何かを気づくために・・・。

 

この宣言のあと、私は自分がやっていたビジネスを一切、やめて、札幌市が始まった西区琴似に一軒家を借りて、一人、家の中で天の神々に、「今日から他人の為に自分ができる事を始めますので、どうぞ、必要な人たちをお招き下さい」と宣言しました。

チラシも、広告も、ブログも、ホームページも一切、使わずに、神との本気の契約をしたのが、2002年3月1日です。

 

1998年に「地球を救う」と宣言してから丸5年間、無料でカウンセリングやヒーリング、霊視を行い、多くのボランティア活動にも参加してきましたので、やっと、お金を頂いて他人のためになることの自信がついたことも仕事にした理由です。

経済的に、最も苦しい5年間でしたし、妻や家族にも多くの迷惑をかけましたが、

「あなたにはやることがあるのでしょ。

だから、私は自分ができる事をするので、あなたも自分にできる事をして下さい」、

と妻に言われ支えてくれました。

一生、返せない恩を妻に受けて支えてもらいましたが、今世は、彼女に恩を返すことはできないと思ったので、そのことも本人に伝えています。

いつ、私が死んでも、悲しまないでくれと伝えてあります。

きっと、それは私の役目が終わって、この世の修行が終わった日なので、喜んで送ってくれと伝えてあります。

 

本当に自分勝手な人間ですが、私は何が起きても、自分の魂役目は変更しないので、親が死んでも、兄弟が死んでも、妻が死んでも命をかけた神事に出た時は、決して戻れないことも伝えてあります。

 

私が亡くなったあとも、必ず、私の役目を引き継ぐ魂が生まれているはずなので、自分にできる事をやりながら、後世に残せるものが必要だと思ったからこそ、2005年からブログとホームページを始めて、書籍にするための努力もしています。

 

次の日曜日は、気づきのための次のステージへ登る段階のお話を致します。

 


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