(訃報)北海道 然別湖風水の女将さん(98歳)が天へ召されました。

(訃報)北海道 然別湖風水の女将さん(98歳)が天へ召されました。

また一人、隠れた人間国宝が、天へ召されました。

2021年6月14日 中木淑子(98歳)死去

北海道の湖で最も標高が高い場所にある然別湖(しかりべつこ)は、十勝アイヌの命を救ったオショロコマという魚が生息する湖で、アイヌの聖地でもあります。

このアイヌの思いを記録に残すべきだと鹿追町の行政関係者に主張し、毎年のアイヌのお祭りを然別湖で行うことになったのも、女将のご尽力です。

女将はさらに自費で絵本を制作し、地元の子供たちにアイヌの命を救った思いを伝え残して下さいました。

●鹿追町 白蛇姫物語(絵本) 

 

帯広市内のご自宅で子育てに目処がついた50歳の時、ご主人から突然、「俺が経営している然別湖の温泉ホテルの女将になってくれ!」と言われ、ふたつ返事で「わかりました」と答えた素晴らしい女将です。

石川県の有名な庄屋の娘であった女将は、ご主人も隣町のさらに大きな庄屋の息子さんと結婚し、北海道の開拓のためにご家族で移住し、多額の私財を投じて、十勝バスや燃料を市民に供給し、十勝毎日新聞の林茂(豊洲)社長から温泉ホテルを引き継ぎました。

 ●然別湖温泉ホテル風水の歴史

私が初めて女将に会ったのは、西暦2000年。

北海道の自然界神事の報告や、沖縄神事を終えた報告の場所として、年に何度も全国の仲間達と「然別湖温泉ホテル風水」で祈りをさせてもらいました。

神事の納め場所にした理由は、然別湖は龍が守っているからです。

私たちが宿泊するたびに、食事をしながら神と人の思いを学ばせていただいたので、一緒に参加した人たちは、どれほど大きなものを学ばせて頂いたのかをよく知っています。

個人的に、一人住まいの帯広市内のご自宅にもお邪魔し、亡くなったご主人への想いと、神と人への気配りも学ばせてもらったことがあります。

 

2019年、足腰が弱ったことを心配した家族が介護施設へ入居の手配をしてくれたとご案内を頂いたので、すぐにご挨拶に介護施設へ伺い、いろんな話を教えて下さいました。

この写真が、私と女将の最後の写真になりました。

人とお話しすることがとても好きな女将でしたので、昨年のコロナによって家族も知人も伺えない中、やはり気力が弱っていったそうです。

天寿を全うされた女将の魂は、これからも多くの人たちを見守り支えて下さると思いますので、どうぞ、ご縁があった人たちは、ご自分の場所から手を合わせて下さいませ。

お会いして22年間、本当にたくさん教えて頂き、ありがとうございます。

2015年に天へ召された南の神様「新城定吉さん」と、2021年に天へ召された北の神様「中木淑子さん」に、心から追悼の祈りを捧げます。

 

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