男と女の付き合い方
これは、ある女性が、実際に結婚した夫のお母さんから言われた言葉です。
「あなたは嫁だけど、娘とは、思わないから・・・」
この意味が、どういう意味かと言うと、義母は、息子が連れてきた女だし、結婚も認めるけど、
「我が家にふさわしくない嫁だと判断した場合は、離縁してもらうからね!」と付け加えられたと聞きました。
どういう状況で、こういう会話になったかと言うと、綺麗な娘を捕まえた夫は、母親が一番、怖い存在で、子供の頃から「母の言うことは絶対」という教育をされてきたうえに、ご主人を亡くされているので、次の「家長」となる息子に対して期待が大きすぎる親子関係がベースにありました。
こういう「お姑さん」と一緒に住むのは辛いと誰でもわかりそうなものですが、残念ながらこの娘さんは、親から甘やかされた教育を受けた結果、自分で結婚相手を見極める知恵を学んでいなかった結果です。
最初の結婚相手は、地元の名士のご家族なので、誰もが知っている家柄に嫁いだ嫁は、朝から晩まで掃除婦のようにこき使われ、食事の上げ下げまで怒られる家に嫁いでしまいました。
ここで、まともな夫なら、自分が選んだ妻を守るのが普通ですが、夫に母親の文句を言っても、「母さんは、誰が何を言っても聞かないので、俺でも無理だ。」と言ったそうです。
この段階で家を出て、二人で別な部屋を借りて住んで、子供を作ればお姑さんも、孫可愛さに甘やかされるものですが、女と女の戦いになると、絶対に、年には叶わないので、結果は、離婚になりました。
ここで問題点は、お姑さんではなく、「嫁」なのです。
結婚相手をどう見極めるか、親がどういうご家族かを見極めてから結婚しないと、「一生のおつきあい」になりますので、嫁のご両親も大変になります。
好きで結婚したのに、親の問題で離婚する人も一定の人数いる理由は、男が自分の親に対する態度を学んでいない人を選んだことが間違いなのです。
私は相当多くの夫婦不仲の相談を受けますが、多くの場合は、「お互いの立ち位置」を変えることで「うまく」やれます。
親であっても、子であっても、相手を変えることはできないからこそ、つまらない喧嘩をし続けるのではなく、「知恵とコツ」を学んで人間的に成長しなければ、どんなに好きな人が見つかっても、すぐに離婚してしまいます。
昔は、親以外の大人たちが自分の体験談を踏まえて、注意するべき点を教わりましたが、今は、あまりにも簡単に離婚する人たちが多いので、本当に「他人から学んでいる人がいない」ことが残念でたまりません。
子供を産んでから離婚する人も増えていますが、経済的に豊かであっても、親子の関係が良くない息子を捕まえると、嫁は一生、苦労し、泣き続ける人生が待っています。
「結婚に必要な条件は何ですか?」と若い人たちに聞いたこともありますが、あまりにも自分勝手なことを言うし、結婚に対して全く知恵がないことに驚きます。
これも、娘を育てた「母親の責任」なのですが、母親自身もそれで良いと思っているので、こういう親子は一生、学ぶチャンスはありません。
「よく、私の娘が結婚しないのですが、どうすれば結婚できますか?」と聞かれますが、多くの場合、「母親の価値観が問題」の場合が多いです。
母親は自分の夫である男の付き合い方しか知らないのに、さも、自分はたくさん知っているかのように娘に話しますが、私が直接、親御さんに聞く質問がありますので、あなたもチェックしてみて下さい。
1、あなたは結婚前に、何人の男とsexを含む付き合いましたか?
2、その中で最高に幸せな時間を過ごせたのは、誰ですか?
3、なぜ、その男の人と、別れたのですか?
4、どうして、今のご主人と結婚したのですか?
5、夫婦生活を続けている中で、一番、大事にしているものは何ですか?
6、自分の孫の顔を見たいと思いますが、娘さんにどういう教育をして子供を産ませようとしていますか?
7、娘が結婚しようと思っている相手に、望むものと、どうしても許せないものがあれば教えて下さい。
この質問を娘の前ですると、多くのお母さんは、今まで一度も、娘にちゃんと話したことがないことに気づきます。
よく間違えているお母さんたちに教えることは、あなたがこれまで付き合った男の失敗談が、「娘の人生の肥料」になるとわかっていますか?と私は言います。
娘も最初の男でつまずくのか、それとも3人くらい一気に付き合って、最初の学びをするかで大きくそのあとの人生が変わるものなのです!
男性と付き合っていない30歳を過ぎた娘たちに質問すると、多くは男性経験が3人以内の付き合いでつまずいたまま、前に進めず、恋愛をしない人がたくさんいます。
だから、お母さんたちには、「自分しか知らない男に対する価値観の失敗談を結婚前の娘に全部話して下さい」、とお願いします。
そうすると娘は、「そんなにひどい男にあったのに、それでもよく父さんと結婚したね?」と思いますし、今も離婚せず、夫婦を続けているコツを聞きたくなるものなのです。
今の時代は「出会い」が無いので、結婚相談所とか、出会いサークルとか、いろんなサイトがありますが、私は最も着実な方法として、なるべく若いうちに、「一回り以上、歳が離れた男と付き合いなさい」、と教えます。
ただし、40歳を過ぎて一人でいる男は問題を抱えている男が多いので要注意ですが・・・。
その理由は、人生経験がある男と付き合うと、受け入れてくれる部分が広いのと、同時に、足りない部分を教えてくれるからです。
人生は、お金を払ってでも、歳上の人の価値観を早く学ばないと、「自分の子供に教えられる生き方」は身につきません。
肉体的に若くて子供を産めても、育てるには、いろんな「知識と経験」も必要ですし、親族になれば多くの人たちと付き合いをしながら生きるわけですので、会社の人間関係で文句を言っている娘は、ほとんで独身のまま40歳を迎えています。
共通する足りない点は、一つだけです。
「歳上の人から教わる自分にはない価値観」と、「包容力に包まれる癒しの時間の大切さ」をまだ知らないだけなのです。
「若い時には、恥をかいてでも、多くの失敗をたくさんしなさい」と昔の親たちは教えましたが、今の親たちは、「嫌ならいつでも戻ってきていいからね」と言うので、簡単に離婚するのです。
結婚を長く続けられる理由はいくつかありますので、30年以上、夫婦を続けている男女の両方にいろんな経験談を聞くと、結婚生活でしてはいけないことと、言ってはいけないことを学べます。
人生は早く失敗して、多くの経験から知恵を身につけ、何度、苦しい目にあっても、もう一度、チャレンジできる強さを身につけることが大事なのです。
そうでなければ、子供を育てながら、ご主人の対応をし、さらに、ご主人のご両親とうまくやることなんて、できません。
今の時代は、女性が外で働く奥様たちも多いので、もっと抱える悩みが多いはずですが、大事なことは同じです。
🔴「自分の価値観」だけで、生きないこと!
🔴「自分が嫌いな人」から学ぶ勇気を持つこと!
🔴「教えて下さい」と正直にお願いできる人になること!
🔵最後に、男性諸君に、もの申す!
好きな女ができて、結婚したいと思った時は、早く彼女のお母さんに会って食事しなさい!
なぜかというと、結婚後、あなたの可愛い彼女は、絶対に、「お母さんみたいな女性になる」ので、早めに覚悟しておくことをお勧めします。
「嫁の老後は、嫁の母親!」
※嫁になる女性がお母さんを好きでも嫌いでも関係ありません。必ず、親を否定している女性は母親と同じになるし、母親を肯定している女性は、必ず、お父さんに対する態度が同じになります。
これは人生を長く生きた「経験則」ですので、参考にして下さい。(^^)
では、賢いお母さんたち、どうぞ、よろしくお願いします。
こちらの動画でも学んで下さい。
男と女の違い・性と生を正しく学ぶ(天無神人 動画講座)