【政治】最高の権力は、誰が握っているのか? 5
30年前の東京の「地下クラブ」の3回目の体験談を公開します。
3回目の場所は、浜松町ではなく、隣町だと思うのですが、東京の地名を知らない私は、道ゆく人たちに道を聞きましたが、東京人は、無表情に「知らない」と言って通りすぎる人が多くて驚きました。
田舎だったら、必ず、誰かが場所を探しくれるのに、本当に「他人のことを気にしない人」が多すぎて驚きました。
なんとか目的のビルを見つけて、複雑な方法でカードキーと渡された鍵を開けて入った部屋は、広めの部屋に、テレビで見たことがある3人の政治家が、脂汗を流して座っていたし、その真正面に「元委員長」が座っていました。
おい!吉岡!ここだ!ここだ!
お前は、俺の横に座れ!
元委員長の横に座るということは、3人の国会議員の先生より「上座(かみざ)」になるので、申し訳なさそうに座ると・・・
おい、お前!何を遠慮しているんだ!
今、こいつらを脅している最中なので、お前も堂々と座っていろ!
ははーん、そういうことかと「場の意味」がわかったので、「ドヤ顔」で3人の議員さんを睨みつけました。
おい、お前ら!さっきの話の続きだけどな、結局、いくら金を調達できるんだ!
いますぐ電話して、ここに持ってこさせろ!!さあ、電話しろ!
もうややこしい話は終わったみたいなので気楽にタバコを吸いながら話を聞こうと思ったのに・・・
おい、吉岡!ここは、禁煙だ!!
もし、ここでタバコを吸えば、1発で爆発する「無臭のガス」が出ているので、すまんが話が終わったら外でタバコを吸ってくれ!
もう1時間ほど、ここにいるので、こいつらもボツボツ限界に来ているはずだし、それでも本当のことを言わないなら、俺が持っているライターでこの部屋を爆破してやるから、その時は、お前は外に逃げろ!
俺は、このガスを中和する薬を事前に飲んでいるので大丈夫だが、コイツらはもう十分、ガスを吸ったので、あとで脳梗塞か心筋梗塞になって死ぬはずだ。
そうでもしないとコイツら3人は、いつも結託して話しを誤魔化すので、今日は逃げ場を無くしてから集まってもらったのさ。
あと、5分で話は終わらせるから、もう少し待っててくれな!
それと、俺が頼んだ物は持ってきた?
何も頼まれた物はないはずだと思ってポケットを探ってみると、さっき、ここに入る時の鍵があったので、「これですか?」と渡しました。
おう!これよ!これ!
ここから出るには、この鍵がないと出れないので、お前に預けておいたのさ。
俺の鍵は一回使ったので、もう使えないので、お前の鍵を使って二人でこの部屋から出ようと思って、お前を呼んだのさ。
この鍵は特別な鍵で、暗証番号のキーロックと、実際に鍵を入れて回す二重ロックになっているし、1回、使うと二度と使えない特別な鍵なので、お前に持ってきてもらったのさ。
さあ、ボツボツ、コイツらを置いて、ここから出ようか?
「5分間」だけ時間をやるので、正直にいう覚悟が決まったら俺に電話しろ!
残り時間は、「5分間」だけだぞ!
忘れるなよ!
俺たち二人は、もう部屋を出ようぜ!
さ!行くぞ!
詳しい内容は何も聞いてないけど、国会議員を3人同時に脅すなら、相当のネタだと思ったので、何も聞かないことにして部屋を出ようとすると・・・
すいません、すいません、すいません!
わかりました、全部話します。
それでご勘弁下さい。
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ここで聞いた内容は、あまりにヤバい内容だったし、この内容を公開すれば、多くの国会議員がクビになるうえに、三つの政党が分裂することまでわかったし、誰にも知られたくない内容を聞いてしまったので、この事実を「元委員長」がどう扱うのかを見守っていました。
わかったわかった、もういいぞ!
だいたい予想どうりだったが、そのことを計画した「官僚の名前と連絡先」を教えておけ!
それと、同時に、お前たちを守ってくれるはずのヤクザの組の名前と、組長の名前をそれぞれ紙に書いて俺によこせ!
俺から直接、電話するので、電話番号も書いておけよ!
いやあ、さすが「元委員長」!!!
官僚とヤクザを同時に脅すとは、やるなあと思っていると・・・
おい!吉岡!お前は、すぐここの番号に電話しろ!
コイツは、全ての「情報網の鍵」になる奴だから、俺の名前を出せば、すぐにコイツらの家族を殺しに行くので、今の話に嘘があればすぐにゴーサインを出すと言ってあるので、コイツらの話は「嘘」だから、すぐに電話しろ!
どうして国会議員の話が嘘だとわかったのか、あとで聞きましたが、実は、この3人以外の国会議員たちも、事前に呼び出して、自分が知っている内容が事実かどうかを数回、繰り返し聞いたことを教えてくれました。
それは、つまり、国会議員たちは誰にでも嘘をつくし、家族を脅されいても、「本当のことを言わない人間」だとわかったので、やっぱり、国会議員を信じて投票しても意味がないと思いました。
おい!わかったか!吉岡!!!
これが、国を動かしている国会議員の実態さ。
でもな法律上、コイツらが国会で法律や国の予算を決めているので、それだけは俺たちの力ではどうにもできないので、来年の予算から俺に流す金の相談をしていたのよ。
コイツら三つの政党の、「政党準備金」と無記名の領収書で切れる金額は、多分、一人だけでも一流企業の接待費の数倍はあるし、その金を少しだけ回せと言っただけだから、大した問題じゃないのに、「そんな金は無い!」なんて言うから、俺、頭にきたのさ。
マルサの知り合いにも聞いたし、官僚の知り合いにも聞いたので、みんなその金額を把握していても、「手を出せない金」だからと教えてくれたのに、コイツら3人揃って、「そんな金はない」と言い張るんだぞ!
家族の命がかかっても、全く気にせず、金を守るコイツらの根性が俺は気に食わん!
おい、コイツらをここに置いといて、俺たち二人で、この部屋を出ようぜ!
俺が一本電話したら、この部屋は一瞬で爆破できる爆弾が部屋の壁に埋め込まれているので、逃げても無駄な「最後の部屋」と呼ばれているのさ。
だから、この部屋まで来るのに、ずいぶん階段を深く降りてきたろ!
俺たちは「逃げる時専用」のエレベーターがあるので、地上に出て、そのエレベーターを停止すれば、確実にこの3人は、ここで生き埋めだから、少しはこの国の政治も良くなるんじゃないか?
そうか、だから、〇〇党の委員長や、△△党の副委員長が揃っているし、もう一人は、最近、官僚から国会議員になった人だから嘘は丸見えなのに、最後まで嘘を言うんですね!
じゃあ、やっぱり、この国のために、この3人には死んでもらいましょう!
そのほうがきっと、この国は良くなると私も思います。さ!早く地上に行きましょう!
私と元委員長が席を立って、後ろのドアを開けて、鍵を壊し、壁の中にある隠しエレベーターに一人づつ乗って地上へ出た数分後、
ドッカーン!!!
という大きな音と共に、地面が揺れました。
周りの人たちは、「地震か?」と言ってましたが、そんな揺れ方はしないことを知っているので、笑ってしまいました。
ま、これも、国のためかと思いましたが、「元委員長」は、「すぐ掃除しろ!」と誰かに電話して消えていきました。
私がなぜ呼ばれたのかも説明なく、国会議員が3人同時に亡くなる場面にいた事実も痕跡もないですが、1週間ほどして、順番に、そこにいた3人の国会議員が入院して病気で死んだニュースや、交通事故で亡くなったニュースが流れたので、3人の死亡は確認できました。
こういうふうにどんな情報でも「情報操作」するし、どんなところでも「事実」とは違うニュースを流して「情報操作」できるのなら、もうニュースも新聞も見る意味が無くなったので、組合と会社を辞めた時から一切、新聞は読まないし、テレビのニュースも見なくなりました。
「テレビで流れている情報で正しいものはありますか?」
と元委員長に聞いた時・・・、
お前なあ、そんなものあるわけないだろ!
料理番組から始まって、スポーツも全て金で動くし、どんな世界も金で動かないことなんてないんだぞ!
芸能人や有名なスターたちなら、いくらでも金で動くので、すぐに呼べるけど、お前、誰か会いたい芸能人は、いるか?
すいません、僕は子供の頃から芸能人を見ていると、テレビで笑顔でいる人間ほど嘘をついているし、その人を動かしている後ろの人たちの顔まで見えるので、それが嫌なので、歌番組も、映画スターにも全く興味がないんです。
唯一、見るのは、綺麗なオッパイが見える番組かな?
まあ、あのオッパイも作り物ばっかりだが、もし会いたければどんな奴でも呼べるから言えよ!
今日のお前の働きのおかげで、100億円が入ったので、もう、ひとつ「世界口座」作る電話をしたところなんだ。
だから芸能人に落とす金なんて、最終的にヤクザに落ちて、また、俺のところに回って来るから、俺は一つも損がないのさ。
今日の謝礼は、いくら欲しい?
1億円とか、10億円とか言いたいけど、結局、お金は誰が持っていても回り回ってくると思うので、俺は今回は一銭もいりません。
だって、そんな金、どこに隠すんですか!
この前、教えてくれた「闇口座」も面倒くさいし、そういう金よりももっと価値があるものを欲しいですね。
なんだよ、その10億円より「価値」があるものって?
「信頼」ですよ、人と人の「信頼」!!!
俺、こんな「嘘の世界」を十分、見させてもらったし、結局、全ては思ったとおりだったし、そのことを知っても表では一切、言えないし使えないけど、裏を見れば見るほど、よくわかったんです。
やっぱり、人と人は「信頼」が一番大事だと。
「裏の世界」を全部知り尽くしたからこそ、思いました。
だから、この思いを大事にし生きていきます。
この生き方が幸せなのか不幸なのかわかりませんが、俺はそう生きていきます!
それと元委員長、俺、今期で組合を降りますし、もうすぐ会社を辞めますので、僕のことは諦めて下さい。
きっと、あなたは僕を自分の「後釜」に据えようとしていると思いますし、そのためにいろんな人に合わせたこともわかっていますが、これは「両刃の剣」なので、危険ですよ!
僕がもし、あなたを裏切ったら、あなたの信頼している関係者は全部、僕側につくことになりますよ!
僕はあなたが会わせてくれた全ての人の携帯電話を知っていますし、あなたが知らない人たちとの繋がりも全て把握して繋がっています。
「次の代はコイツだ」と、もう、あなたはあちこちに言ったはずでしょ!
つまり、俺が「代替わりした」と言えば、全ての組織も、官僚も、政治家も、経済界も、宗教家たちも動かせるので、どうか、私と、私が大事にしている人間関係には手を出さないで下さいね。
もし何かおかしい動きがあれば、僕もすぐ一本の電話で全てを動かせるようになっているので、どうか、静かに引退させて下さい。
今まで、本当にありがとうございます。
この会話を最後に、「元委員長」の電話には出ないようにしましたし、会社にかかってきても全て拒否したので、しばらく会社の上司たちは困っていました。
相当、上司たちも脅されたようですが、それを食い止める手段は持っていたので、全ての問題は「裏の裏」から手を回して止めました。
35歳で、この「世の中の仕組み」を全て知り、全て把握した時に、「本当の悪人はいない」と思いました。
同時に、「本当の善人もいない」とわかった時、何を信じて生きていくか「目的」を探しました。
「死ねない人間」を生まれさせて、全ての「裏の仕組み」を知り尽くす体験をさせて、宗教家たちが使っている「世界のフィクサーライン」まで知ってしまったことにも興味はないので、自分で全ての記憶を消し去りましたが、こうやって30年後に、順番に思い出す意味は、これからの時代にきっと必要なのだと思っています。
この世の「表が裏」になり、この世の「裏が表」になった時、多くの人は「生きる意味」を見失うと思いますが、それが「人類の進化」に必要なのだと思っています。
人間が地球に誕生してから何度も、同じようなことがあったからこそ、ここまで人類は進化できたのに、あまりに今の大人たちは「子供達の夢」を壊しすぎています。
子供たちに時代を生き抜く力も知恵も教えていないし、「人との信頼」を一から作るコツも知らないまま、大人になって好き勝手に生きている若者たちが、これからたくさん死ぬかもしれない不安を、希望に変える「大人たちが動き出す時期」だと感じているからこそ、皆様に私の体験談をお話ししています。
私の体験談がフクションだと思ってもいいし、見たくない聞きたいくないと逃げてもいいですが、これからの日本は、本当に「大変な時代」に入ることを知りながら、誰も「未来の希望」を子供達に伝えていない責任は、「全ての大人」にあると私は思っています。
どんなことをしても、たくさん子供を産んで育てる人が増えないと、この日本の未来は経済の問題だけでなく、国家として危機的状況になることもわかっていながら、今の官僚たちも希望の日本を作る提案をしていません。
どうか、本気でこの国の未来を考えて動く人たちは行動して下さい。
私が皆さんに伝えていることをどう捉えるかは、あなた次第ですので、私はそれを問うつもりもありませんので、私を問うこともしないで下さい。
全ての責任は自分にある!!
そう生きて下さいませ。