「魂の封印」を完全に解き放つ!!

警察とヤクザは一緒だよ!

◯労働組合中央執行委員

30年前に、「はじめ組」の組長から電話がありました。

組長

おい、お前!

お前は、チャカ(拳銃)は好きか?

アマミカムイ
アマミカムイ

はい大好きです!子供の頃からテレビドラマの「太陽にほえろ!」を見ていたし、拳銃を打ちたくて、新婚旅行をハワイにして、拳銃が打てる場所で撃った経験もあります!

組長

そうか、そんなに好きか!?

 

じゃあ、今日は特別な場所と人に合わせてやるから20時に、今から言う住所に一人で来い!

 

ちょっと入り組んでいる場所で、絶対に普通の人は入れない家なので、周りに人がいない時にサッと入ってこいよ!

 

地下1階に、その家のオーナーがいるので、そのリビングで待ってろ!

 

俺はちょっと遅れて入るからウロウロするなよ!殺されるからな!

いつも、「殺してやる!」と言ってる組長が、「殺される」なんてどういう人かと思いましたが、この日本で拳銃が撃てるならお金を積んででも打ちたいので、一人でそっと、指定されたある家に行きました。

見た目はボロボロで人が住んでいるようには見えない家で、中を覗いてもボロボロのソファーがあるだけで、人の気配は全くありません。

指示された通りの道順で、裏側の階段を下がって地下1階に行くと、20畳以上のとても豪華な広いリビングがあり、そこに一人の初老の男の人が座っていました。

小声で「失礼します」と部屋に入り、一番離れた椅子に腰かけて待っていると、しばらくして「はじめ組」の組長が入ってきました。

すると、同時に、反対側のドアが開き、部下二名を連れた一人の紳士がやってきて、「先輩、今日も、お邪魔します!」と挨拶して、地下2階に下がって行きました。

あのゴツい後ろ姿は「警察官っぽい」けど、まさか、こんな場所に警察官は来るはずないし、ヤクザの組長もここに来るのは、変だと思って様子を伺っていました。

初老の男性は、目を開けて、

初老

「おい!今日は、この若いのに銃を撃たせるのか?」

組長

はい、こいつ、相応、銃が好きみたいで、子供の頃から憧れなんだそうです。

初老

コイツの素性は、大丈夫か?

組長

はい、コイツは、あの日本最大のスーパーの店員で、同時に、労働組合中央執行委員だそうです。

 

俺も何度か、コイツの世話になったのですが、コイツの人脈は恐ろしいほど広くて、官僚も、警察も、政治家も、ヤクザも、同じように扱うので、相当、やばい奴ですが、「信用」は私が保証します。

 

初老

おう、じゃあ、まず、鉄砲を思う存分、撃ってこい!

 

気が済んだら、ここに戻ってきて話をしようじゃないか?

 

楽しみだな、久しぶりに骨のある奴にあった気がするから、酒の用意をしておくので、思いっきり、鉄砲を撃ちまくってこい!

左奥にある鋼鉄の重い扉を開けると、地下につながる階段があり、地下3階と地下4階の二つの部屋が見えました。

アマミカムイ
アマミカムイ

どうして、地下に「2階分の部屋」があるんですか?

組長

ここの一番下の部屋は「ヤクザ者専用」のフロアで、その上のフロアは「警察官や自衛隊」の奴らが使う場所なのよ。

 

だから、お前は一番下に降りて、銃を撃て!

 

いろんな銃があるが、引き金が軽いものや、重心がずれているものがあるので、最初にまず1発撃ってから、自分の体を固定して撃てよ!

 

そうじゃないと銃の反動で体が動くと、周りの奴に当たるので気をつけて撃てよ!

 

俺は上で酒の準備を手伝うから、お前は気が済むまで撃っていいぞ!

 

今日は、いつもいろいろ世話になったお礼だ!

銃を持って立つ場所が3箇所あり、壁にたくさんの銃がかけてあるので自分で選んで、その銃に合う弾を込めて撃つように名前が書いてあります。

あまりにたくさん銃があるので、大きな「マグナム銃」に1発弾を込めて撃ってみると、本当に体を後ろに吹き飛ばされる銃もあるので驚きました。

小学生の頃に、クマを撃つための「散弾銃」を父の知り合いから借りて撃った経験もありますが、「散弾銃」は軽くて撃ちやすいのが特徴ですが、ここにある銃は軍用の銃もあるし、映画でよく見る銃もあるし、世界中のあらゆる銃が揃っていて全て弾を込めて撃ってみたいと思いました。

ふと、後ろのほうで、背中を丸めて、使った銃を油で拭き取っている大きな男がいたので、顔を見て驚きました。

あの「はじめ組」のNO2の大男だったのです。

アマミカムイ
アマミカムイ

お前、どうしてここにいるの?

NO2

今日は、吉岡さんが「銃の試し撃ち」に来るから、全ての銃を磨いておいて、もし困ったことがあったらサポートしろ!と組長に言われたんです。

 

俺、嬉しくて嬉しくて、こういう形で恩返しできるのは幸せです!

 

アマミカムイ
アマミカムイ

おいおい、泣くなよ!しみったれた奴だな!

じゃあ、俺は全ての銃を撃ってみたいし、時間がもったいないので全部の銃に1発づつ弾を込めて、手渡ししてくれ!さあ、行くぞ!

パンパンパン、ドンドンドン、パチッ!パチッ!、パッチーンと銃によって音が違うので、音だけでも銃の種類がわかるようになりました。

自分の好きな銃もあるし、映画で見た銃もあるけど、アメリカ製は重くてゴツいので、本当にガタイのデカいアメリカ人向きだと思いました。

アメリカ製なのに、「軽くで撃ちやすい自動連発の銃」があったので、大男に聞いてみると・・・

NO2

これ、俺たち日本のヤクザが、アメリカの銃の製造会社に掛け合って、特別に作らせたものなので、ここにあるのは本当に不思議なんですわ。

アマミカムイ
アマミカムイ

でもこれ、とっても撃ちやすいし、持っててもあまり重くないので、護身用に持っておきたいなあ。

NO2

吉岡さんなら聞いてみればいいじゃないですか?

 

あの初老の老人は、元警察署長で、相当偉い地位にいた人らしいんですが、引退後、もともと趣味だった銃のコレクションをさらに集めて、この家を買って、地下を改造させたそうです。

 

だからここにある銃は、全部、登録済なので、「合法」なんです。

 

それにこの地下の上には、毎日のように警察官や自衛隊の奴らが来るので、鉢合わせしないように、出口と入口は別々なんです。

 

この地下は、一旦、降りると上がれないようにできているので、他の通路を使って地上に出て、それからまた、地下1階に行って下さい。

 

上で、お二人がお待ちなので、早めにいったほうがいいですよ!

 

僕らが話をできる人じゃないのですが、吉岡さんなら大丈夫だと思います!

 

絶対に気に入られるので、もし、気に入られたら「この銃」が欲しいと言えば、くれると思いますよ!

 

あの人、「戦争」ができるくらいたくさんの銃を別な場所に隠しているのを組長が見つけたらしく、もし、外国人が攻めてきたら警察と自衛隊とヤクザに銃を渡して、トコトン戦う覚悟をしている人なので、誰も正面を向いては話せません。

 

でも、吉岡さんは気にいられるかも・・(^^)

・・・・・・・・・・・・・・

一通りの銃を試し撃ちをして、やっぱり「日本人用に作った銃」が打ちやすかったので、最後に思いっきり打ちまくってから上に行きました。

やっと、地下1階に辿り着いた時、もう組長と元警察署長は飲み始めていたので挨拶だけして、離れた末席に座っていました。

組長

おい!もっと、こっちにこい!

この人は、お前を食わないぞ!

アマミカムイ
アマミカムイ

そうじゃなくて、私の身分だとお二人と対等の席には座れないので、ここでいいです!どうぞ、話は聞こえますので、そのままお続け下さい!

組長

いま、お前を待っていたんだから・・・、じゃあ、いいわ、俺が席を作ってやる!

そう言った組長は、テーブルを二つに折り、一番小さい四角にしてから大きなソファを初老の老人の正面に置き、「おい、お前!ここに座れ!!」と言いました。

アマミカムイ
アマミカムイ

え!そこは、まずいと思います!!

 

大先輩の正面に座るという事は、対等か、もしくは、敵味方の意味なので、僕は遠慮します!

組長

いいか、おい!

 

この人とは、現役時代に何度も俺と争った同士だし、もう十分、相手を知り尽くしたからこそ、引退してからこうやって付き合えるのさ。

 

いまな、こういう特別な施設は少ないし、警察官も自衛隊もいろんな銃を撃つ訓練をしていないし、敵国の奴がゴッツイ銃で撃ってきたら警察官の銃なんてひとたまりもないのさ。

 

だから、相手の銃を奪った時に、どう銃を扱うかのために、この人が自分の金でここまでの施設を作ったのさ。

 

俺も半分は金を出したけどな(^^)

 

いや、よく考えると、ほぼ全部が俺の金かな・・・。

初老

ところで、吉岡さんよお、あんた銃がそんなに好きなら警察か自衛隊に入ればよかったのに、どうしてそんな「スーパーの店員」なんかになったんだい?

アマミカムイ
アマミカムイ

これは、いつも聞かれる事ですが、実は、僕の高校の同級生の父親が「芦別の警察署長」さんで、とても懇意にしれくれたんです。

 

現場上がりで、日本で初めて「警視」までなった人なのですが、出世しすぎて官僚エリートコースと同じ立場になった時、行き場所がないので「仮」で芦別の警察署長になったとお会いした時に教えてくれました。

 

そして、ご自宅でトコトン酒を飲ませてくれて、部下の警察官に自宅まで送って頂きました。

 

豪快で、笑顔がいい人ですが、目がすごいので、この人、怒ったらヤバい人なんだと勘でわかりました。

 

高校生だったのに、結構、飲ませてもらいましたよ(^^)

初老

なに!お前!あの「◯橋」を知ってるのか!???

 

俺はアイツと同期なので、最高のライバルだけど、最後、アイツが「警視」に合格した時に、俺は警察を辞めたんだ。

 

もうアイツには、敵わないと分かったからさ。

 

剣道も5段、合気道も5段、柔道も5段、空手も5段なので、もうバケモノよ!

 

ヤクザの抗争の時は、若い警察官がアイツを止めるくらい、頭に血が昇ったら相手を殺すまでやるので、みんなで必死に止めるような奴なのさ。

 

普段はいい奴だし優しいが、一旦、怒らせたら手がつけられない暴れん坊なんだぞ!

 

よくそいつが、お前を気にいったな?

 

お前、何が柔術の生徒か何かで知り合ったのか?

アマミカムイ
アマミカムイ

いえ、ただ高校の同級生のお父さんだったので、俺の家の野菜を奥さんに届けたら、「まあ、飲んでいけ!」と言われてら、「1対1」でサシ迎えで飲ませてもらいました。

 

その時も、最初はテーブルの遠いところに座っていたのですが、「小さいテーブルに変えろ!椅子を俺の目の前におけ!」と言って、ガッチリ、正面で1対1で話しました。

初老

おい、それは本当に認められたという意味だぞ!

 

アイツと正面で向き合って酒を飲めるのは、俺だけだし、上司たちも一目置くほどヤバい奴なので、みんな上司は煙たがっていたキレものなのよ!

 

まあ、分かったわ。

 

この組長が惚れる訳がわかったから、お前が気に入った銃を1丁やるから、後でそれを持って帰れ!

 

どの銃も登録してあるので、問題にはならないが、町の中でぶっ放すなよ!

 

やりたけりゃ、山の中に行ってやれよ!

 

さあ、トコトン飲もうぜ!

 

お前にみたいな若造で、俺とサシで飲める奴も会ったことはないが、お前、本当に面白い奴だなあ。

 

お前、本当に、ただのサラリーマンか?

 

まあいいわ、さ!3人でトコトン飲むぞ!!!

アマミカムイ
アマミカムイ

ところで、ヤクザと警察官と普通のサラリーマンが一緒にいるのは変だと思うんですが、どうですか?この3人の絵図は?おかしくありませんか?

初老

お前なあ、この国を守るために働いているのは、警察もヤクザも同じよ!

 

まあ、片方は国家権力で守られているが、最後の最後に人を殺すのは難しいのが「警察」で、最後の最後まで「人殺し」ができるのが、「ヤクザ」なのよ。

 

この世の中には、「殺さないとダメな奴ら」もたくさんいるので、その点だけは同じ気持ちよ!

 

つまりな、警察もヤクザも日本を守る心は、同じだってことよ!

 

まあ、庶民はみんなヤクザを嫌うけど、もし、この日本に「ヤクザ」がいなくなったら、一気に海外のマフィアやシンジケートが入り混んでやりたい放題よ!

 

だから、こうやって日本を守るための場所を俺が提供しているのさ。

 

ま、お前だったらいつでも好きな時に来て、鉄砲を撃っていいぞ!

 

本当なら、この場所を使うショバ代は高いんだが、お前は気に入ったので、お前だけはタダでいいぞ!

 

さあ、飲もう!飲もう!

・・・・・・・・・・・・・・・

こんな体験をした後、もらった銃は家に持ち込めないので車に隠しておきましたが、実家の芦別の山で1発だけ撃ってから、スーパーの店員が持っていてはいけないものだと思ったので、豊平川の橋の上から捨てました。

最後に、1発だけ弾を川に打ち込んだ音が大きすぎて、慌てて家に帰りましたが、近所で見ていた人が通報したようで、翌日、警察から電話が来ました。

すぐに、あの「マル暴四課の課長」さんに連絡をして、全てを丸く収めてくれました。

この世の善悪を「あなたの価値観だけ」で見ないで下さい。

要は、本気で素直に人に向き合える覚悟があるかどうかです。

人生は、一度キリ!悔いのない人生を生きましょうね!!!

 

 

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