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ニワトリの飼い方を指導した3歳児

以前、👉「ニワトリと喧嘩した幼稚園生」でご紹介したように、私は幼稚園の頃から「ニワトリの飼育」を担当していました。

飼育というより、「ニワトリと対話した教育」ですが、ニワトリの社会も人間の社会も同じだと思ったので、徹底的に、「褒めて指導」を繰り返しました。

私が餌をやりに行く足音が聞こえると、ニワトリが一列に並んで待っているし、体が小さいニワトリを前に押し出して、「あなたも早く大きくなりなさい」と家族のように仲間を育てる姿を見て、「いつも自分のことしか考えない人間のほうがバカだ」と思いました。

毎日、綺麗に二十羽の鳥が20個の卵を産むので、いろんな食べ物を食べさせながら、味がもっと美味しくなるように工夫していました。

そんなある時、近所でにニワトリを飼い始めたご夫婦が私の家にやってきて、「卵を売ってくれ」というのです。どうやらご近所から分けてもらった我が家の卵を食べて「味の違い」に驚いたそうです。

「同業者には情けをかけなさい」と母から言われているので、無料で子供たちの分も入れて5個、進呈しました。

お母さんが、「ニワトリの担当」はあなただと聞いたけど、あなたは、ニワトリに何を食べさせているの?

と聞くので、自分の経験を全て教えた数日後、また、その家のオバさんがやってきて・・・

一度、うちの家のニワトリを見てちょうだい。

 

あのあと、言われたとおりに残り物の野菜のクズをあげても、全然、卵を産まないので、他に何が原因かを見てほしいの。

と言うのです。おばさんの家は、200m先にあるので一緒に着いていくと、お礼にオバサンが赤いリンゴを一個くれたので、それを持ってニワトリ小屋に行きました。

ニワトリ同士が揉めていて、「どうする?どうする?」とバタついていました。

「ニワトリの心を読める人間」に初めて会ったニワトリたちは、敵か味方かを言い争っていました。

アマミカムイ
アマミカムイ

あのね、ニワトリさんたち。

 

僕が敵か味方か相談しているみたいだけど、意味がないと思うよ!

 

だって、あなたたちが思ったことは全部、僕に筒抜けなので、何も隠せないから諦めて、卵を産まない理由を教えて下さい。

あなたみたいな人間は信用できないわ!

どうしてニワトリの声が聞こえるの?

 

私はそういう人間は信じないことにしているの!

ねえ、みんなもそう思うでしょ!

ははーん、こいつがボスか!・・・、どうするかな???

 

そうだ!ねえ、ニワトリさん、ご相談があるんですが、もし、卵を産んでくれたら、この美味しいリンゴを食べさせてあげますが、いかがですか・?

何、あなた!リンゴ1個で私を釣ろうってこと!!

私、絶対に産まないからね!ね!みなさん!!!

コイツ、頭の悪いPTAのババアと同じだ!と思ったので、どうするか考えていると、一羽のニワトリがポロッと、卵を1個生みました。

その勢いのせいか、次々に卵を産むニワトリが増えて、合計6個の卵を産み落としました。

ニワトリ小屋のドアを開けて卵を取ろうとすると、その家のおばさんが・・・

マナブちゃん、気をつけてね!

 

このニワトリたちは、私が卵を取ろうとすると、飛びかかってくるので、いつも、このホウキで払いながら卵を取るの。だから、ほらこのホウキを持って入りなさい。

ははーん、卵を産まない理由がわかりました。

きっと、このオバさんは、「ニワトリが嫌がることをした」とわかったので、ニワトリさんたちに聞いてみました。

あなたに言う必要はないと思うけど、一応、お答えします。

 

ここのオバサンは、なんと!私たちが産んだ卵を、私たちの食べ物に混ぜたので、知らずに、卵を食べてしまいショックなんです。

 

自分が産んだ子供を食べることが、どんなに苦しいかを知らないから、みんなで「卵を産まない運動」をしていたのに、さすがにお腹の中に卵を入れっぱなしは苦しいので、さっき、あなたのリンゴを見せたせいで、産んでしまったじゃないですか!

 

どうするんですか!ここまで頑張ったのに!!!

ニワトリたちは相当、怒っていますが、一番、怒っているのが、この「ヒステリーニワトリ」なので、そのことをどうしたらいいのかをニワトリ全部と話し合いました。

結果的に、「人間として最低なことをした時の態度でお詫びをしてほしい」と言われました。

家のオバサンを呼びに行って、私はこうお願いしました。

オバサン、どうしてニワトリの卵を餌に混ぜたりしたんですか?

 

ニワトリたちは、自分が産んだ卵を食べてしまって頭に来ているので、まず、その理由を教えて下さい。

いやあね、あなた見てたの?

 

実際は、売れ残った卵が腐るので、腐った卵を餌に混ぜただけで、ニワトリたちは怒るの?

そんなことで・・・。

オバさん、申し訳ないですが、言わせて下さい。

 

まず、「自分が産んだ子供」を自分が食べたと思って下さい。

 

それは、相当、ショックなことのはずです。

 

それに、「卵を腐らせた」と言いましたが、普通に外に保管していれば、卵は腐ることはないんですよ!

 

まさか、家の中で保管していたんですか?

だって、もう、寒くなってきたので、家の中は暖房で暖かいから腐るのよ!それ以外に、保管方法はあるの?

ニワトリの卵は保温力が強いので、真冬の雪の中でも「黄身は凍らないし、死なないのですよ!」

 

そんなことも知らずにニワトリを飼っていたなんて、とても悲しいです。

 

どうか、このニワトリさんたちに「土下座」して謝って下さい。

 

細かいことは僕が直接、お詫びするので、まず、ここに座って土下座をお願いします。

オバサンは、嫌々ながらその場に座り、頭だけチョコンと下げたので、こう言いました。

それは「土下座」ではありません!

 

我が家は武士なので、礼儀作法を徹底的に教わっていますので教えますね。

 

両手の手のひらをきちんと土につけて、背中を伸ばして、顔をまっすぐにして、地面スレスレに頭を下げた時の状態を「土下座」といいます。

 

僕が見本を見せますので、そのとおりにして下さい。

お願いします。

自分で地面に座り、両手をついて、頭を下げて、ニワトリさんたちにこれまでの非礼をお詫びしました。

後ろで座っているオバサンがきちんとした土下座をしていないことは、霊視でわかりましたが、怒るのも嫌なので、自分が「人間の代表」として、ニワトリたちにお詫びしました。

その様子を不思議そうに見ていた他の鳥たちは、私の声が聞こえたみたいで、一斉に、後ろに下がって固まっていました。

一羽だけ、偉そうにドンと真ん中にいる「ヒステリーニワトリ」を除いて・・・。

他のニワトリは、もう、卵を産むと思ったけど、この「ヒステリーニワトリ」だけは面倒臭いタイプなので、お婆さんにこう言いました。

オバさん、この大きなニワトリを1週間くらい僕に貸して下さい。

 

僕の家のニワトリと一緒に生活させて、再教育しますので。

大きな「ヒステリーニワトリ」を脇に抱えたまま、我が家のニワトリ小屋に入れると、一斉に、全てのニワトリが嫌な顔をしました。

どうしてそんなに嫌うのかを聞いた時、卵の頃から一番、自分勝手で、他のニワトリの卵に、自分の殻の硬い部分をぶつけて割っていた卵だと教えてくれました。

そして、このニワトリの親も同じで、代々、「周りに迷惑をかけるニワトリ」だから、どこの家にもらわれるかをニワトリの親たちも見守っていたそうです。

つまり、先祖、代々、「自分勝手なニワトリ一族」だと分かったので、対応方法を考えました。

人間も同様で、問題を起こす一族は代々、問題を起こしますし、他人に迷惑をかけ続ける一族も同じなので、特別に、ニワトリ小屋の中に仕切り板を入れて、一羽だけ隔離しました。

あまりに太り過ぎの原因は、他のニワトリの餌を奪って食べていたこともオバサンに聞いたので、しばらくは水だけにして、餌はあげないことにしました。

数日、水だけ与えていると、餌が欲しいと泣き叫びますが、「家族にも無視して下さい」と言っておきました。

毎日、朝から晩まで泣き叫ぶので、水をぶっかけたり、毛布で包んで、声が聞こえないようにして「ヒステリーニワトリ」が静かになるまで待ちました。

3日間、ずっと、そのままにしていたので様子を見にいくと、ぐったり、横になって寝ていたので、少しだけ餌を与えて水を飲ませました。

気がついて、怒って僕の手をくちばしで突っついたので、それからまたスマキにして放置しました。

・・・・・・・・・・・・・・・

本当に、「ヒステリーニワトリ」は人間と同じなので、私は容赦無く、人間の女性でもスマキにしますのでご注意下さい。過去に数名、スマキにした女性もいましたが・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・

しばらくすると、大人しくなったので、毎日、列を作って僕が餌を持ってくるのを待っているニワトリたちの一番後ろに置いて、「順番に食べないなら、また、スマキにするからな!」と言って体が小さいニワトリから順番に餌を食べさせました。

「ヒステリーニワトリ」の番が来た時、偉そうに胸を張ったので、一発、「ビンタ」して壁に吹っ飛ばしてやりました。

それでも餌が食べたいのか、ズルズル体を引きずってきたので、少しだけ餌と水をやりました。

絶食後の餌の食べ過ぎは、胃袋に負担がかかるので、水も一度、沸かしてぬるま湯で飲ませてあげました。

手のひらにぬるま湯を少し乗せて、飲ませると目がトロンとしてきました。

「いい子になれよ!いい子にしないと、いつでもスマキにするから覚悟しろよ!」と言っておいたおかげで、預かって5日目でいい子になりました。

もうオバサンの家に連れて行こうかと思っていると、グットタイミングでオバサンがやってきて、うちのニワトリ小屋の中をみました。

あれ?私の家のニワトリはどこに行ったの?

食べちゃったの?

食べる訳ないじゃないですか?

オバさん、あれですよ!

体は大きいけど、細身のあのニワトリが、オバさんの家のニワトリですよ!

どうぞ、持ち帰って下さい!

どうして、あんなに小さくなったの?

 

もう少し大きくしてから食べようと思っていたのに、残念!

 

また、あのニワトリだけ大きくするから、もう余計なことはしないでね!

「人間の欲望」はわかりますが、食べるために飼育していたニワトリと、卵を産むためのニワトリは「心」が違うので、本当に人間は自分勝手な動物だと思いました。

もし、人間がニワトリ小屋に入れられて「食べる対象」で餌を与えられて、大きなニワトリに人間が食べられたら、どんな気分なのかを想像してみました。

恐竜時代に人間を食べた種族の生き残りは、「人間の味」を覚えているので、最後の最後に、人間は動物たちに食われるのは仕方がないと思いました。

牛、豚、ニワトリ、羊、山羊、など世界の人間たちは、「食肉用」で動物を食べることを当然と思っていますが、実は、動物肉を食べると、体から「動物臭」が出るので、人間を襲う動物は、必ず、自分の種族を食べた人間から襲います。

それが地上動物であっても、空を飛ぶ動物でも、「生きるルール」なのを忘れた人間は、必ず、動物に食われて死ぬことになるでしょう。

私は自分が飼っていたニワトリが卵を産めなくなって殺されたのを見てから、一切、ニワトリの肉は食べませんし、西暦2000年に「解脱」して一番最初に食べるのをストップされたのは、牛の肉だし、馬の肉だし、最後は、豚の肉も食べられなくなりました。

それから20年間、四つ足動物の肉は口にしていませんが、全然、問題なく健康だし、綺麗な腸だし、動物臭い体臭もないし、加齢臭もありません。

実は、「加齢臭」は「食べた動物の肉の波動」で作られた細胞の匂いが、首と耳の辺りから出る匂いなのです。

猫や犬の死んだ動物の首の後ろや、耳の後ろの匂いを嗅げば、すぐにわかります。

動物が死んで臭くなるのは、死んだあと、他の動物に体を食べられないように一番、大事な「聴覚」から腐るようになっているのは、人間も同じなのです。

だから、人間の香水は、昔から耳の後ろに香りを吹きかけるのです。

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もう良いだけ「四つ足動物」を食べた人間は、四つ足動物を食べるのをやめないと、突然、「動物たちが人間を襲う事件」が世界で多発することになるでしょう。

「全ての生命体の意識」に指示を出せる私の「最後のアドバイス」ですので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

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ご注意)「ブロイラー卵」の生産者から教わったこと

大きな小屋のゲージに入れられた数千羽のニワトリたちの卵は、もっと安く売られ「ブロイラー卵」と呼ばれていますが、絶対に食べないで下さい!

小さい時からゲージに入れたまま育てるので、ストレスも多く、その「ストレス源」が卵の味になりますので、その味を改良するために人工的な薬を定期的に飲ませているからです。

栄養価ではなく、「精神的に不安定になるストレス源の成分」が入っているので、ゲージで育てられたニワトリは普通の平飼いのニワトリの1/3の寿命しか生きられないのです。

つまり、薬づけの「ブロイラーニワトリ」の肉は、もっとも安い手羽先肉として世の中に出回っていますので、どんなに味付けしても、細胞全てが「薬漬け」なので匂いが臭いし、人間の寿命が短くなりますので、健康で長生きしたい人は、購入する時は安い卵は買わないようにお気をつけ下さい。

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