1. HOME
  2. ブログ
  3. 1989年〜内閣府特別上級国家公務員・防衛省特別統合幕僚長・警察庁特別捜査官(警視正)
  4. 【外務省】日米交渉を解決!お礼にNASAの宇宙探査ロケットを日本で展示

【外務省】日米交渉を解決!お礼にNASAの宇宙探査ロケットを日本で展示

30年前、知り合いの官僚の鈴木◯康から電話があり、東京の晴海埠頭で、「NASAの月面ロケットを展示しているので観に来て下さい。」と、チケットが送られてきました。

日米交渉がうまくいったお礼に、急遽、アメリカから出た提案だったので、国際電話で「どこかに、ロケットを飾れるバカ広い場所はないですか?」と聞かれたので、毎年、ダイエーが晴海埠頭で大きなタンカー船を一艇借り切って、北海道の新鮮な野菜を販売していたことを思い出したので、ロジスティクスの筆頭取締役を紹介して実現した結果だからです。

ちょうど、組合の会議もあったので、「晴美埠頭」にロケットを観に行くと、小さな円錐形の三角形ロケットがひとつだけ、展示してありました。

そこに、鈴木◯康がやってきて、ドヤ顔で「すごいでしょう!」と言ったので、

「こんな小さなロケットじゃなくて、あの縦型な大きなロケットを見たかったのになあ・・・。」

と言うと、ムッとした彼は、「ここまで持ってくるのに、大変な交渉したのに・・・」と半泣きでした。

じゃあよ、誰なら日本にロケットを送る許可を出せるんだ?

アメリカ合衆国大統領首席補佐官の

ジェイムズ・ベイカー (国務長官)

です。

なら、そいつに「最高の接待」を日本でしろよ!

先に、何が要望が聞いてから、口にした全てを叶えてやれよ!

 

どうせ、政治的に日本に来ても、自由に遊べないはずたから、あの地下の「秘密クラブ」を貸し借りにして最高のサービスをしてやれよ!

俺は今、春闘で忙しいから、お前、頑張れな!

 

俺、実は、交渉はプロなんですが、「夜の接待」は苦手なんです。

いつもなら、そういうサービスは、部下に任せるのですが、大統領補佐官が来るなら僕しかできません。

でも、わかりました、やってみます!

 

4月初に無事に、春闘の妥結率が出たので、一安心していると、鈴木◯康から、また、連絡があり、こう言いました。

吉岡さん、アメリカ大統領補佐官がやっと来てくれることになったので、一緒に、接待の席に来てくれませんか?

俺はもう連日連夜の泊まり込みで、やっと、春闘を妥結に持ち込んだので、もうしばらくは、ゆっくり過ごしたいので、お前が一人でやれよ!

ま、暇な「元委員長」を行かせてやるので、あの人、女の扱いも、偉い人の扱いも上手いので、お前の右腕になると思うぞ!

わかりました、ありがとうございます。

じゃあ、元委員長と一緒に頑張ってみます!

 

夜も、頑張るんだぞ!

夜を気持ちよく接待すると喜ぶのは、男も女も同じだからな!

 

僕は、そこは無理なので、元委員長に頑張ってもらいます!

じゃあ、ありがとうございます。

元委員長の携帯番号を教えて、「無事に、接待できました!」と報告があり、内容を聞いて驚きました。

アメリカ大統領補佐官の接待、ご苦労様!

ところで、どんな接待をしたんだ?

えーと、まず、最初に「日本の芸者を30人呼んで欲しい」と言われたので無理だと言うと、「せっかく自分が行くのにできないのか?」と言われて怒られたので、「元委員長」に電話して相談すると、「夜の女を30人、連れて来て和服を着せれば問題ない」と言われて、そのとおりにすると、とても喜んでもらいました。

 

それと、あなたに言われたとおりに、日本酒の最高に高くて美味しいものをずらっと並べると、アメリカ大統領補佐官は、ビールジョッキに日本酒を入れてゴクゴク飲むので、ほんと、あの大きな体だからできることなので、付き合うこっちは大変でした。

ちなみに、俺が頼んだ、大きなロケットの話はうまく行ったのか?

それがその・・・、まだ、交渉中で大変なので・・・、もうしばらく待って下さい。

じれったい男だなあ、スパッ!と決めろよ!!!

 

いいか、じゃあな、今度は「奥さんを同行して、二人で日本に来て下さい!」と交渉しろよ!

 

アメリカもイギリスも、大事な会議のあとに、必ず、奥様を紹介しあって「信頼の証」とするので、お前の奥様にも綺麗なドレスを着せて紹介し合えよ!

 

孫にも衣装かもな?(^^)

それなら大丈夫です!

うちの奥さんは、綺麗だし、可愛いし、とても頭がいい奥さんなので、官僚を数年やったあと、すぐに僕が手を付けて子供を産んでもらいました。

お前、そういうことだけは手が早いというか、あそこが早いというか、まあ、いいけど、うまくやれよ!

今度は絶対に、大きなロケットを持って来させろよ!

それはわかっているのですが、今回は、奥様とお二人で来られるので、僕一人では無理なので、吉岡さんも東京に来て下さい!

 

お二人のタイムスケジュールを組むのは私ですが、臨機応変に対応できる部下がその時、他の国に行っているので、ぜひ、「官僚の代わり」としてお願いします!

それって、俺が「官僚の仕事」をするってこと?

そんな簡単に「官僚」になれるわけ?

俺、英語、話せないよ!

大丈夫です!

あなたが僕のことを「スーパーキャリア官僚」と呼んでくれるように、実際に、僕は全てを決定する「権限」を持っていますし、「上級公務員」の資格よりさらに上の「最上級役員」の資格も持っているので、どこへでも自由に出入りできるし、命令できる人間なので大丈夫です。

へえー、じゃあ、行くけど、通訳は可愛くて、綺麗な女の子を頼むね!

オッケーです!

さすが、どんな時にも「綺麗な女の子」のことを考えるその「脳みそ」をお借りします!

・・・・・・・・・・

実際に、交渉がうまくいって、「極秘会議」の名目で、「大統領補佐官ご夫婦」が専用ジェットでやって来ました。

 

でも実は、私が会った男性は、大統領補佐官ではなく、その彼を支えているプロの政治家で、名前は、「ジョン・ボルトン」と言います。(通称:ジョン)

ジョン・ボルトン

・・・・・・・・・・

大きなパーティをすると、政治家やマスコミや日本全体にばれるので、東京から離れたひとつのホテルを借り切って、「最上階を、ジェイムズ・ベイカー大統領補佐官と、ジョン・ボルトン氏のフロア」、その下のフロアを「大統領補佐官の奥様のフロア」にして、自由にさせてあげました。

実は、ジョン・ボルトン氏のお二人の「不仲説」はあるスジから聞こえていたので、絶対に同じフロアにすると「揉める」とわかっていた私の配慮でした。

・・・・・・・・・・・

1階の玄関ホールの全てのデザインを変更し、ど真ん中に、池坊専永にお花を生けてもらい、2階に上がる階段に飾る絵もオブジェも全て変更させて、2階のパーティー会場の入り口には、アメリカで人気がある有名な日本の映画俳優5名とアメリカの映画俳優5名づつをずらっと並べて、日本食の寿司を中心に、果物や和菓子など、「日本人が一番、美味しい」と思うものを全てを取り揃えました。

・・・・・・・・・・・・

最初の「ファーストパーティー」は、アメリカの全ての美味しいものを取り揃えてお迎えするのが礼儀ですので、次の「セカンドパーティ」は、全てのテーブルを和食に一気に切り替えるのは、国対国のパーティでは「当然のマナー」だからこそ、私が日本の食べ物を担当して、日本酒も最高のものを取り揃えました。

予算は「青天井」だと言ったので、数千万円、かかったと思います。

「私には法外な金額だ!」と言うと、

「安い方ですよ!世界の国を回る時の接待費は、ひとつの国で毎回、1億円を軽く超えます!」と教えてくれました。

まあ、それで「国の安全」が買えるのなら、安いものだと思いました。

・・・・・・・・・・・

さて、「問題の大きな月面ロケット一式」は、どうなったでしょうか?

 

実は、あまりに大きい縦型ロケットだったので、「入る建物がない」と言うので、ダ○エーの関西のあるお店を改装中だと聞いたので、そのど真ん中に、長い縦型ロケットを展示する許可を頂きました。

 

株式会社ダイエーの中内功社長!ご配慮、ありがとうございます!

もうひとつ、月面で作業中の飛行士が休むための「小さな丸い展示物」があると聞いたので、北海道の札幌の冬季オリンピックの開会式で使った広い会場が空いていたので、そこに展示して貰いました。

また、東京の晴海埠頭に「円錐形のロケット」を展示したので、三箇所の展示物を1ヶ月ごとに入れ替えて、「3回集客できるための交渉」も私が担当しました。

・・・・・・・・・・・・・

NASAのロケット展示が終わった最終日、また、ジョンご夫妻が日本にやって来たのですが、前回のお詫びと言うことで、プライベートジェットで降りてきた時は、奥様と、本物の「アメリカ合衆国大統領首席補佐官」のジェイムズ・ベイカー 国務長官もやってきました。

ジェイムズ・ベイカー国務長官

男性二人は、京都・奈良の古都回りをしてもらい、本物の芸者と日本酒で接待しましたし、奥様は内緒で北海道のお連れして私が担当して接待しました。

ジョン夫妻と、ジェイムズ・ベイカー 国務長官は、私たち二人の接待がとても気に入ってくれたようで、「特別なお礼」として、大統領補佐官専用の「特別なプライベートジェット機」に乗せてもらい、アメリカのヒューストンまで一緒に行き、NASAのロケットの機体にも触れさせてもらいました。

※「絶対に、触ってはいけない!」と言われたのに、触ってしまい焦っていると、触れた私の菌がそれまで機体に付いていた全ての悪い菌を食べ尽くしたとすぐ報告があり、手のひらについている菌をごっそり、とられた経験があります。

 

大統領補佐官が乗る世界で最も早いプライベートジェット機は、上に飛ぶロケットエンジンを積んでいるので「音速」で飛びますし、普段の洋服のまま乗れる「世界最高速のジェット機」だと紹介されました。

スーパーキャリア官僚も初めて一緒に乗れたので、「これからの外交はうまくいきます!」と息巻いていました。

・・・・・・・・・・・・

嘘のような本当のような話ですが、私の体験したことは事実で、NASAの月面着陸ロケットが展示されたことはアメリカには「極秘」だったので、あっと言うまに、マスコミに流れた情報を止めて消したし、会場を使用した記録も全て消した早業は、「さすが官僚だ!」だと思いました。

 

最後に、今回ののお礼として、円錐形の古いロケットをひとつ、日本にプレゼントしてくれましたし、日本のJAXAの研究者たちが三箇所のロケット研究調査する「許可」も私が頼んでもらえたので、宇宙に飛んだ経験がある北海道出身の「毛利衛さん」をリーダーにしてもらい、種子島からたくさんの研究者たちがやって来ました。

「この時のおかげで、日本のロケット開発は50年、いや、100年早まった」と、毛利衛さんがおっしゃって下さいました。

個人的に毛利衛さんと会ってお礼を言われたあと、北海道の余市にある毛利さんが自分のお金で作った「宇宙科学館」に妻と二人で招待された時に、また、握手させて貰い、二人だけで色んな話をさせてもらいした。

日本に宇宙探査ロケットを展示するという「既成事実」を作ったからこそ、定期的に日本に宇宙探査ロケットが展示できるようになったのですが、このあと数年後の「官僚の交渉」が失敗したので、頂いた円錐形のロケットはお返しすることになりましたが、「定期的な展示」だけはアメリカが日本に恩を売りたくて、現在も続けています。

最後に、アメリカ大統領補佐官から個人的に、NASAでしか売ってない、150万円する大きなロケット模型をもらったので、ダイエー札幌の店長に差し上げましたし、奥様からは、とても大きな「アメリカ国旗とポール2本」が届いたので、日本国旗を足して、迎賓館に飾るようにスーパーキャリア官僚に送りました。

「事実は、小説より奇なり!」

日銀、副総裁よ、始動せよ!!

 

 

アーカイブ