思ったことを消すことはできません。預かることはできます。
解脱した2000年の最後に、言われた言葉を思い出しました。
思ったことを消すことはできません。
預かることはできます。
今、過去に消した記憶がバンバン、頭の中に思い出している理由も、このことだとわかりました。
つまり、いくら自分で思ったことや体験したことを忘れていても、実は、上にはきっちり、その記録が残されているし、自分が忘れたいと思う辛い過去や悲しい思いさえも、「預かることはできるが消えることは決してない!」という意味なのです。
自分勝手にしてきたことを忘れて、他人を責めたりする人をよく見かけますが、そういう人ほど、自分がしてきたことが辛いからこそ、厳しく人を批判します。
つまり、人を厳しく批判する人は、その人と同じ「辛い経験」をしてきた人だと思ってあげて、「幼い魂」だからこそ、子供のように許してあげて下さい。
親が子供に怒る時も、同じです。
奥様が、夫に怒る時も、同じです。
会社の上司や同僚や部下と言い争いになる時も、同じです。
つまり、自分が「完全に乗り越えていないテーマ」だからこそ、目の前で他人から見せられることや、知らされることが、嫌なのです。
つまり、感情が大きく揺れる時こそ、それは、自分が体験してきた過去だと思うように学んで下さい。
そう学ばなければ、永遠に周りの人を責め続けて、最終的に苦しくなり、孤独になるのは、「自分」です。
実際に、そういう人たちにたくさん会うことが多いからこそ、何度、指導しても自分を正当化して、自分の間違いを認めない人は、「この人、変われないだろうなあ〜」と思いながら会話しています。
「じゃあ、お前はどうなんだよ?」と言う人の声も聞こえてきますが、私も同様に、その当時の体験のやり取りを何度も何度も、生まれ変わってやっている「過去世記憶」を鮮明に思い出して、2度と同じ失敗をしないように努力しています。
これは反省するためじゃなくて、共に、同じレベルの人間と学び合い、助け合って、新しい未来にいる「新しい自分」になるための「通過儀礼」だと思っています。
つまり、この世で「出会う人」の意味は、すべて過去の関係を終わらせて、新しい学びにするために必要な「通過儀礼の相手」なのです。
あなたは、これまで何人の「許せない人」を人を許しましたか?
あなたは今、何人の人を許していますか?
最も許したくない自分の想いこそ、「自分のカルマ」だと気づいて下さい。
誰しも、自分のせいだと認めたくないからこそ、何度も何度も「生まれ変わりのチャンス」をもらっているのに、地球も人類も、全然、喜びには向かっていません。
だから、その最終判断をするのが、2023年11月11日なのです。
そのためには、まず、「自分が許せない相手を許す」ことから始まり、統合できない相手を「受け入れる」ことから始まります。
親が子供を許すのではなく、「子供が親」を許せるかどうかが、重要です。
そのことを気づかない人たちが、たくさん、今の時代を生きて家族問題を起こしています。
「恩」を受けていることは知っていても、どうしても許せない人がいる場合は、最悪の場合、相手を殺したいと思う人もいるでしょう。
それが、親を殺す事件であったり、親が子供を殺す事件なのです。
しかし、問題は、その家族ではなく、この記事を見たり、知った、「すべての人のための学び」だからこそ、あなたが学んでいない場合、永遠に、あなたは自分の学びを目の前に見せつけられ続ける人生になるでしょう。
「神の御技」は、まだ、人間を許している事です。
残された時間があるうちに、どうぞ、1日も早く気づいて下さいませ。